silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

ポジションの高さは?

2008年04月08日 00時10分35秒 | スキーテクニック編
ポジションは高く!とか低く!とか色々アドバイスがあると思います。
いったいどちらが正確なんでしょう?
正解は両方。なんだそりゃ?と言う方も多いと思います。
ほんとうはこのような曖昧な言葉遣いをするのは許されないことなのですが、実際には両方同じように使われています。
ポジションは高く、というのは上体のポジションを指していて、ポジションは低く、というのは股関節以下のポジションを指しているのです。
つまり視線は遠くにアップライトに構えて、下半身は捻り(ビッサージュ)をより大きくとれるように低くしましょうということです。
言われた方は戸惑いますよね。
写真は斜度約20度のピッチが3m程度という非常に短いライン。それもまだ溝が深くは出来上がっていないので、モーグルラインとは言え、しっかり回し込むことが必要です。
このような状況では下半身の捻りをしっかり取ることが求められるので『下半身のロウポジション』が必要になってきます。
モデルが相変わらず情けない滑りの私で申し訳ないのですが(致命的な右ストックリングが遅れる癖はまだ矯正されていない)(それに右の写真では腰が回り気味)、それでも下半身のロウポジションと上半身のアップライト姿勢は何とか見て取れると思います。

ロウポジションのメリットは何でしょうか?
実際にスキーを履かずに部屋の中で立ってやってみると分かることですが、膝と足首を深く曲げると、膝を伸ばした状態に比べて左右への足の動きが大きくとれることが分かると思います。
もっとも筋力が落ちた状態では出来ない滑りではあります。
コメント
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