花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

東大寺修二会 お水取り 3

2008年03月12日 23時53分16秒 | 秋冬の風景
まだ日のある時間の写真。
スタンバイ状態の松明。
青々としているが燃やしがいのありそうな塊である。


奈良といえば今、話題沸騰中のキモ小坊主が見られるかと思ったが、流石にまだだった。
アレはねー、だいたいマスコットキャラクターというものは出来るだけ着ぐるみの再現性のためや居住性などから丸っこく線の少ないデザインになっているものなのに、作者の反論ページ見たら「フツーじゃないデザインした俺ってスゲー」みたいな事が書いてあって、そういうのは修行時代の小坊主であれば師匠から「フツーなものにはフツーになるべき理由があるんじゃー」と3時間ほど主に人格面を罵倒され続けるのがお決まりなのだがああいう円熟の大家が素人衆からボカボカに言われるのがネットの凄いところ。あれこそ感情の爆発の芸術だ。

そのキモ太郎はいなかったが、しかし「北海道から奴がやって来た!」ご当地限定版【まりもっこり】奈良・鹿もっこりバージョン”グッズが売ってあって、なんだアレ。
既にグッズ界では先んじて軍門に下っていたとは知らなかった。
いっそ、遷都祭のキャラもアレにしたら良い。
調べたら、京都のは新撰組もっこりであるらしい。
閑話休題。



そんなこんなで悠久の、あをによしのならのみやこの夕景。
これから松明の走る二月堂から大仏殿などを望んで。
春霞か黄砂の靄か。

この日は日が暮れても暖かで、普通に見物することが出来てありがたかった。
あと、最初の連続写真をgifアニメにしてみた。
以上この項終わり。

東大寺修二会 お水取り 2

2008年03月12日 19時50分51秒 | 秋冬の風景
続き。



始まったところの写真。
誰かのフラッシュで客席の一部が浮かび上がった。
こんな所でフラッシュ焚いて撮ったら柵しか写らないだろうに、素人衆は。
それはどうでもいいことだが、この辺の席も楽しそうなので次回行くことがあれば陣取りたい。

 
反対側、散りかけの松明と、松明を回転させて燃えてる杉の葉などを振り落とす強引な消火。

手ぶれずに済ますのは難しかった。なるべくシャッタースピードを落としてみたときの歩留まりは2割成功といったところか。
全部マニュアル露出でいろいろ試しながら撮ってみたが、そのぶん邪念が多くて後半ほど成功率があがるということも特に無く。
しかし、挑戦内容を考えればα700の手ブレ補正能力は結構あてになる。


まだ続く。