もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

サクラの旅 完 「廃屋」の巻

2010-05-23 21:57:24 | Weblog
 今日は終日霧雨。昨日までの暑さはなく、肌寒さを感じる。

 ところで、肌寒さというのは侘しさをともなう。
 今回は「サクラの花を追っかける旅」になったのだが、「廃屋」と出会う旅ともなった。
 以下の4軒の茅葺の家は、国道455号・340号・104号線沿いで見かけたもの。
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 大きな「南部曲り家」?。
 修繕に修繕を重ねてこられた主がいなくなった跡・・・
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 これも「曲り家」?。
 前にサイロの跡が残る。
 いずれも山の中の小さな集落の外れ。

 こちらは小さな町の中。
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 腰の曲がった老人が出入りしそうな雰囲気が・・・
 
 ここは集落の外れ。
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 すっかり人気はない。

 かっては、これらの茅葺の家にも青い煙が立ち上っていたことだろう。
 今はサクラを感じることもできなかった。

 これで「サクラの旅」を閉じる。
 

「ぼちぼち村」の畑うない(耕し)

2010-05-22 22:23:08 | Weblog
  朝から「ぼちぼち村」の畑へ。
 午前中、昨日の撒き残した部分に石灰を撒く。
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 12時半、石灰を撒き終わった。
 
 1時半に“うめんつあん”がトラクターでやってきた。
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 二言三言確認し合って、耕運開始。
86才になる“うめんつあん”の晴れ姿!<emoji code="a001" />
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 後姿も様になっている。

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 2時間かかって完了!去年より広い畑になった。 

サクラの旅 9 「弘前城」の巻(2)

2010-05-21 10:53:27 | Weblog
  弘前城は八重桜の時期に入っていると思うが、とにかく奥が深い!
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 2種の枝垂れが春の風に揺れ、
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 その奥には「正徳桜」が気品を漂わせる。
 
 「弘前城」で最も印象に残ったのは、水と桜の組み合わせだ。
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 いたるところに仕組まれている感じ。
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 土手沿いの老木の並木も、そぞろ歩きにはもってこいだ。
 
 たくさんの出店が並びごったがえしている中に、大音量で呼び込みをしている所あり。
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 なんと懐かしい「お化け屋敷」!<emoji code="a002" /> 
 子どものころ、夏祭りや師走から1月2月にかけて神社にやってきたサーカスには必ずつきものだった。
 小遣いがなく眺めるだけだったけど、
『さあさお客さん。「ろくろっ首」に「ヘビ女」見なきゃ一生の損だよ。お代は見てのお帰りだぁ~・・・』と呼び込みの名調子がカーバイトやするめの匂いといっしょに聞こえてくる。
 不思議だなぁ、細かいところまで思い出す<emoji code="a006" />懐かしいなぁ・・・
 
 この「お化け屋敷」今年で最後だと呼び込んでいた。

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 大急ぎの見物だったけど、また来たくなる「弘前城」となった。
 

サクラの旅 8 「弘前城」の巻(1)

2010-05-20 22:05:23 | Weblog
 道の駅「いなかだて」で昼食用の弁当とお土産に一升瓶いりのりんごジュースを買い、弘前城に向かう。
 市内に入って渋滞にあったが、大したことはなく、駐車場も苦労することもなく入れた。

 初めての弘前の「さくら祭り」、人の流れについて行くと、あった!<emoji code="a001" />
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 交差点を渡れば「弘前城」。
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 すぐ堀。
 満開を少し過ぎる感じ。

 お昼時。さくらの広場でたくさんのグループが弁当を広げている。
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 先客からベンチを一つ譲ってもらって「いなかだて」で仕入れた弁当を広げた。
 さくらの花びらが弁当の中に舞い降りてくる。
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 「一目千本桜」では味わったことのない光景だ。
 一度に散らすのではない。
 あっちの木で散ったかと思えば、こっちでという感じ。
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 それが次から次へと伝わっていく。まさに花吹雪簿オンパレード!<emoji code="a002" />満開のときでなくてよかった。

 ここでは、面でさくらを見ることができるのだ。
 だから1本いっぽんの木の花吹雪を見ることができたのだ。

 水辺と堀のさくらのコラボもいい。<emoji code="a001" />
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 花びらが水面を彩り、埋める。
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 花びらの中を行くオシドリ。
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 城と堀とさくら。
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 睡蓮の葉の花飾り。
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 花びらで埋まる水面を楽しむボートの群れ。

 さくら、さくら 一度では伝えきれない弘前のさくら。
 「サクラの旅」の締めくくりは、明日としよう。

  
 

<早朝“うめんつあん”から電話>・<またまた「しまった しまった!」

2010-05-20 14:39:58 | Weblog
  <早朝、“うめんつあん”から電話>
 先日、酪農家の弘さんが牛糞堆肥を撒いてくれた。
 それで今日、キノコ屋の“うめんつあん”が「ぼち村」の畑を耕してくれることになった。
 だが、雨が降り続いていて延期をするとの連絡。

 というわけで、昨日、あわてて冬越しの野菜を抜いた。
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 上がニンジン。下はゴボウ。いずれも割り箸ほどの太さ。
 種蒔きが遅かったため育たなかったのだ。実験と思えばよい。

 暑い雪の下でつぶれず、寒さにも耐え、ネズミにもかじられず冬を越せたのだ。
 ニンジンには甘味があり葉も食べられる。ゴボウも生で食べられる。

 「ホウレンソウ」は塔が立ち始めたが、まだ柔らかいので地上部を刈り取った。
 おひたしや油いためなどにすれば、まだまだ食える。
 ただ、女房が動くかどうかだ?<emoji code="a007" />理屈っぽいからなぁ・・・ 

 <またまた「しまった しまった!」>
 昨日の昼間までは上天気だった。
 それで、ほぼ完成していた「乾燥シイタケ」を最後の仕上げにと外に干して「ぼち村」へ。
 
 ところが夕方から雨。久しぶりのお湿りを喜んで帰ってきたのは午後7時過ぎ。
 そして、雨水をたっぷり吸って白くふやけた「干しシイタケ」を見つけたのは今日の昼前。
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 すっかり忘れていたのだった。ざんねん!<emoji code="a005" />
 明日はいい天気になりそうだが、元の乾燥状態に戻せるのか分からない。<emoji code="a004" />

 またまた「しまった しまった・・・」である。

「シロフジ」満開!

2010-05-19 11:12:55 | Weblog
  うす雲が広がり、柔らかい光が降っている。

 我が家の「シロフジ」は満開!<emoji code="a001" />
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 ウメやクワの木に巻きついて、そよ風にゆれている。
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 光に透ける乳白色は格別。
 

 食べごろでもある。
 テンプラにすると、しゃきしゃきした中に蜜の甘さをじわっと楽しめる。紫のフジも同じ。
 
 寂しいのは、ハチやアブたちの合奏が聞こえないこと。
 しんぱいだなぁ・・・<emoji code="a004" />
 

サクラの旅 7 「十和田湖回廊」の巻

2010-05-18 18:31:05 | Weblog
  今日は夏日になった。
 だから、5月初めの桜は葉桜だが、旅の締めくくりをしておきたい。

 4日の宿は「発荷峠」(はっかとうげ)。十和田湖を見下ろす展望所。
 まわりの山肌には残雪がいっぱい。
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 冷え込みを心配したが、狭い車中に3人なので問題なし。
 翌朝、6時前に起床。茶屋の裏の遊歩道ではフキノトウが顔を出していた。
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 その大きいこと!これが「アキタフキ」。宮城の3倍以上もあろうか<emoji code="a006" /> 朝もやの中に十和田湖を望む。
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 やがて十和田湖畔にでて、しばらく湖岸の道を進む。残雪はない。
 途中「キリストの墓」の標識。エツ?と通り過ぎ。引き返そうとすると女房からストップ。
 道端に「エンレイソウ」を見て、
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 ヘアピンが連続する急坂を上る。
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 周りは霧に包まれた雪の林。ライトをつけて走る。
 この山を御鼻部山(おはなべやま)という。展望台があったが、視界ゼロ。
 ここから下り、道端に「ミズバショウ」を見る。
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 里に下りていくにつれ、緑が増え、桜の花も咲き進む。
 脇を流れる川は、雪解け水で軽やかに流れ下っている。ただ水は緑っぽい?
 
 道の駅「虹の湖」でひと休み。
 公園の桜(オオヤマザクラ)は満開!
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 ダム湖の水の色も透明ではない。奥入瀬の渓流も入っているのに?
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 「浅瀬石川ダム」という。
 水の色が気になって、ダムの資料館に行って訊くと、全く関心を持っていなかった。
 
 これから最終目標地「弘前城を目指す。
  

講演会 NHK『坂の上の雲』をどう見るか

2010-05-17 21:59:54 | Weblog
  きやぎ2010年市民の憲法行事 講演会
   NHK『坂の上の雲』をどう見るか=「韓国併合」100年を考える=
                          講師 中塚 明さん

 昨日の午後、この講演会を九二一つあんと聴きに行ったのだが、会場を間違えてしまった<emoji code="a004" />
 その間違った所は、ドキュメンタリー映画「ゆたんざ未来世~知花昌一・沖縄読谷平和学」
の上映会で、その途中からだった。

 あれっ?と思ったが、韓国の留学生が出てくるし、途中から入って途中で出るのは悪いし、悪い映画でもないし。で、「おわり」となって受付けに確かめると、やっぱり違っていた。<emoji code="a005" />

 下の階のセミナーホールだ。 
 そこへ行って訊くと、あと1時間残っていると言うので、戻って九二一つあんに話をすると今からそこへ行くと言う。訳を話したら払い戻してくれた。申し訳なかったが老いの力だ。
 
 目的の会場は聴衆でいっぱい。立って聴いている人も多く、割り込ませてもらう。
 九二一つあんはイスに座らないと聴けないというので、譲ってもらって聴いた。
 90才に免じて通させてもらった感じ。ごめんなさい<emoji code="a007" />

 やっと落ち着いて聴き始める。 
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 時間は半分を過ぎていたが、まだ司馬史観批判の途中だった。
 
 レジュメを見ると、私が聴きたかったのは初めと終わりの部分。
 つまり、
 ○「韓国併合百年」の節目に、なぜNHKは司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』を放映?だ。

 それを説明するために、中塚氏は以下のように項立てていた。
 1.「視覚的なものに翻訳されたくない」と言っていた司馬遼太郎
 2.それをかえりみず放映
   ・総指揮「エグゼクティブ・プロヂューサー 西村与志木」
   ・俳優の「はしゃぎよう」
 3.『坂の上の雲』の最大の問題ーー司馬は韓国をどう書いたのか
   ・江華島事件や王后閔氏殺害などの事実を書いていない
   ・日本が朝鮮を侵略した事実、朝鮮の自主・独立の動きを書いていない
   ・生きている朝鮮人を何も書かなかった
 4.歴史が生きている韓国
   ・日本の植民地政策は、今も影を落とし続けている。
          一つの民族の命が回復されていないのだ。
 5.歴史に学ばないのかーNHK
   『坂の上の雲』ガイドブックより
   ・新たな歴史の偽造 「王后閔氏殺害」に日本人がかかわったことを一言も書かない
   ・俳優たちの歴史離れした発言

  ー日本のマスメディアは日本人をどこに連れて行こうとしているのかー
  と、締めくくった。     

 最初のところは聞けなかったので、録音のダビングを送ってもらうことにした。
  
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 「日韓併合100年 写真展から。

ああ しまった!勘違いの連続だぁ・・・

2010-05-16 22:15:21 | Weblog
 五月晴れ!
 今日は午後まで予定がびっしり。

 先ず、朝から「ぼちぼち村」のある不忘地区の年に一度の「取水場と浄水場」の大掃除。
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 若葉が萌え出した水源地。今年は、不忘地区に住み着いた牧師さん夫妻も加わって賑わいのある作業となった。

 天気に恵まれ、早めに終わる。午後は九二一つあんと大事な講演会。
 地区に唯一の食堂「ささ村」でラーメンをいただくのだが、時間との勝負!
 幸い一番目のグループで作ってもらいセーフ!<emoji code="a001" />

 「坂の上の雲を堂見るか」の講演を聴きに行くことにして、九二一つあんと待ち合わせている「JR槻木駅」へ大急ぎ。
 15分前に到着。 ここまで順調!

 仙台駅に着いたら会場の確認。
 駅の近くだと思っていたけれど、交番で訊いてようやく分かる。
 な~んだ。一番町の角のビルの中。日ごろ山の中にいるとこんがらがってしまうのだ。

 次にタクシーに乗ったものの、仙台は「青葉祭り」の真っ最中。
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 「すずめ踊り」のパレードが続き、遠回りすることになる。
 更に、ここから感違いが起こる。

 会場をまちがってしまったのに気付かず1時間。<emoji code="a004" />
 反原発の仲間が入ったので、ここだと思い込んだこと。
 沖縄の戦場跡を見学する留学生を扱ったドキュメンタリー映画が上映されていて、韓国の女子学生がでてきたので、二人して終了後講演が始まるものと思い込んだことによるもの。

 今夜は眠くなったので、講演の紹介は明日にする。
 

会いたいと思ったときが、会い時だ!

2010-05-15 22:09:58 | Weblog
  昨日送った山菜、届いたと連絡が入る。<emoji code="a001" />
 
 川崎市のOさんからお昼過ぎ。
 調理方法を教える。
 こちらでは当たり前の食材だけど、都会の人には珍しい物だから・・・
 (発送が、受付け締め切り間際になったのでメモ書きを入れることができなかったのだ。)

 東京・浅草のFさんは留守の間に電話が入る。
 Fさんとは30年以上会っていない。
 年賀状のやりとりと、1・2度の電話連絡だけだった。
 (その気になれば、いつでも会えると思っていたのだった。)
 
 夜、声を聞きたくて電話を入れる。
 先ほど、浅草の三社祭から帰ってきたところだと元気な声。<emoji code="a001" />
 心臓の大手術をして自宅療養に入ったところだそうだ。
 
 人は誰でも、いつどうなるか分からない。
 『会いたいと思ったときが、会い時なのだ!』と、心に刻みなおしたのだった