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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

動きのあるガーデンデザイン

2018年07月07日 | 園芸科学科
園芸実験室の前にある細長い花壇スペース。
今年はいつもとちょっと違う動きのあるデザインとなりました。
花壇には境界線に沿って植えるボーダーガーデン、
植え位置を地面より高くするレイズドベッド、
逆に低くするサンクンガーデンなどたくさんの種類がありますが
この花壇のように細長くものはリボン花壇といいます。
いつもと違うと感じる理由は花の植え方。
もし同色の花でスペースを埋めていたら
静かで落ち着いた雰囲気となりますが
この花壇は数種類の花が交互に、
それも垂直ではなく斜め方向に植えられています。
このちょっとした工夫が花壇に動きを与えているのです。
さすがは園芸科学科のガーデン。
園芸は植物を使った芸術です。
植物で大地に絵を描くのは楽しいもの。
秋はどんな面白いデザインを披露してくれるか楽しみです。
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名農生、最後の戦い!!

2018年07月06日 | 学校
1学期末考査の終わった名農の廊下にずらりと並んだ草花。
これはまもなく行われる農業クラブ主催の農業鑑定競技の
出題例を紹介している特設展示コーナーです。
この草花の名前はなんですか?とか
何科の植物ですかなど、農業に関する知識を問います。
農業鑑定競技は春から何度か開催されましたが今回が最終回。
今までの総合結果から今年の学科No.1が決定します。
みんなが頑張って勉強しているのはそれだけが理由ではありません。
なんと学科の1番になると秋に開催される全国大会に出場できるのです。
今年の全国大会は南国鹿児島県。
否が応でも北国暮らしの名農生のモチベーションは上がります。
鹿児島への切符をかけた熱い戦いが始まります。
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樽栽培

2018年07月06日 | 研究
南部町のため池で水上栽培に挑戦しているチーム。
それとは別にチームのベースキャンプである馴化温室脇で
大きな鉢と漬物用樽を使った栽培も行っています。
野外での栽培のため、ため池栽培とほとんど条件は変わりません。
あるとしたらこちらは水の流入が雨しかないというところです。
設置してから数週間勝ちましたが、
このところぐんぐん元気になってきました。
その理由は、樽の中で水中根が勢い良く発生してきたからです。
最初は生育が遅く不安になりますが
根が伸びるとターボエンジンのように
加速的に成長していくあたりまさに水耕栽培です。
梅雨明けしていないとはいいながら
毎日暑い日が続いている南部町。
早く大きくなってもらいたいものです。
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絹糸!!

2018年07月05日 | 研究
チームが育てているトウモロコシ。
4月に播種したこともあり、もう雌花ができました。
トウモロコシは植物体のてっぺんに雄花、
茎の中ほどに雌花を咲かせます。
雌花の先端にはトウモロコシのヒゲと呼ばれる雌しべが
ご覧のように無数ついています。
このヒゲは絹糸ともいわれ、
トウモロコシの粒に1本の割合でついています。
つまり私たちが食べているトウモロコシは
たくさんの小さな花の集まりなのです。
温室で育っているトウモロコシは
どうしても飛び交う花粉が少ないため
実の入りがあまり良くなりません。
おそらく通常の半分以下の大きさにしか育たないはずです。
しかし実際に行うのは野外です。
水上栽培でもちゃんと結実するのがわかれば実験はそれでOK。
まもなく収穫を迎えそうです。

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インゲン収穫開始!

2018年07月05日 | 研究
こちらも収穫時期を迎えた水耕栽培のインゲン。
栽培しているのはサヤインゲンとしても
完熟させて子実を収穫することも可能な品種。
子実専用のインゲンの仲間には
金時豆、とら豆、うずら豆などいろいろありますが
さすがにそれらと比べると小粒です。
しかし播種してから3ケ月、
ご覧のように結実して種子も熟してきました。
そこで先日から完熟した豆の収穫が始まりました。
チームが春から挑戦してきた研究により
水上栽培でもちゃんと豆類が栽培可能なことを証明しています。
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