花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

尉鶲 9

2008年03月09日 22時23分36秒 | 
今日は日が暮れても生暖かい気候で、そういえばもう3月も半ばで、いよいよ冬鳥も去ってゆく頃合。
これから春の鳥が交錯していくことを思えば名残惜しくはない。

とはいえ春の鳥は同じようなヒタキ類であっても、これほど近づいても逃げないということは絶無であるので印象は好ましくない。
このジョウビタキのメスは、カメラを構えながら徐々に近づいていって、3mくらいまで接近したところでまだ逃げないので、しまいにこちらがバカバカしくなったほどだ。
来月には満州からアムール方面に渡って居るとはとても思えない小さな鳥だが、自然に比べれば生き物など脅威のもののうちに入らないということか。
逆に、熱帯圏から来るキビタキなどは、生き物に対して警戒さえしてれば自然は優しいものだろうか。


こちらは去年末に撮ったオス。
上のより少し遠い木の枝の上だが、やはり近い。
スズメでもソワソワしだす距離には違いないが悠々としていた。
それにしても巫山戯た顔をしている。