私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

誠にお話にならない下品な意味のない石碑を建てた人の顔が見てみたい。

2012-03-15 20:57:11 | Weblog
 久しぶりに春の兆しがこの吉備の里にも降り注いできました。ウグイスの鳴く音も、早春の訛りある囀りから、本格的な春そのものの鳴き声になりました。
 そなん春の陽気に誘われて、私は今日、吉備の中山巡りの散歩でもと人並みの年寄りの仲間入りさせていただきました。今まではその寒さに身を縮めて炬燵の守ばかりしていたのですが。
 今年も又あの「ルリタキ」が、此の細谷川に彩りを添えてくれているかもしれないと、密かな期待を以って尋ねてみました。例年ならもうその姿があってもいいのですが、今年は例年にない寒さのせいか、まだ、その姿を確かめることはできませんでした。そのまま吉備のお山を一廻りしました。

 いつもと変わらぬ早春の中山の景色の中を足取り軽く歩を進めます。一周して福田海まで辿ります。約40分の私の散歩コースです。
 思ったよりも早くお山めぐりが出来たので、一寸、これも久しぶりに有朋の歌碑をと思いその場所に歩を進めます。するとどうでしょう。そこにとんでもない何ら意味もないようなお粗末な真新しい万成石でこさえられた石碑が立っているではありませんか。
 その石碑を見たとたん、今までの早春のお山の爽快さに比べて、愕然とした「今更何で―」という気分に変ります。吉備の中山のイメージのぶち壊しもいいところです。ここが本当の細谷川だと主張する一部の人々が建てたのでしょうが、なんて目ざわりな石碑かと思われます。

 一体誰が、何の為に、今更、こんな何ら意味もない下らない事をするのかと、春の中山がカンラカラと笑っているようでもあります。、なんてバカなと、一人憤慨しました。

 まあ、この写真を見てください。なんて無意味な味もそっけもないような事を、相当お金も要ったことでしょうが、よくもしたもんだなとおあきれ返っています。
 その意図は一体何でしょうかね。「細谷川は備前と備中の国堺を流れている」という何処にそんな根拠があるのか知りませんが、それを信じて、今更、新しい石碑を建てようなんて企画する輩がいるなんてことは、チャンチャらおかしいことではないでしょうか。

      

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