その前にブラッカージュと横滑りはマスターしていますか?
おさらいをしておきますとブラッカージュ(オーストリア式ではフェルゼンシュープ、但しブラッカージュはブライト→開脚で)はターンの原動力となるもので、トップを中心としたスキーの横下への押し出しを言います。
横滑り=デラパージュ(ドイツ式でザイトルッチェン)は単に下へだけでなく前方、後方への動きもマスターしておくことが肝要です。
これらがまだの方はもう一度この二つを練習しておきましょう。
さてこれからです。
図は以前にも使ったものですが、今回は赤丸を入れてみました。これがコブの膨らみに当たるわけです。
手順
1:コブの頂点の前までデラパージュで滑って行く=コブの裏面を削りながらずり落ちる感じ。実際は単にずり落ちるだけじゃなくて外足を充分柔軟に使い、上体はしっかり下を向いている。
2:コブの頂点前でほぼストップ状態までスピードを落とす。重要なのは下まで落ち切る前に減速を終えておくこと。
考えているよりもっと早く!
3:その時点では殆どスキーやあなたは停止に近いスピードになっているはずです。さあフォールラインに向かいましょう。
ここでのポイントは次ぎに付くストックの手を谷側に持って行くこと。これにより上体は強制的に下を向きます。
4:ここでのスキーの方向変換は伸身(立ち上がり抜重)で構いません。屈伸抜重は馴れてからで良いでしょう。
この場所でスキーは非常にピボットしやすくなっています。スキーの前後が浮いているからです。それを利用しましょう。
5:コブの溝に落ち切る前に方向転換をしてしまいましょう。そしてそこから次のコブの頭に向かってデラパージュです。
さあ!どうですか!
怖くないスピードであなたはコブを降りることが出来ました。
■ポイント■
怖くない斜度のコブの間が最低3m以上空いている所でやりましょう。
人工モーグルコースはまだ早いです。もしやるとしたらコブが大きくなる前の斜度15度以下の斜面で。溝になるともうこのテクニックは殆ど通用しません。
コブの腹(落ち込みがわ)の斜面がまだまだ滑らかな時におこないましょう。
以上が出来るようになるとコブが凄く楽しく感じられるようになるでしょう。
是非おためし下さい。
うさぎのメイデンのWeb Pageもよろしく。
ラパン・アジール(Lapin Asile)ウサギの隠れ家
日記才人投票ページ
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横滑り=デラパージュ(ドイツ式でザイトルッチェン)は単に下へだけでなく前方、後方への動きもマスターしておくことが肝要です。
これらがまだの方はもう一度この二つを練習しておきましょう。
さてこれからです。
図は以前にも使ったものですが、今回は赤丸を入れてみました。これがコブの膨らみに当たるわけです。
手順
1:コブの頂点の前までデラパージュで滑って行く=コブの裏面を削りながらずり落ちる感じ。実際は単にずり落ちるだけじゃなくて外足を充分柔軟に使い、上体はしっかり下を向いている。
2:コブの頂点前でほぼストップ状態までスピードを落とす。重要なのは下まで落ち切る前に減速を終えておくこと。
考えているよりもっと早く!
3:その時点では殆どスキーやあなたは停止に近いスピードになっているはずです。さあフォールラインに向かいましょう。
ここでのポイントは次ぎに付くストックの手を谷側に持って行くこと。これにより上体は強制的に下を向きます。
4:ここでのスキーの方向変換は伸身(立ち上がり抜重)で構いません。屈伸抜重は馴れてからで良いでしょう。
この場所でスキーは非常にピボットしやすくなっています。スキーの前後が浮いているからです。それを利用しましょう。
5:コブの溝に落ち切る前に方向転換をしてしまいましょう。そしてそこから次のコブの頭に向かってデラパージュです。
さあ!どうですか!
怖くないスピードであなたはコブを降りることが出来ました。
■ポイント■
怖くない斜度のコブの間が最低3m以上空いている所でやりましょう。
人工モーグルコースはまだ早いです。もしやるとしたらコブが大きくなる前の斜度15度以下の斜面で。溝になるともうこのテクニックは殆ど通用しません。
コブの腹(落ち込みがわ)の斜面がまだまだ滑らかな時におこないましょう。
以上が出来るようになるとコブが凄く楽しく感じられるようになるでしょう。
是非おためし下さい。
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