河童の歌声

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8回目のコロナワクチン接種

2024-10-30 04:00:40 | 健康


昨日は、近所のかかり付け医で、コロナワクチンの接種を受けて来ました。
今までと違った新しいワクチン、レプリコンとかが話題になっていますが、
今までの実績がある、モデルナとファイザーとは別のタイプという事なんですが、
問題点を指摘する意見が多数あり、果たして信用していいものか不安でした。
で、そのかかり付け医に電話で訊いたところ「うちはファイザーです」という事なので、
安心して接種を受けました。これで8回目です。

初めて行ったのは大手町の、大接種会場。
2度目も再び大手町まで電車で行ったのですが、あの頃は大変な騒ぎでしたね。
1回から6回まではモデルナでした。
そして前回7回目はファイザーだったのですが、いずれも公的機関での接種でした。
で、今回も前回に引き続きのファイザーです。

私が見慣れている今までの注射は、
腕に斜めに突き刺す形式でしたが、コロナワクチンは腕に直角にブスっと打つのです。
そして、アッという間に終わってしまいます。
私も妻も、何の痛みも無く接種は終わってしまいました。
刺された箇所の痛みは全く無く、何も感じません。

しかし、夜になって妻は発熱(38,7度)となり、早くに寝てしまいました。
私はというと、右手で左肩を触ると軽い痛みはあるのですが、
それが別にどうという事ではありません。
そして体温は36,5度と全くの平熱。
以前の接種でも妻は発熱をしました。
接種の副反応は、男性より女性に多い気がします。

今回の接種を受ける前に、知り合いの男性から怖い話を聞きました。
それは彼の友人男性なのですが、年齢は60代。
1回目、2回目までは何の異常も無かったのですが、
3回目の接種で、何と死んでしまったのです。
死なない為のワクチン接種で命を落とすなんて、
本人にすれば、「そんな馬鹿な、俺の命を返せ!」だったと思います。
彼は糖尿病という持病を抱えていたそうですが、それにしても・・・

次回9回目は来年という事になりますが、
果たしてそれを受けるか受けないかは、今後の動向を見つめて判断したいと考えています。
妻は一昨日、私に内緒で独りで映画を観てきたそうです。
「八犬伝」
私も多少、興味を感じる映画ですが、
それを亭主に黙って秘密で行くから、きっとバチが当たったんだ。ヤイ。

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富士登山に興味なし

2024-10-23 16:40:08 | 登山


富士山の美しさは今更何も言うべき言葉はありません。
標高3776メートルは圧倒的に日本一であり、
➁位 北岳  3193
③位 穂高岳 3190
④位 間ノ岳 3189
⑤位 槍ヶ岳 3180 と比べても群を抜いて高いのです。

そしてその見事な三角錐の山形は、世界を見渡しても、圧倒的な美しさを誇っています。



三角錐の山というならば、フィリピンには、
マヨン山(2463)という見事な三角錐の山があります。
しかし南の国の山ですから、富士山と違って雪をかぶった姿にはなりません。
そしてフィリピン最高峰の山でもないのです。



それに比べ、雪をかぶった日本最高峰の富士山のインパクトは全然違います。
かつて、岡田紅葉(1895ー1972)という、富士山専門の写真家がいました。
彼が精進湖から撮った写真は、旧500円札にもなりました。
富士山がどれほど魅力的かという事です。



1966年3月5日。
イギリス・BOAC機が富士山の真上で空中分解し、124名全員が亡くなりました。
75名がアメリカ人観光客であり、イギリス人(?)機長は、
彼等に美しい富士山をよく見せてあげたいというサービス精神で接近し過ぎ、
独立峰によくある乱気流に巻き込まれ機体が空中分解してしまったのです。
それほど外国人にとっては特別な存在の山なんですね。

世界三大名山というのが、あるらしいのです。




エベレスト・・・・8848



キリマンジャロ・・5895



南米、ペルーのアルパマヨ・・5947
その根拠は全くハッキリしませんが、
そういった話題に富士山は加わっているという事があるらしい。



私としては、個人的にマッターホルンが何故、そこに居ないのかが理解できませんが。

若い頃、今から50年近く前、私は富士山に行きました。
それは当時勤めていた会社の旅行だったのですが、
バスで富士山5合目まで行き、そこから登山を始めたのですが、
天候は濃霧で何も見えず、頭髪など霧でビショビショ。
頂上まで行っても何も見えないという事で、7合目か8合目で中止。
それ以来、登山としての富士山には行った事はありません。
この夏も外国人観光客やらナンやらで、富士山が話題になりました。
しかし、そういった富士山ミーハー連中は、
別に(登山)として行きたいのではなく、
単に富士山が日本最高峰であり、世界的にも有名な山だから登りたいだけ。







私が山に行って見たいのは、こういった山岳風景であり、
日本一の山に登ったところで、周囲には山など無いのです。
完全な独立峰。
そんなトコに行ったって面白くも可笑しくもない、それが富士山。
だから、登山とは無縁の素人たちが、目の色変えて行けば行くほど、
私はドッチラケで眺めているだけです。



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学校の勉強より大切なこと

2024-10-21 18:43:24 | 日記
学校で教える9科目。
国語、算数(数学)理科、社会、英語、これが基本の5科目。
その他に、体育、家庭科、音楽、美術(図工)の4科目が加わり9科目と言われています。

しかし、普通の人が普通に生活する分には、
別に、特に勉強しなくても、生活は可能な気がします。
勿論ある程度は勉強しないと、いい学校に行かれないし、
いい会社に就職できないから、ある程度は勉強はします。
でも特別優秀な会社でもない、普通の会社に就職し、
出世とかもあまり視野に入れずに働いていれば、普通の生活は可能です。

企業ではなく、実家が農家だったら義務教育さえやれば、農家を継ぎ平凡に生きる事は出来ます。
会社に就職し、普通に生活していれば、結婚し家庭を持ち、普通そのものでいられます。
そういった事ではなく、
もっと根本的な事が、人生においては重要だったりします。

例えば、料理。
人間は生まれたが最後、死ぬまで(食べる)という最重要な事から逃れる事はできません。
朝、起きたらまず朝食をします。
さて、その朝食は誰が作るのでしょう?
一般的な家庭であれば、普通は母親がその役割をします。
それは昼食が弁当であれば、やはり母親の役割。
そして夕食、またまた母親がその役割を果たしています。

その時、父親は、子供は何をしているのでしょう?
何もしない、一切を母親任せという家庭が、今までの日本では多かった。
「男子厨房に入るべからず」なんて言葉があったくらいですから。
最近はそういった古典は失われつつあり、男子であろうが台所に入る事が増えました。
新婚家庭では、むしろ料理は女のするもの、といった牙城は崩れてきています。



学生であれば勉学を最重要視するのは、当たり前。
勤め人であれば会社で仕事をするのが最重要が当たり前。
自家営業でも勿論、最重要は仕事です。

しかし、何をするにも、更に最重要なのは(食べる事)です。
食べないと人間は死んでしまいます。
そのくらい最重要で、死ぬ最後の瞬間まで付きまとう、食事。
それは、知らん顔とはいきません。
出来れば自分の食べる分くらいは、自分で作りたいものです。

私も過去に独り暮らしの経験があるので、
ご飯を炊く、味噌汁を作るといった基本的な事くらいは出来ます。
しかし、中には料理は妻任せで、自分では何にも出来ないといった亭主がいます。
ある時キャンプに行き、私はフライパンでもやし炒めを作っていたら、
近くでキャンプをしていた、我々と同じ老夫婦の奥さんが、
我が妻に「お宅の御主人は料理をされるんですか」と驚いていました。
それを聞いてこっちが驚きました。
何でも、その旦那はコーヒーを淹れる事だけは出来るのですが、他は何も出来ないんだそうです。
こういった男が妻に先立たれたら、もう生きられないのでしょうね。

そのくらい重要な料理は、出来た方がいいに決まっているし、
料理の面白さに目覚めると、生き方、人生観までも変えてしまうみたいです。
とに角死ぬその日まで、人間は食べるのですから、
学校教育で最低点を取る以前に、料理は覚えた方が絶対にいい。

と言いながら現在の私は、妻に一任してるんです。
ダメだな~、フェイスブックなど見ても、やはり料理はやった方が絶対楽しいんですね。
自分が自分の為に、美味しい料理が出来たら、それだけで幸せだと思います。
それは学校教育の何倍も重要だと、私はそう思うのです。


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初めてのミニ新幹線

2024-10-19 10:08:36 | 日記
先日、伝説の歌声喫茶・・青森県「深浦のうたごえ」が開催されました。
2003年から始まって、第17回(2019年)を最後にコロナの為に中断したのです。
それから5年ぶりに第18回「深浦の歌声」が復活しました。
私達にとっては6年ぶりの深浦でした。

私はこれが5回目。妻は6回目の深浦でした。
前回までは仙台から貸し切りバスに乗って、東京勢と仙台勢と合同で陸路で行きました。
しかし、今回は青森までの新幹線と、五能線を乗り継いで行きました。
ですから、前日の深浦前夜祭の仙台バラライカでの歌声喫茶はパスしました。
皆さんは2泊3日。私達は1泊2日の行程です。
一度は五能線「リゾートしらかみ」に乗りたかった事もあります。





リゾートしらかみは、足元がとにかく広い、長い、これは凄くいいんですね。
さて、帰路は往路、青森~深浦と違って、
深浦~秋田、盛岡と反対周りで帰りました。
帰路の五能線は海を眺めながらの風光明媚でしたね。

秋田で五能線を下り、盛岡までは新幹線に乗り替えました。
その途中で、妻は私に訊いたのです。
「この新幹線、他の新幹線とどこか違うと思わない?」
さて・・・私は一体どこが違うんだろうと車窓の景色を見ながら考えました。
そして、そう言われてみれば・・ある違いに気がついたのです。
「地べたを走ってる」
そうなんです、その時車窓は黄色くなった畑の風景だったのですが、
そんな間近に畑の風景など見た事は無いと思う、だったんです。

妻は「ピンポーン、正解です」
「私達の今まで乗った新幹線ってみな高架を走ってたのよね。」
へ~、そう言われてみればそうだよな。
そして改めて室内を眺めてみれば・・・





それまで散々乗って来た東海道&東北の新幹線は、2席と3席。
それに比べ秋田新幹線は2席と2席。
一人分少ないのですが、全体的なイメージが同じなので、あまり違和感はないのです。
しかし1席分少ないという事は車体幅も、当然狭くなっているんですよね。
だったら駅のホームに着いた時はどうなっているんだろう?



その答えがこれでした。
渡り板状になっているのでした。
これが無いと隙間に落ッこってしまうのです。



それより何より驚いたのは、車内でのワゴン販売があったのです。
ワゴン車販売は全滅したと思っていたので、もうビックリです。
妻は思わずアイスクリームを買ってしまいました。
そうです、新幹線でないと買えない、あの石みたいにカチンコチンなやつです。

私はいわゆる鉄道オタクではないので、
秋田新幹線と山形新幹線が(ミニ新幹線)と呼ばれているのも初めて知りました。
この2つの新幹線は、在来線のレールを使うので、
途中に踏み切りは在るしで、最高速は時速130キロだったかしか出さないそうです。

エッ、だって新幹線ってレールの幅が広い(広軌)んでしょ。
それが在来線を走る(狭軌)って、一体どうなってるの?





その答えがこれです。
つまり広軌と狭軌の両方があり、3本のレールになっているのです。
これは小田原~箱根湯本間が、狭軌の小田急線と、
それより更に狭い、箱根登山鉄道との関係と同じです。

という訳で、鉄道はあまり知らない私には、
とても勉強になった今回の深浦旅行でした。
そして、今更ながら思うのは、旅はある程度ゆっくりだからいいんだね。
リニアカーなんて、死に物狂いでぶっ飛ぶ電車など、絶対に乗りたくない。
もし出来てもそんなのに乗りたいなどとは金輪際思わない。
親の死に目に間に合わないのであれば、飛行機で行きます。
尤も親はとっくに亡くなっているので、つまりリニアとは永遠に無関係ですね。

東北の彼方の、深浦うたごえ旅行。
とんでもないミスもあったのですが、やっぱり旅はいいんです。

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再びリニアカー不要論

2024-10-16 06:37:44 | 日記
10月13日、青森県深浦町で行われる「深浦のうたごえ」に行ってきました。
今回で5回目の参加ですが、初めて電車で深浦へ直行しました。
以前は、新幹線で仙台まで行き、仙台の歌声喫茶バラライカで夜の歌声をやり、
その夜はホテルで1泊し、翌朝貸し切りバスで深浦まで行ったのです。
バスの中でもアコーディオンなどで歌を唄いながらの移動でした。
それはそれで、とても楽しかったのですが、
一度エコノミー症候群になってしまった経験があるのです。
それで、一度は電車「リゾートしらかみ」に乗りたかった事もあって、電車で行ったのです。



東京から新青森までの距離は670キロ。
それを最短時間だと、3時間20分くらいで着いてしまいます。
平均時速は200キロとなります。
私はこれで充分に速い、これ以上のスピードなど何の意味があるのかと思います。
新幹線を含めて電車での楽しみは車窓からの風景にあります。当たり前です。
しかし、一旦トンネルに入った途端にその楽しみは封印され、
ただ天井を見あげたり、意味もなく床を眺めたりと、面白くも何ともなくなります。
ただ「早くトンネルを抜けないかな~」と願うばかりになります。



リニアモーターカー、その8割はトンネルなんだそうです。
それって全線、面白くも可笑しくもない、ただ床を見つめての苦痛時間ですね。
そこまで苦痛に耐えて速く速く移動しなければならない理由って何でしょう?
少し前でしたら、仕事が最優先、仕事の為ならどんな犠牲もいとわない。
そういった生き方が全て、最優先という時代でした。
しかし、今更そんな生き方を望む人の時代ではないのです。
速ければ何でもいいという方には飛行機があります。
それで行けばいいのです。
そんな高速移動最優先を考えたのは昔のこと。
今はもっと人間的な生き方が重視される様になっています。
8割の時間が何の楽しさも面白さもない「旅行」などしたい筈がありません。
人間は、もっとゆっくりと、ゆったりと移動する味、楽しみをしたいのです。

今の新幹線は、東京~大阪を2時間半。
リニアは1時間だそうですが、
それなり風景を楽しめる2時間半と、
面白味の無い1時間、こんなつまらない時間は早く終わって欲しいと思う方を採るか。


そして平地や高架を走るのは維持管理もまあ、やり易いでしょうが、
これが日本アルプスの真下をぶち抜くには、大変な難工事だし、
火山地帯の真下となれば、どんな異常事態が発生するか予測も付きません。
そして、いざそういった状況が生まれてしまったら、
殆ど元通りになど復帰はあり得ないと思うのです。
それは過去のトンネル(丹那トンネル)とか、
黒部ダム建設の時のトンネル災害を知ると、あまりの悲惨さに言葉を失います。
トンネル災害の復帰は絶望的に難しく、結局は放置せざるを得なくなるでしょう。
そうなった時に、何兆円という莫大な工事費は・・私達の税金、やめてほしい。

こんな馬鹿げた無駄遣いを、更に推し進めようとする人達。
今からでも遅くはない、止めようと言う人が出て欲しい。
2022年6月13日、
私は「河童の歌声」ブログで「マジノ線・壮大なる大失敗」を書きました。
10年もの歳月をかけて造り上げた、フランス、ドイツ国境の要塞。
700キロもの長さのマジノ線はドイツ軍からの侵入恐怖から逃れる為に造りました。
しかし、ドイツ軍はマジノ線を避けたルートからフランスへ侵攻したのです。
マジノ線の意義は、全くの無駄遣いになってしまいました。

リニアモーターカーは、きっと現代のマジノ線になります。
あんな物は造らなければ良かったと後悔すると私は思っています。



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