silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

アバルマンの誤解の原因

2005年08月03日 10時39分55秒 | スキーテクニック編
写真は10年も前のrichard gay(リチャード・ゲイ又はギ)の滑り。Moniteur de ski a Val Thorens(個人HPさん、アクサン省略)より拝借。
このフランス人は2002年ソルトレークオリンピックで銅メダルを取っています。

スキー板はそのスピードゆえ、完全に浮いていますが斜度にあったトップの下げ方、上体の向き、アンティシパシオン等全てに於いて素晴らしいですね。

先日、某スキースクールの校長との話でアバルマンについて答えて頂きました。
殆どわたし自身と同じ考えで、アバルマンは発生的には整地のテクニックであり、ヴェーレン等は不整地のためのテクニックであると。
補足しますとアバルマン姿勢が結果としてコブで用いられると非常によく似た外観になると言うことです。
これは上級者になると身体の使い方が3次元的になるのと共通しているとのお話しでした。

強いエッジングからの足前投による整地でのアバルマン姿勢は、そのままちょうどコブの凹凸に当てはめることが出来ます。
このリチャード・ゲイの滑りもそれを具体化しています。勿論アバルマンに近代的モーグルテクニック特有のフォームが加わっていますが。

うさぎのメイデンのWeb Pageもよろしく。
ラパン・アジール(Lapin Asile)ウサギの隠れ家

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