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silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

比良・獅子岩リード練習

2019年11月21日 20時40分58秒 | スキーオフトレ
この時期の獅子岩は美しい。比良の山稜は冬色でもリトル比良は紅葉に染まります。
今回もゼログラビティの松井先生にお願いしてリード+カムの練習。クラックの岩場ではないので既成ルートにカムを足して効きはどうかのチェックです。

ラッキングしたカムはハーネスの右にキャメロットX4の0.1〜0.75の6本、左にマスターカム00〜03までの5本、と思っていましたが今回マスターカムは割愛。
肩掛けシングルラックの一番前にトーテム0.50〜1.80の7本フルセット、二番目にキャメロットC4の0.3〜3までの7本(0.3以外はUL)、最後列にオフセットマスターカム00/0〜4/5の6本フルセット。
それに確保セットや、アルパインドロー、クイックドロー合わせて12セットくらいでなかなか重いです。

準備に手間取りクライミング開始。
念のため1ピッチ目は細かく切って間にキャメロットX4の0.2をセット。30cmランナー使用。


下のテラスで一旦切って、2ピッチ目へ。ここは斜度もなくフリクションの効く気持ちよいスラブ です。
そのかわりproは昭和のリングボルト。60cmのアルパインドローを多用して中間テラスへ。


さて初のノーマルルート(Ⅳ級-)です。登って行くと昭和のピトンが数個あります。トーテムカム1.25(グリーン)をしっかりセットしてミニ核心部をクリア。
はじめてのルートのリードは簡単でも緊張します。


懸垂で降りてお昼ご飯のあとに小凹角ルート(Ⅳ級-)へ。今日はあちこちクラックを探したりセットに時間がかかったり、はじめてのクワッドビレーになれなかったりでやたら遅いです。
松井先生は辛抱強く待っていただいて申し訳ないことこの上ないです。


で今度は右の中間テラスでビレーですが、思いっきりルベルソ5を落としてしまいムンターヒッチでのビレーに切り替えます。いかんなあ。結局ルベルソは行方不明です。楊梅の滝に落ちちゃったかなあ。
あと一箇所あきらかにダメだろうと思ってセットしたオフセットカムは松井先生がその下のproを回収中に勝手に外れて自分から先生に回収されにいきました(汗)。

最後に頂上からトップロープで国体ルート(5.7)を登らせていただき本日は終了。被った場所自体は簡単だけれど、それを取りに行く右手の一手が意外に微妙でした。
知ってればデッドで行けるのですけれど。
とまあ、いろいろありましたが晩秋の獅子岩を楽しんできました。

食い込むトーテムカム

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トーテムカム・キャメロット・マスターカム

2019年11月19日 00時44分42秒 | スキーオフトレ
クライミングの話です。今まで持ってたカム類は、旧型キャメロット1・2・3.5と旧型CCH製エイリアン7本、ボールナッツ旧型1の11本でほとんど使ってなかったのですが、クラック面白いじゃん、かつランナウトしたときにも使えるじゃんビビリだからと思って、この夏以降揃えてみたらこんなになっちゃったー、の図です。
さてどう組み合わせる?
混乱するので色とカバーレンジ一覧を作ってみました。Excelに打ち込んでPowerPointにペーストして長さ調整しただけなので厳密ではありませんが目安にはなるでしょうか。

初心者には絶対使い良いトーテムカムはフルセット持つとして、キャメロットの#0.3〜#3は定番だからラッキングするでしょ。
となるとマスターカムは?そうだホリゾンタル・クラックが多い時に足すか。しかしオフセットマスターカム使うようなピトンスカー的なルートなんか行くかなあ?でもオフセットもあると安心じゃん?
来年はZ4に変わりそうなキャメロットX4はどうすんだ。邪魔にはならないしどこかにぶら下げておく?(キャメロットZ4関連はこちら)
メトリウス TCUとボールナッツは恐らく使う機会が少なそうだし趣味で手もとに持っておくと。エイリアンはおやすみさせておこうか。

それじゃハーネスとギアラックに掛けてみて・・・重くて登れんわ!

とりあえず鑑賞用です。盆栽かな。必要時に身につけて登れる限界の本数を抜き出すって感じになりますかね。
DPP4阻害薬やSGLT2阻害薬のようなメーカー差が少ないものではないし、それぞれ使い勝手が違うので色々あってもいいでしょう。
しいて言えばアスパルト・グルリジン・リスプロの使い分けに近い感じになりそう(つまり使いなれていないと上手く扱えない)。
経験を積むうちに自ずからそれぞれの特性が分かってきて適正使用できるのでしょう。
じゃあ早く使わないと!
盆栽とかゆうておられんぞ。

そもそもこんなにカムを揃えるきっかけになったのは御在所・前尾根と堡塁岩の経験からですが、この人の動画の影響を受けてます。
FirstParsonBetaさん。YouTubeでたくさん見られます。
キャラクターもとても良くてアンカーの取り方も好き。フレンズやリンクカムを買わなかったのも、この人が使ってなかったから。

追記)大好きなブラックダイヤモンド・OZがラインナップから消えてしまいます。軽量(30g未満)で小型、キーロックかつワイヤーは現状ペツルのアンジュSも多く使ってますが他になかなか見当たらないです。
どこか出さないですかねえ。
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金比羅ゲートロック祭り

2019年10月17日 21時40分23秒 | スキーオフトレ
クラック熱(というかカムとナッツ熱)にうなされるこの頃、久しぶりに
ZEROグラビティー松井先生と金比羅クライミングに行ってきました。
今日はゲートロック祭り。
左カンテルート(5.5)一本だけカム・ナッツ追加のリード練習させていただき、あとは逆層(5.10a)、ノーマル(5.8)、アラプリーズハング(5.10c)、カンテ(5.9)、右壁中央(5.7)、右壁右(5.6)をトップロープで全巡り。Y.M.さんもお疲れ様でしたー。
(グレードは100岩場より)
後はこの夏すっかりクラックの面白さにハマり揃えまくってしまったギア類をせっせとクラックに突っ込んでサイズ確認(笑)
各社色が違うので、まずキャメロットを覚えてー。でも使い勝手はトーテムカムが好きな感じなのでこっちも同時に覚えないと。古いエイリアンも全種あるんだよなー。
あとDMMのウォールナッツも。
いっそ競輪みたいに全社、1から9まで白黒赤青黄緑橙桃紫にしてくれたらいいのにw

DMM ディーエムエム ウォールナッツ 6個セット(1+2+3+4+5+6)          [並行輸入品]
DMM
DMM

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クラック講習(六甲堡塁岩)

2019年09月15日 21時21分14秒 | スキーオフトレ
先月の山の日に増井行照先生に御在所岳・前尾根ガイドして頂いて以降、やたらクラックが気になっていました。
なので近場でクラック・クライミングが楽しめて教えて頂ける日程を探していましたらボラーレ・エスカラーダ河野誠一先生のレッスン日がヒット!
レッスン予約をお願いして当日朝も早よから京都から六甲へDodge Chargerでひた走ります。
準備をしたらチビッコハングでアップして、正面へ。
電光クラックルート(Ⅳ+)へ。河野先生は本当にスマートにカムをセットしながら登って行かれます。
実際登ってみるとジャムが決まるところは気持ちいいー!
テーピング講座もしていただき今度は中央クラックルート(Ⅴ+)とちょっと難しくなりますが、まあトップロープなので楽しく。
その後やってきました前傾クラックのサラマン(5.9+)。いやこれ登れないよーと思っていましたが、アドバイスを受けながらテンションかけながらも上まで抜けることができました。
おお!おおお!面白いじゃないのクラック!
増井先生でくすぶりはじめた火は河野先生で燃え上がりました。
いつかカム・ナッツを使ってリードしてみたいなあ。

その後ドツボにハマってトーテムカムを一揃え買い足してしまいました(^_^;

Totem(トーテム) Totem Cam 1.80 トーテムカム 1.80 (7900416)
Totem(トーテム)
Totem(トーテム)
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アンパラレル NewTro VCS

2019年09月03日 00時27分49秒 | スキーオフトレ
やっと手元に届きました。サイズはUS6.5。
シンセティック・ちょいダウントゥ・硬いソールを求めてたので期待が高まります。
Fiveten アナサジProは現在のメインで、アディダスFivetenアレオン、アンパラレルNewTro VCSを使い分け予定です。
旧Fivetenのアローヘッドもまだまだ現役でいけそう。

さてアンパラレル NewTro VCSですが、アレオンが中くらいの硬さなのが少々不満でしたがこれはいい。
足入れちょっと硬いかなと思ってましたが入れちゃえばバッチリ。
意外や包み込む感じはアレオンと同じくらい良いフィット感。そしてソールが硬い!
望み通り。
さっき屋内自宅ボルダーで試してみましたが不満なし。記載もミディアムとあったので分かってましたがアレオンちょっと柔らかいんですよねー。
アンパラレルいいです。現状ややアディダスFivetenよりアンパラレルの方が有利かな。とは言え比較のためにこれ以上は買いませんよw。
外岩で期待出来ます。早く試したい!
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御在所岳・前尾根

2019年08月11日 21時25分34秒 | スキーオフトレ
三重県にある御在所岳の前尾根クライミングに行ってきました。昨年はツアーの関係上P6までしか行けてなかったので、今年は何とかP2までと思い、ガイドの増井行照先生にお願いしました。

藤内小屋前で待ち合わせ予定。到着寸前に真後ろから追いついて来られたのが増井先生でした。
休息の後、クライミング開始ポイントまではただ歩くだけ。
P7スタート地点で準備を整えます。そこからは終始テンポよく増井先生は登って行かれます。ルートは最もベーシックなものをお願いしました。
合間にちょっとしたアドバイスもいただけました。クイックドローの仕舞い方、ビレイポイントでの所作など細かなところがスピードアップに繋がるのだと思いました。カムの使い方も合理的です。簡単な場所でもポイントポイントでランニングを取られ流れるようなクライミングです。
フォローの登りが見えるようにと増井先生はロープ30mくらいでピッチを切られ全体で10ピッチ位になりました。非常に簡単な場所はコンテというよりタイトロープ確保で通過します。途中休憩挟んでもクライミング開始P7から3時間でP2ヤグラのクライミング終了点へ(P2で先行パーティさんがいらっしゃったので待ち時間に昼食を兼ねて休憩)。スピードは大切なことです。
いつも晴れた休日は混むそうですが藤内壁ぜんたいでも10パーティーもおられませんでした。
ヤグラの上は気持ち良いです。帰りはラペル(懸垂下降)で。
藤内小屋では冷やし胡瓜ごちそうになりました。有難うございました!

P7


P5
</center>

P4


P3下部


P3上部


P2ヤグラ終了点から遠望


帰りP4ラペル


06:40裏道登山口から100mほど三重側の駐車場発(蒼滝駐車場?)
07:25藤内小屋着(20分休憩)
07:58兎の耳
08:10藤内沢出合
08:25テスト岩からP7取付
09:00P7(2P)
09:30P6(1P+)
10:00P5(2P?)
10:05P4(3P)
10:50P3(2P)
11:20P3・P2コル(30分休憩)
11:50P2(1P)→12:00終了点
13:35P7取付点(20分休憩)
14:22藤内小屋着(35分休憩)
15:24駐車場

気温が非常に高いので蒸暑いだろうと思っていたら、颱風の影響か快適な気温と湿度でしたので念のため3リットル余持参したハイドレーションと経口補水液が半分以上余ってしまいました。
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屋内リード!(クラックス大阪)

2019年08月04日 23時06分54秒 | スキーオフトレ
とにかく京都市には現状屋内のリード壁がない。雨後の筍のようにボルダリングジムは出来ているのにリード壁は皆無。
仕方ない!バイクツーリングで大阪まで行こう(え?)
灼熱の高速道路を一路大阪へ。集合は江坂のクラックス前。


ワタシはホーネット250、スコット氏は水平対向1800ccのF6B。跨らせてもらいましたが幅があって足がー。密かに試乗しようかと思ってましたが400kgの鉄の塊はムリムリ!
ついで言えばクラックスの木織さんはハーレーサイドカー。
なんですのん、バイク乗りクライマー多いのですか最近?w

でリードです。
やっぱ二人とも5.10b/cあたりからが鬼門だなあ。ミジカシイ!w(木織さん用語)
スコット氏登る。


てことでパンプしてからスコット氏に連れられて回り道で京都までツーリングー。
途中バイカーズカフェでハッドーなど食べてのんびりと。スコット氏先導有難うございました。


暑さ負けしましたがこういう企画も楽しいものですね。
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裏六甲・不動岩

2019年07月17日 23時30分46秒 | スキーオフトレ
裏六甲不動岩に行きました。シエラガイドツアー さんの講習会。
暑い風がないー。
先生は例の三浦先生。頼りになります!

さてほかの常連さんと道場駅で待ち合わせ出発。不動岩駐車場から8分余の喘登で基部着。午前は重箱(5.9)を中心に3本。
もう手持ちの水分1㍑消費。ハンパない気温。ここでアディダス・アレオンは終了。暑くてフニャフニャ。先日の金比羅ではいい感じだったんですが。その後アナサジproに履き替える。

午後から東稜へ。最後に“あばたもえくぼ5.10b”トップロープ。
10b?ホントー?
帰って調べたら10cとのこと。ポケット使った面白いルート。テンション数度。
脱水でてやふくらはぎは攣るし参りました。
しっかし不動岩面白いですね。涼しい季節に行きたい。
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adidasFiveTen ALEON(アディダスファイブテン・アレオン)

2019年06月20日 23時57分48秒 | スキーオフトレ
ここ数年は家ではモカシム(US:6.5)、ジムではアッセント(US:6.5)、外ではアローヘッド(US:6.0)→アナサジプロ(US:6.5)と履いてきて、特に履き心地も性能もシンセティックのアナサジプロはとても素晴らしいですが、いかんせん今後はFIVETENはアディダスとアンパラレルに分離しちゃったのでこの先がない。
ということで、まずはアディダスの方からトライ。
ちょっとダウントゥが欲しかったため、アレオンを選択。
最近のFIVETENはいずれも箱に“きつすぎるサイズは選ばないでね”と書いてあるので攻めずにサイズはUS:6.5。
噂どおりフィット感は上々で、なおかつ馴染ませる必要もないところはアナサジプロなみ。もうね今更皮革で馴染ませていくのは面倒なのでありがたいです。
2019年6月20日金比羅、北壁で外おろし。

相変わらずステルスC4は問題なし。エッジへの乗り込み、スメアももちろん。
思い切っていけるシューズです。
但しアナサジproよりは柔らかいので使い分けが必要でしょう。
この調子ならアンパラレルもたぶん全く問題ないでしょうね。従来のFIVETEN信者はどっち選んでも問題なさそうなので安心してもいいじゃないでしょうか。
以上、ご報告まで。
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比良・獅子岩北面クライミング

2019年04月28日 20時12分46秒 | スキーオフトレ
ゼログラビティの松井先生がルートを整備し直されたということで、以前からの念願だった北面フェースへ連れてって貰いました。
北面では有名なオープン・ザ・ウインドー(5.9)です。


ちっさなピナクルを踏み台にして、まずはアンダーフレークから2本目のボルト横のガバを掴み、右上の小さな背びれ状突起?をつまんだら体を引き上げます。ガバホールドに乗っかったらカンテを使って体を左に振って一歩上がって右手を伸ばせばガバがあるので核心は終わります。左手ホールドは常にクラックかカンテにあります。
Yさんはカンテ使わず右上してクリア。核心部の処理は登り方の個性が出ますねー。


そこからは高度感も出ますが乾いていますし確実にホールドもあるので楽しく登れます。いいルートですね、開拓者の方ナイス!


3本遊んでその右手にある湿り気味のスラブへ。ワングレード落ちますがこちらも楽しい。

そうこうしているうちに時間も午後遅くなってきたので、せっかくなので南面に向かいます。


1ピッチ目はYさんリード。中間テラス(左上の方)でビレイの図。


獅子の顏の真下のテラスから2ピッチ目(Ⅳ−)はワタシがリード。
リングボルト1本なので、スラブ面へ出るときに少し躊躇いました。なにげに腰が引けていますね(笑)。
腐ったピトンやブッシュにランニングを取り最後のハング気味を乗り越えて終了。
あれ?いつものビレイ点じゃないぞ。松井先生に訊ねると、最後スベリ台状を奥まで行き過ぎとの指摘をいただく。獅子の顔の向こうまで行かずに手前側のほっぺた部分をそっと登ればいいとのこと。あれまあ!
8.6mmロープだというのに曲がってるしランニングやたら取るし引き上げが重いのなんのって!ルートファインディングのセンスが問われますね。


途中から見上げた東面のレオは写真で見た印象よりはスケールがないですが、すっきりしているのでいつか登ってみたいものです。
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