花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

瘡の王

2007年04月11日 22時54分44秒 | 春夏の花
まだ茂らない林の中で黄色い花が藪の中に咲いていた。
蛇苺かと思ったが、これはクサノオウという凄い名前の草である。

芥子の仲間で、薬草としての効果が高いらしい。
晴れていた空がにわかにかき曇っていくなかで、美しくも薄気味悪い雰囲気があった。


ところで、基本、一眼の方には望遠レンズを付けているので、不意に良い風景に遭ったときにポケットサイズのワイドレンズなカメラが欲しいと、このとき強く思った。
カバン広げて替えレンズをガチャガチャやっているうちに気分が飛んでいくことがあるからだし、天気が悪いとそれも出来ないし、pro1はやはりそれなりの荷物になるからだ。
そういうわけで、高級デジタル一眼用Foveonセンサーを28mmズームなしの小さいボディに詰め込むシグマDP1(発売日未定)を本気で考えていたところ、リコーのGX100というのが24mmからの3倍ズームで1cmマクロもokという変態的スペックを備えて再来週には発売になるという。
実用性のGX100か、夢いっぱいのDP1(発売日未定)か、実に悩むところだ。
迷っているととても豊かな気分になるが、今度は流石に両方は買わない。