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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ものづくりと植物研究 !

2018年07月09日 | 研究
今年は水大賞に出場するため分析はもちろん、
主な実験すら温室内で行っていたファイナルフローラ。
今日は久しぶりに本拠地としている馴化温室前での作業となりました。
準備したのは大きなプールのようなバット。
ここでまた作物の水耕栽培を試そうとしているのです。
温室内では水槽を用いるのですが、
屋外となると規模が大きくなるので
どうしても実験に使う材料を手作りしなければなりません。
この日は分厚いウレタン発泡ボードを
熱線カッターで切り出しては鉢を受ける丸い穴を開けています。
何度も行っているので今はもう感覚的に行えるようになりました。
どこの学校も間もなく夏休み。
一足早い自由研究に取り組むメンバーです。
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実験は廃材?

2018年07月09日 | 研究
樽に植え付けられたトウモロコシ。
黒い鉢に入っていますが、中はスポンジが詰まっています。
露地栽培おいて土はいろいろな役割を持っていますが、
この栽培は水上に浮かべるため
主な役割は植物がぐらつかないように固定すること。
したがってスポンジやロックウールでも代用できるからです。
鉢を設置しているのはウレタンボードですが
とても変な形をしています。
実はこのボードはメンバーがいろいろ工作した廃材。
捨てるのがもったいないので利用しています。
現在、新たな樽栽培を計画しているメンバー。
工作がまだまだ続きます。
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レッドカーラント

2018年07月08日 | 研究
こちらにも赤い実がなっています。
これは赤ふさスグリの実です。
グミや桑の実と同じように昔はあちこちに自生し
子供たちのおやつ代わりとなっていました。
ところが今はスグリが実っている庭も
あまり見ることがなくなってしまいました。
こちらも消えゆく運命にあるのでしょうか。
ところがそうでもないようです。
確かにスグリという名は耳にしなくなりましたが
グーズベリーやカシスという名は聞いたことがあります。
これはいずれもスグリの意味で、
西洋スグリをグーズベリー、
黒ふさスグリをブラックカーラントもしくはカシスといいます。
ではこの赤ふさスグリは何というのでしょうか。
もちろんレッドカーラント。
いずれもジャムやジュースに加工され
知らず知らずのうちに食べているようです。
昔はスグリという田舎くさい名前でしたが今は横文字。
ぐっとお洒落になりました。
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グミはグミでも?

2018年07月08日 | 
数年前からグミが大流行しています。
といっても人気のグミはゴムのような歯ごたえのあるお菓子。
ここにあるのはお菓子のグミとはまったく関係ない果物のグミ。
グミ科の樹木で、食用となる果実が実ります。
漢字では茱萸、胡頽子と書くようですが、
こんな文字はお目にかかったことがありません。
おそらく野山で遊ぶ機会が減り、昔よりも食べなくなり、
いつの間にか身近な果物ではなくなったからではないでしょうか。
サクランボを縦長にしたような実ですが
甘さはかすかで、渋みや酸味も感じます。
しかしトマトと同じリコピンを多く含むことから
今売り出したら、健康食材として最注目されるかもしれません。
もし見つけたら食べてみてください。
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フルーツの里は大賑わい

2018年07月07日 | 
名久井農業高校のある青森県南部町はフルーツの里。
りんごや桃、ぶどうや梅など1年を通じて果物が採れる町です。
そんなフルーツリレーの先陣を切るのがサクランボ。
6月中旬から町をあげてサクランボ狩りが始まっていますが
今年は7月20日まで。そろそろ終盤を迎えています。
ここは南部町の農産物直売所。その名もチェリーセンター。
所狭しと採りたてのサクランボが並んでいます。
周辺の市町村はもちろん、お隣の岩手県からも
新鮮なサクランボを求めてお客様が連日やってきます。
また南部町にはそれを迎えるだけの数の観光農園もあるのです。
まだご覧になったことのない方はぜひ足を運んでみてください。
こんなにサクランボに種類があるのかと驚くはずです。
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