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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

COOL JAPAN

2018年08月11日 | 園芸科学科
これまた第2農場で発見した松の盆栽。
園芸科学科では時々、外部講師を招いて
盆栽の学習をする時があります。
これがその時に作られたものかどうかは
わかりませんが、たくさん並んでいます。
盆栽は日本が生んだ植物の楽しみ方で、
長い年月を小さな世界に凝縮させたまさに芸術。
BONSAIといってCool Japan をお代表するものです。
近年はMAN BONSAIという
フィギュアを使った面白い分野も登場しているようです。
ところが農業高校ではあまり教材として取り扱いません。
おそらく理由は施した学習の成果がすぐ確認できないから。
何年も何十年もかかるので
たった3年間の高校時代には収まらないのです。
さて一般に盆栽はお年寄りの楽しみのように扱われます。
日本人の平均寿命がまた伸びたとはいいますが
長い年月かかることを考えると
若いうちから楽しんだ方が良いのではないでしょうか。
10代20代の時に作ったものが
定年を迎えた頃に初めて味のある作品になるからです。
盆栽にチャレンジしようという高校生が現れることを待っています。
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園芸カレッッジ

2018年08月11日 | 園芸科学科
土肥実験室でこんな用紙を見つけました。
ミニフラワーアレンジの作り方を説明した用紙です。
おそらくこれは先月下旬に行われた
体験入学の際に、中学生に配られたもののようです。
かつて名農といえば園芸科学科という時代がありました。
受験者も多く、それはそれは大盛況でした。
ところがここ数年は希望者が少なく寂しい思いをしていましたが
今年は体験入学にたくさんの中学生が来て
またいつもの賑わいを見せていました。
実は名農は農業高校ではなく
園芸高校ではないかと思うときがあります。
というのは生物生産科では水稲より野菜を学びますが
これは農業では野菜園芸という分野です。
また園芸科学科では果樹園芸と草花園芸を学びます。
さらに環境システム科。農業と工業の融合という
キャッチフレーズでしましたが、その農業とは施設園芸。
つまり学校全体を考えるとこれはすべてが農業の中の園芸という分野なのです。
いろいろな学科を有する総合大学をユニバーシティーといいますが
名久井農業高校はまるで園芸に特化した単科大学のよう。
つまりカレッジと呼ぶべき学習内容なのです。
園芸は農業の中でもお洒落な分野。
ぜひ名農で学んでみてはいかがですか。
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カウントダウン!

2018年08月10日 | 研究
チームが課題研究でいつも使わせてもらっているのが土肥実験室。
何十年前、ここは農業クラブのプロジェクト発表チームが
図表を作る工作室的な役割でした。
何年もここで図表作りに関わってきたため
使い勝手がよくついつい今も使わせてもらっています。
昔は黒板でしたが、今はホワイトボードになっています。
そこに書かれているのがチームフローラフォトニクスのスケジュール。
今年で解散するチームには2年生がいないので現在5名。
そのうち2人がスウェーデンの国際大会に出場。
また別の2人が神戸で開催される観光甲子園の全国大会に出場。
そして最後の1人が農業クラブ東北大会に出場。
面白いことにこれがみんな同じ8月下旬なのです。
それでなくても少ないメンバーが3つに分かれて
東北、全国、世界へと挑むのですから、みんな大忙し。
そのためカウントダウン用のスケジュールを
夏休みに入ると書き、常にこれを見ながら計画通りに動いています。
夏休みなのに休みもなく練習、
さらに土日も出向して練習に励んでいた班もありますが来週は旧暦のお盆。
しばし出校しての練習はお休みとなります。
安心して休みに入るためにもさらにピッチを上げているメンバーです。

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お洒落な園芸グッズ!

2018年08月10日 | 園芸科学科
園芸科学科の草花温室に行ってみると
目に飛び込んできたのがこの赤い手袋。
おそらく生徒が実習する際に着用するものだと思いますが
昔は白い軍手が定番でした。
ところがこれは真っ赤で手のひら側に
ゴムのコーティングがされています。
手袋ではなくグローブとでも言いたい代物。
ちょっとおしゃれになりました。
さらに作業によってはよくお医者さんや
食品加工される方が使用する薄いゴム手袋なども使ったりします。
実習の小道具もずいぶん進化しているようです。
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練習は想像の中で

2018年08月09日 | 研究
ストックホルムで開催される水研究の国際大会に出場するチーム。
発表スタイルはこちらもポスター発表ですがちょっと違います。
これは練習用のホワイトボードですが本番はなんとディスプレイ。
これほどの大きさではないもの、
かなり大きなタッチスクリーン式とのことです。
デジタルサイネージといわれるiPadの大きいもので、
画像や動画も掲載できるのですが
これは今年から導入された新方式のため
今まで経験した方はなく、とても戸惑っています。
そんなことからその想像しながら
このホワイトボードで練習しています。
想像通りの装置ならいいのですが
ちょっと不安な日本代表です。
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