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silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

NO Guts,NO Glory,that's SKI

2009年01月27日 21時28分44秒 | スキー
晴天から吹雪に変わり、時刻は17時も過ぎて。
今日幾度目の彼女の挑戦でしょうか?
Xactiを持つ手が凍えるのも忘れて私はその滑りに見入っていました。
ガリガリと音を立てるバーンを納得のいくまでリフレインする姿にスキーの上達の神髄を見た気がして、思わず口走ってしまいました。

『No Guts, No Glory!』

朝鮮戦争の米国エースパイロットであるBoots Blesse氏(F-86セイバー!乗り)が著書でそう謳ったように、スキーに於いてもこれは必要なことなのでしょう。
ある程度うまくなると、私たちは何かを忘れるのかも知れません。
触発された私もリフトが止まるまでお付き合いしたことは書き記すまでもありません。
(この数度後、M嬢は完璧にその日の課題をクリアしてアイスバーンのコブ斜面を滑り降りてきました)
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上達しないスキーヤー

2009年01月23日 09時41分16秒 | スキー
たくさん日数を滑っていてもスキー(に限らずですが)が上達しない人がいます。
体力や年齢の問題のこともありますが、他にも的確な指導を受けていない、教えてもらったことを間違って理解しているなどがあると思いますが、最も上達を妨げるのは『自分への間違った評価をする』ことではないでしょうか?
他者から言われるならともかく少なくとも自ら“うまくなった”という不遜な人がうまくなっていた試しがありません。
昔から言う自己流の問題に近いものがあります。
自分ではそれなりに滑れていると思っているからなのでしょうが、傍から見ていると根本的な解決はされていません。
謙虚さがないと上達という芽は簡単に潰されてしまうものではあります。
たとえ検定に受かったとしても、それはたった70%のことが出来ているという証拠にしかなりません。
実るほど頭を垂れなければその実質を掴み取るのは不可能なのでしょう。
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シーズンイン

2009年01月12日 23時18分12秒 | スキー

遅めになりましたが、09シーズンは白馬から始まりました。
12月に近場のスキー場に行くことはありますが、年末年始の白馬は欠かせません。
半年以上のブランクは容易に重心を後ろに持っていきます。
まずは基礎のスクールで横滑りや内足の使い方を履修し、その後さのさかへ移動。
フリーで一日滑った後にモーグルスクールに入校して基礎からやりなおす。
(注:今シーズンからさのさかモーグルスクールはなくなり、SAJのさのさかスキースクールに三日前に申し込むことによって、スキー場と契約している昨年までのさのさかモーグルスクールのスタッフによるレッスンを受けることが出来ます)
最終の五日目は栂池でフリーラン。
長距離の滑りの出来るスキー場での1日は(緩斜面であれ)、たった500mしか滑れないゲレンデの10日分、いや20日以上の効果があると思います。
そこでは無駄のない重心移動、スピード、新しい動きを得ることが出来ます。
とは言え住んでいる場所柄、短距離の近場のスキー場に行かざるを得ないので、それも大切にしなくてはいけませんね。
尤も技術錬磨だけがスキーではないし、気楽に遊びにいくだけの時は大いに楽しめばいいでしょう。
写真は栂池(でのパートナー)。
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今年のスキーウェア

2008年10月15日 21時46分01秒 | スキー
あまりにもファブリスが機能的かつ快適なので、ここしばらく他社のスキーウェアに手が出ませんでした。
09モデルのファブリスも非常に魅力的なのですが気分転換。
今回は『Turtoise』(タータス)と言うメーカー。
亀のマークはいいのですが何故“Tortoise”じゃないのかちょっと謎です。。。仏語でもなかった。
それはともかく流行のグリーンとしましたが、ここ数年地味な色のウェアを着ていてXactiのピントが合いにくいとかもこの色をチョイスした要因です。
フリーライドモデル。
新しいウェアを見ていると早く滑りたくなりますね!

※追伸
後日知人から『Turtoise』を教えて貰いました。
鎌倉のサーフブランドなんですね。言ってみればクイックシルバーのような感じでしょうか。
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GW五竜

2008年05月08日 00時03分53秒 | スキー
例年通りGWに(5/3~5/5)スキーに行ってきました。
昨年と同じ白馬五竜。
モーグル大会もあったので、スキーヤーの半分くらいはモーグラーなイメージでした(笑)

シーズン最後は(ARAIがなくなった現在)やっぱり白馬か奥志賀高原あたりですねえ。
写真は仲間たち。全部は写っていませんが総勢15人でした。
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70年前のコブの越し方

2008年05月01日 23時51分46秒 | スキー
写真はエミール・アレの『フランス・スキー術』からの転載。
コブを乗り越える連続写真です。右ターンへの移行部ですね。
この本じたいは日本では、私の生まれる一年前の1955年(昭和30年)発行(新潮社950円)ですが、アレの技術そのものは1937年(昭和12年)のものです。なんと日華事変の年です!
70年以上経って、何の違いもないことに驚くでしょう。
特にコブを越す2コマ目など、素晴らしいスネの前傾(アジュヌイユマン)と上体の斜面への合わせ方など全く現代のスキーと変わらないと言って差し支えありません。
(もっともこの当時のバインディングのためヒールの固定が甘く、スキーブーツの踵が浮いています!)
現代のギアでないからこそ、大袈裟な無駄な動きに見えることもありますが当時のそれでは仕方がない。
私も小学校高学年までは革製のスキーブーツを履いていましたが(完全にプラスチックブーツに変わったのは12才のころ。過渡的にケミカルブーツと言うものもありました)、脚部の動きの伝達が現代のブーツのようにタイトに伝わらないのでターンの際にはしっかりと板の中心に乗り続け、思い切った動作を必要としました。
ここで申し上げたいのはそういうことではなく、スキーと言うものに対する身体の使い方の基本はそんなには変わらないということです。
いかに無駄なくパラレルスタンスで丸い弧を描くかという目的は全く変わっていないとすら言えるでしょう。
そう思うと、温故知新で30年前の195cmくらいのスキー板とブーツで、今それで滑ってみたいと言う思いに駆られます。どこかにないですかねえ。。。
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スキー動画撮影の注意点(Xactiを使って)

2008年04月24日 14時28分37秒 | スキー
フォームチェックやお互いの楽しみのため、自分たちのスキームービー用によく撮影をします。
仲間内で今もっとも多いのはSANYO Xactiです。
先日DMX-CA6を紛失してしまったので、DMX-CA65をGWに間に合うように購入しました。
もう少し待てばCA8が出ますが、GWに間に合わない、光学ズームの倍率は5倍のままなのと、800万画素も不要などの理由で見送りました。
ネットで注文したのですが、予想通り大きく重い。
いままでユーザーの声に応え続けてくれたSANYOですが、何もかも詰め込みすぎたとの印象を受けます。
ベストな注文を好き勝手に書きますと。。
1:バッテリー&SDカード含めて200g以内
2:光学7~8倍ズームでワイド28mm相当~テレ230mm相当、無理なら35mm~250mm相当(現在の5倍は初期Xactiの5.7倍を下回ります)
3:生活防水で充分
4:静止画解像度は300万画素で充分
5:但しレンズはなるべく明るいものを。出来れば開放値F=2.8なら最高。
6:MPEG4でVGA以上60コマ/秒
まあ最後のは現在のままでいいとして、あとは改善して欲しいです。10倍ズームのHD-1も持っていますが、防水がないのと手ぶれがひどいので7~8倍あたりがいいかなと思います。
物理的に無理とかの声が出そうですが、、、あくまで勝手な希望なもので。

さてここで撮影の注意。
僅か5倍ズームで効率的に撮影するにはどうすればいいでしょうか?
主にラインコブの撮影が多いので、被写体を追うのは難しくないですが、問題はフレームワーク!これに尽きます。
一番下からの撮影ではピッチの長さにもよりますが20~30コブが限度。それ以上だと小さくなりすぎます。
だのでよく横からの撮影をします。
この3コマで20コブ弱です。モデルはJさん。
1コマ目はスタート直後。もちろん思いっきりテレ側に5倍ズームにしてなるべくラインの近くに寄って真下に近い位置から撮っていきます。
被写体が徐々に近づいてくるので、じわじわ後ずさりしながらズームし、2コマ目の真横でワイド端。Xactiの場合はワイド端が35mmレンズ換算の38mm相当の弱広角ですから、ラインから2.5~3m後退したところで被写体がはみ出すことがないように、しかもなるべく画面いっぱいになるように撮影します。
その後はまたラインに近づきながら後ろ姿を徐々にズームを望遠側にしながら最後まで撮りきります。
無理ならば最初からラインから2.5m離れた場所で撮影すべきです。自信がなければ3m。これでフレームアウトしません(Xactiのように広角側が38mmの場合)。
とにかく必ず撮影前にワイド端でどれくらいの距離で被写体の全身がフレームアウトしないか確認すること。
これでかなり見やすくなるはずです。
逆にフリー滑走の場合は、スキーヤーが撮影者のカメラを振りやすい側の(そうしないと身体がひねられて下まで追えない)3m程度横を滑り降りてゆけばフレームアウトすることも少なくなります。

上記のことに注意しながら、あとは何度もカメラの癖を掴んで練習することです。
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春スキーと小ネタ

2008年04月21日 10時34分29秒 | スキー
奥美濃のウイングヒルズに行ってきました。
今年は豪雪のわりに雪解けが早く、毎シーズン頑張っているこのスキー場も今やリフト営業一本のみ。
それでも短いながらも自発的モーグルラインがあって楽しめました。
また、驚いたことに来場しているスキーヤーの7割くらいがツインチップのセミファットスキー。
普段はモーグル板でこの季節やパウダーはセミファットという方も多いのでしょう。

春スキーは薄着になるので、ついいつものウェアを着ずにゲレンデに出てチケットを入れる場所がないことに気付いたりおとぼけをします。
ICチップのものであればウェアのどこかのポケットに入れておけばいいのですが、この手のものはチケットホルダーがないと困る。
同行のEちゃんが右の写真のようなことを教えてくれました。そういえば、ポケットのないワンピースを着ているレーサーはゴーグルにこうやってリフト券を挟んでいたなあと思い出しました。
ご存知の方も多いかと思いますがちょっと小ネタでした。
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昔のびわ湖バレイ

2008年04月12日 00時52分13秒 | スキー
懐かしい写真シリーズです。
これはびわ湖バレイのホーライパノラマリフト。昭和55年(1980年)くらいでしょうか、さびれたいい味を出していますねえ。
この頃は、まだカーレーターでしたかゴンドラに変わってましたか失念しました。
現在は同じように笹平から蓬莱山山頂まではクワッドとペアがかかっています。
右がホーライ北ゲレンデ。数シーズン前まで人工モーグルコースがあった斜面です。

さてびわ湖バレイと言えば、私が小学生の時にサンケイバレイとして出来たスキー場ですが、その後登山でもよくこの山頂を踏みました。
当時のメインコースは、三条京阪から京都バスに乗り途中(地名)を経由して旧・花折峠バス停へ。
そこからは徒歩で荒木峠という比良山脈の主稜線に乗り、権現山、法華山、小女郎峠、蓬莱山へと至るものです。
下山は蓬莱山頂直下から金比羅峠を経て八屋戸(谷の名前は・・・)に降りるか、打見山まで行ってキタダカ谷道を通ることが多かったものです。
このように名前を見て分かりますように、比良の山は修験道の名残が多いのをご存知でしたでしょうか?
登山する方は知っていても、スキーヤーは意外と知らないかも。
よく晴れた日に蓬莱山クワッド周辺から南を望むと、右(西)側に小さく小女郎池があります。
またそのまま主稜線を目で追うと、ぽこりと丸い草原の山頂が見え、それが法華山です。
稜線の中のひとつの突起に過ぎませんが、まことに気持ちのいい山頂なので一度ハイキングされることをお勧めします。

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セミファットスキーのススメ

2008年04月03日 23時03分25秒 | スキー
いろんなスキー板があります。
アルペン板に限っても細いものから、Rの強いもの、ファットまで(ポンツーンもw)。
私はモーグル用にHART F-17(168cm)、基礎用にFischer AMC700(158cm)、ディープパウダー用にK2 MaidenAK(189cm)、フリー用にARMADA AR6(171cm)を履いていますが、どんな斜面でも遊べて、特にざくざくの春雪やパウダーもあるシーンではこの中ではセミファットのARMADA AR6が一番気に入っています。
やろうと思えば意外に腰があるのでカービングも出来ますし、パウダーも得意です。コブも決して滑りにくいことはありません。
当然のことですがパークもOK。
写真は斜度25度程度の春の湿雪の自然コブ。
ちなみに171cmでサイドカーブは116-84-106で、私にとっては太すぎずちょうどいい。
Salomonの1080スラスターが同じ171cmで117-83-110でR=15.4mと驚異的な数字を出していますのが、ARMADAはたぶんRは18m~20mとか、もうちょっとのんびりしたカーブだと思います。
もっともサイドカーブだけで板を判断するのは危険です。

乗り味というものがあり、それはスペックだけでは測れないものです。
もちろん、構造やこまかな素材のノウハウが蓄積されているのでしょうが、私たちアマチュアスキーヤーにはそこまで分からない。
ただ言えることは、この手のセミファットスキーは乗っていて非常に楽しいということ。
一本だけ選べと言われれば今の私は迷わず170cm前後でスリーサイズが115mm前後-80~85mm前後-105~110mm前後のツインチップの板を選びます。
K2サイレンサーも気になる板のひとつですね。PE(旧:Public Enemy)ではちょっとゴツすぎるかなと言う方にはぜひとも履いてもらいたい。
春のゆるい雪、パウダーをスプレーをあげながら軽快に滑る楽しみはセミファットに勝るものはないでしょう。
もちろんコブに限って言えばF-17の素早さや軽快さには及びませんし、整地ではAMCに及びません。
しかし、ああこれ一本でもいいなあと思える味がありますので一度は履いてみて欲しいのです。
一部の国産板のセミファットやオールマウンテンスキーはスペック的にはベストなのですが、履いてみると何故か中途半端で楽しくない。
これをヨーロッパ系メーカー(とK2)との感性の違いだとか歴史の違いだとかそういうことで片付けたくはないのですが、逆らいがたい何かがあるのは認めざるを得ません。
基礎の方でもモーグルの方でも、全く違和感なく、今までと違う面白さを発見されるでしょう。
今持っておられる基礎板やモーグル板を買い替えるんじゃなくて、買い足して2本楽しむことをお薦めします。
注意点としては、パークじゃなく滑りに重点を置くのであれば、バインディングの取り付け位置を僅かだけセットバックしたほうがいいかと思います。
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