お遍路さんとは、
四国八十八か所巡りをする人のことを言います。
それをする為には、正装としてこういったスタイルを思い浮かべますね。
でも、絶対にそうでなければならないという事はなく、
あくまでも基本形を保っていれば、自由な歩きやすいスタイルでもいいそうです。
歌声喫茶の人で、
ある女性がこれをやってるらしいと聞いた事があり、
また、ある男性は数回に分けて実行しているという話を聞きました。
四国八十八か所巡りは、空海(弘法大師)774年~835年(61歳)が始めたそうです。
空海は香川県善通寺市生まれの人でした、
空海は徳島を起点として、時計回りに四国一周をし、香川県で完結しました。
その全行程は測り方にもよりますが、
一周1100~1400キロと言われています。
東京から九州に行く距離と思えばいいのです。
お遍路人口は、年間数十万人と言われますが、
こうして統計を見てみると、みなさんチョッと不純じゃない?
やっぱり徒歩でやるべきだと、私は思います。
でもたった3パーセント(それでも2500~5000人)の人達は歩きでやってるんですね。
私は心が純粋な人なんで、やるとしたら徒歩しか頭にはありません。
(ホントです、私は嘘がきらいです)
必需品として、納経帳。
納札。
経本。
数珠。
輪袈裟。
こういった必需品や、グッズを専門に売っている店が、宝塚市にあります。
装備一式全部を揃えると10万円とかになるみたいですが、
例えば、靴は長距離歩行に適したウォーキングシューズの方がいいみたいです。
1000キロ以上を歩くのですから、全部廻ると50日とか60日とかかかるみたいで、
費用も旅館などを多用すると50万円かかったり、
テント泊でやると、もっと安くなりますが、けっこう大変みたいです。
一度の旅で全部廻るのをーーー通し打ち
何回かに分けて廻るーーーーー区切り打ち
逆に廻るーーーーーーーーーー逆打ち
順序にこだわらないーーーーー乱れ打ち
全てを廻り終える事を、結願、または満願と言い、
いわゆる満願成就となる訳ですね。
菅傘は、これにビニールで覆いをすると、
雨天にも対処できる、とても実用性の高い物だといいます。
「二人」と書いてあるのは、独りで行っても二人なので、
それは弘法大師様といつも二人という意味だそうです。
今はまだ行くムードにはない私ですが、
いつかそういった気持ちになった時は、是非歩きでの(通し打ち)でやりたい。
でも、淋しがり屋の私はやっぱり独りだと淋しくなりそうで、
そうなった時には、淋しがっている女性を見つけて一緒に歩こうと思います。
そしてあげないと可哀想でしょ。
いえ、ね、最初からそんな不純な気持ちなどサラサラありませんけどね。ホント。
私は嘘をついた事など一度もありませんから。
仕方なく登っていったら、ブレーキ聞かなくなった車が突っ込むところなん箇所もあって・・・すごいところでしたね。
その日は、窪川だったかな、お寺のYHに泊りました。そこも88か所のひとでしたね。高知を過ぎて、室戸岬の方は、海沿いで平らだった記憶がありますが、とにかく、四国はすごいところですね。
トシなので自転車で行く元気はもうありませんね。
そういった体験って悲しい事に歳と共にやらなくなってしまうんですよね。
私も槍穂高縦走なんて二度と出来ませんね。