silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

スキーを始めさせよう!(シャス・ネージュ)

2005年08月11日 11時23分16秒 | スキーテクニック編
タイトルはスキーを始めよう!じゃなくてスキーを始めさせよう!です(笑)。

最近ボード人気に押されてスキーはいまひとつの勢いです。そのスノーボード自体も少なくなって全体にウインタースポーツへの興味が薄れていっています。
冬の娯楽だからと言って、必ずしも雪山へ出かける必要もなく今や一年中、都市では飽きさせない何かがあるからということもあるでしょう。
でもこんなに面白いものをヤラない手はない!町中では味わえない非日常が雪山にあります。
ところが最近は若い人に限らず、比較的多くの人は特に非日常を求めていません。そこがやっかいなところでしょう。
いや、それがダメってんじゃなくて、スキー的には困るというだけですが。

さて最初の一歩は、歩行からですがそれはまたゆっくりと書きます。リフトの乗り方とかね。
ネット上にそこから書いている技術書はありません。実は本家京都グラインド&バンプスの方で、スキー教程と言うと大袈裟ですが、始めるに当たってテクストがあったほうがいいのじゃないかという話が出ており、その前フリとしてこのブログに少しずつ書きためていこうかという算段です。

滑りの一番最初は直滑降。そしてシュテム・グリッセ(すべるプルーク)か人によりシャス・ネージュ(プルークボーゲン)となります。
今日はシャス・ネージュを。
写真をごらん下さい。シャス・ネージュ2枚。
左は文字通り雪を押しのける除雪車。右はスクールでの風景です。
シャス・ネージュは除雪車のように両スキー均等に開きだし、それによって雪を押しのけてスピードコントロールする方法です。

ここで注意ですが、この滑りは次に繋がるものではありません。こればかりやっていると袋小路です。真に重要なのはシュテム・グリッセの方です。
上級者が時々、荷重ポイントを確かめたりするのに使うのもシュテム・グリッセ(すべるプルーク)です。ですから言葉的に「ちょっとプルークボーゲンでポジシオンチェックしよう」ってのは間違いかも。

しかしながらシャス・ネージュが出来ないと言うのは非常に問題ですし、初級者の大きな武器でもあります。また極めて細い林道や、リフトの乗り降りの時に有用です。

ポイントは
1:斜面の選定:下が平らで勝手にとまるような2~5度程度の斜面を選ぶ。
2:必ず脚力の左右差が出るので、両足を均一に押し出すようにする。

あと、時々スキー場で小さな子供に「お尻を出さずに膝を曲げて!」と、怒鳴っている風景をみかけますが、それはどだい無理な話です。小さな子供は雪の抵抗を下半身で受け切れず腰を折って対応するのでそれはそれで良いのです。

うさぎのメイデンのWeb Pageもよろしく。
ラパン・アジール(Lapin Asile)ウサギの隠れ家

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