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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

“うめんつあん”の好奇心、まだまだ旺盛!(ハス苗もらい)

2010-05-12 14:59:55 | Weblog
  きのこ屋の“うめんつあん”は、去年から隣の地区(七ヶ宿町横川)の県道わきに咲くハスの花がきれいだと欲しがっていた。

 それで、そこの地区で酪農を営み町議をしている友人のSさんに相談したら、『ケチでない人がよかんべ』と横川集落(以前は茅葺の家々が並ぶ小さな宿場だった)のKさんを紹介してくれた。
 
 昨日から降り続く冷たい雨なのに、『これくらいならもらいに行くべ』と言う。
 しかたがない。86才の“うめんつあん”が言うんだ、軽トラに乗せて連れて行く。

 Kさんは、こたつに入ってテレビを見ていた。
 挨拶をすると、『すきなだけ掘っていってけらい』とハス田に案内してくれた。
 DSCN7659.jpg
 1反部ほどの休耕田いっぱい広がっていた。
 ここは、標高500メートル以上の積雪地帯だが、もう芽が伸び始めていた。

 “うめんつあん”は肩まであるゴム手袋を準備していた。白い長靴も新品だ!
 DSCN7658.jpg
 小雨の中、どろ田の中に手を突っ込んで、初めての蓮根掘りに夢中になっていた。
 蓮根がどう伸びているか分からず手間取った。 
 背中は濡れて冷たくなったが、スチロールの箱2つ分いただいた。

 家に帰った“うめんつあん”は、自宅脇の池に植えると運んでいった。
 池にはヒキガエルの帯状の卵がうじゃうじゃと産まれ、深みでは鯉が暴れていた。

 “うめんつあん”の好奇心とやる気は、まだまだ旺盛!<emoji code="a002" />