花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

山吹 2

2007年04月22日 22時27分39秒 | 春夏の花
水面に写りこんだ、というのはベタなものだが美しい八重咲きのヤマブキの花。

デジタルだと一工夫しないと上手く撮れない。これは一工夫したので上手く撮れた。
アナログの場合はやはりずいぶんダイナミックレンジが広いのだろうか、この画像はスキャン&色調整で一部黄色が潰れているが原本は全面的に諧調が残っている。

デジタルで比較用に
と思ったが日が陰ったのであまり比較にならない写真。

それにつけても、α9xiのあのファインダーは良かった。STFは元来アレで使うべきものであることがよく分かった。

無題

2007年04月22日 19時14分24秒 | Weblog
さて、本日は昨日購入・試運転したカメラの次元の違う素晴らしいファインダーなどについて激賞する予定であったが、そのα9xi、一晩寝て、起きたら、壊れていた。
古いとはいえ92年式なのだから、そんな骨董的なものでもないはずなのだが。
スムーズに返金して頂けたのはせめての救いだが、出鼻を挫かれるとはこの事だ。
あのファインダーを一瞬使わせて取り上げるなんて蛇の生殺しだ。
ひょっとしてデジタル専用レンズを装着してみたのが原因かとも思ったが、類例がネットに報告されてないのでわからない。
症状は、電源をつけるとシャッターが切られて、その後シャッターボタンを押しても反応しないetc.

以下は、その形見となったネガフィルムを99年式のスキャナでフィルムスキャンしてみたもの。
フィルムは実験用だったので1個100円だったコニカミノルタのiso400。
STF
デジタルのフルオートでは、まず露出が上手く行かない山吹の花だが良いように写っている。
スキャナがダメだが、お店プリントしてもらった分は赤すぎる以外非常に美しく仕上がってくれた。
自分としては、お店現像やスキャナの理屈は分かっていないので、実際のところがもうひとつ分かっていない。
28mm、たしかF11くらい
椿の花と、咲きかけの躑躅のトンネル。
お店プリントのはコントラストクッキリシャープな仕上がりだが、これくらいだったかなとこちらでネガから調整。なんて言うととてもカッコいい。
スキャナはダメだが、ハイライトもシャドウも、諧調が良く出ている。

両方とも端が赤茶けているのは、プリントの時にはカットされてる部分。
計算して撮ってるのに結構勝手に切ってるのな。


等とやっていると、微妙に飽きの気配が漂ってきた頃に目新しくなかなか楽しく、やはり探して買いなおして更に踏み込むべきか、それより他に何かやるべきことがあるんじゃないのか、と悩みの種を無駄に増やしてしまったこの週末であった。




MINOLTA α-9xI

2007年04月22日 01時42分51秒 | Weblog
血迷ってみた。
銀塩一眼レフ。α 往年のフラッグシップ。

動機は、立派なものをいくつか後付けで考えたが、要は、E410とGX100にかきたてられた物欲が今ひとつ不完全燃焼でモヤリとした気分に、このありえないスタイルがガシッと来たことによる。
xiでない方のα-9のようなカメラなら今後もデジタルで現れるだろうが、このスタイルの復活は昨今の事情から、まず考えられない。
内蔵ストロボの無い形ならEOS5Dでも時期αフラッグシップでもだが、モードダイヤルすら廃したスベッと感は特筆に価する。


以前にも書いたと思うが、今以前に使ったフイルムカメラは写ルンですを1,2度触った程度で、基本的には、このまだるっこしさがダメ。
撮ってから現像に出して出来上がってくるまでのお楽しみ、などといっている間に、まだっるこしいというかまだっるっこっしいと言っている間にゲシュタルト崩壊する感じがダメで、デジカメに魅力を感じたのはその掟破りに爽快感を感じた事によるところが大きい。

そんなこんなで、数ヵ月後にはインテリアと化していてもそれは問題ない。



MINOLTA α-9xi

2007年04月22日 01時41分07秒 | Weblog
ということで優美なデザインを持つこの物体を手に入れたのであるが、実用品として扱うにはレンズ込みで見る必要がある。のに気付いたのはショーケースからこれが取り出された瞬間のことであった。

SONY135mmF2.8[T4.5]STF
ソニー製のSTFは、この写真だと結構なように見えるが、フードをつけると変に間延びしたように見えて、使用感とは別に見た目感は良くない。

KONIKAMINOLTA DT11-18mm F4.5-5.6D
デジタル専用レンズではあるが、ワイド端のときに四隅が切れるのと、フードの先まで写ってしまうだけで、13-18mm超ワイドレンズとして問題なく使える。
シルエットは問題ないが、コニミノDTレンズの銀リングが何故かチャチっぽく見えてしまう。

SIGMA aspherical 28mm f1.8
鏡胴を覆うゴム皮が擦り切れて使用感満点になってしまったレンズだが、バランスが最も良く、非純正ながら実はこれが一番似合ってしまった。

MINOLTA AF MACRO 50mm F3.5
手持ちの中では一番小さいレンズで、このボディにはたぶん小さいレンズが似合うと思うのだが、太さの割に結構長さがあるのでちょっとアンバランス。
水色の字がチープ。

Tokina AT-X AF 100 MACRO internal focus
STFを買って正直要らなくなったレンズだが、クラシックな外装がこの本体に良く似合う。ただ、残念ながら需要が無い。

MINOLTA AF REFLEX 500
これも100-400APOを買ってから、重い割に不便なので使いどころの難しいレンズだが、ツルリヌルリとしたカタチがとてもよく似合う。
似合うが、超望遠域はデジタルの独壇場であると思う。

MINOLTA AF APO TELE ZOOM 100-400/4.5-6.7
悲惨なほど似合わない。