silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

コブのつなぎ目の処理

2008年04月09日 00時01分42秒 | スキーテクニック編
コブの滑りは難関です。
整地をいくら滑れてもコブを滑れないことにはスキーヤーとは呼べないと言っても過言ではないでしょう。
しかしながらいきなりコブを滑れる訳もなく、段階を追っての練習が必要です。
写真はm嬢。
斜度は25度で間延びはしているものの深い自然コブ。
写真左から左ターンでコブの腹の部分を削って減速しているところ。
女性特有の腰の回りやすさがやや見られますが、かなり意識をしてじゅうぶんにスピードコントロールが出来ています。
真ん中の写真が惜しい。
次のコブの腹の部分の捉えが早いのはいいのですが、若干伸身抜重気味で棒立ちになっています。
確かにここは重心を真下に向けてスピードが出て怖いところなのですが、より一層上達するためにはここで抱え込み吸収が必要です。
そうすれば上体の上下もなく今後はスピードアップも望めます。
右の写真はいいでしょう。
踵にしっかり加重して腰も回らずアンギュレーションが効いていていいコントロールです。

次の段階に至るためには、やはりコブの出っ張り部分での吸収動作が必要になります。折角一番重要なコブの腹の部分でのコントロールが出来ているのでもったいない。
とはいえ、ここが一番難しいところではあるのですが。
吸収を意識した反復練習と、斜面下への重心の落とし込みのための少しの勇気が必要です。
特に女性が越すべき難関のひとつと言えると思います。
そのためには無理のない大きさの斜度の緩い丸いコブで、丁寧に吸収動作を意識して1ターン1ターン練習をするのが有効です。
一回ずつ止まるくらいのスピードでやると良いでしょう。
コメント
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