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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

未来科学館

2018年07月12日 | 研究
いよいよ日本水大賞の表彰式となりました。
会場はご存知、未来科学館。
子供たちでいつも賑やかな国立の科学博物館です。
しかしこの日は表彰式のために閉館。
関係者だけが中に入ることができました。
表彰式会場となったホールは円形。
かつて先輩方は日本学生科学賞に何度か入賞し
やはりこの会場で表彰されていますが
最近はこのような機会がなかったため
みんな未来科学館に来たのは初めて。
いろいろ感心しながらあちこち眺めています。
いよいよ表彰式が始まります。
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夜の臨海副都心!

2018年07月11日 | 研究
水大賞の表彰式に出席するため前日の夕方に上京したチーム。
夕食の頃にはもう暗くなっていました。
場所はお台場。青森県の中学校では
修学旅行で見学コースにもなっている思い出の場所です。
ではなぜこのエリアをお台場というのでしょうか。
台場とは砲台があった場所という意味。
1853年にペリーが黒船で来航し日本に開国を迫ったのに脅威を感じた幕府は
東京湾のこのあたりを埋め立て、大砲を設置しました。
ペリーが品川沖までやってきたにもかかわらず
横須賀に上陸したのは、この砲台のためだといわれています。
またこの地域を埋め立てるために
高輪にある2つの山を切り崩したというから
そのダイナミックっさに驚かされます。
現在では東京湾13号埋立地、臨海副都心とも呼ばれているお台場エリア。
馴染みの場所で明日はいよいよ表彰式です。
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原点は東京ビッグサイト!!

2018年07月11日 | 研究
6月下旬、チームフローラフォトニクスの全メンバー5名が
日本水大賞の表彰式に出席するために猛暑の東京に現れました。
逆三角形の建物は東京国際展示場、通称「東京ビッグサイト」ですが
この会場に来たわけではありません。
ホテルの最寄駅なのでここで降りただけなのですが
なぜかみんなスマートフォンで写真を撮ろうとしています。
それだけ東京ビッグサイトはインパクトのある巨大建造物なのです。
水大賞で表彰されたのは「3つの生物による水質浄化」ですが
昨年まではバイオエンジンと呼んでいました。
バイオエンジンの開発は2013年にスタートしていますが、
研究を引き継いだ後輩たちによって何度も改良されてきました。
改良のたびに大きな話題を呼び、いろいろな会場で発表してきました。
新しいところでは昨年2017年のパシフィコ横浜で発表したバイオエンジンTYPE3。
日本を代表する園芸のビッグイベントの中で行いました。
しかしその2年前である2015年。
この東京ビッグサイトでバイオエンジンTYPE2が
やはり日本最大級の環境イベント「エコプロダクツ」の特設ステージで
なんと30分も時間をいただき全国の関係者に紹介しています。
この年はチームが園芸科学科から環境システム科に完全移籍した年。
今までの園芸の視点から環境を意識した
新たな研究のスタートを切った記念すべき年にこの会場で発表しているのです。
つまりチームにとってはバイオエンジンが初めて全国に披露された記念の場所なのです。
最後のフローラがバイオエンジンの最終型を表彰式で発表する前日、
昔を知らない現在のメンバーが水研究のスターを切った
ビッグサイトに魅せられている様子は何やら深い縁を感じます。
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プロフェッショナルは美しい

2018年07月10日 | 環境システム科
馴化温室はチームがベースキャンプとして
設立当時から使わせてもらっていますが
現在は、同じ環境システム科の施設園芸班とシェアしています。
まさに「シェアハウス」です。
先日、施設園芸班の栽培の様子を見学させてもらいました。
手前に植えられているのはパプリカ。
奥はなんとメロンです。
メロンはテクニックのない素人では上手に栽培できない上級野菜。
またパプリカもピーマンと違ってそう簡単には栽培できません。
そんな難しい野菜をなんと水耕栽培で元気に育てています。
チームも水耕栽培を行いますが、それとは雲泥の差。
またベッドにシーツをかぶせるなどの工夫もあり
機能美を感じるきれいな栽培スタイルだと思いませんか。
水耕栽培の専門家集団「施設園芸班」。
これぞプロフェッショナルです。
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みなさんのおかげです

2018年07月10日 | 研究
メンバー2人が池の前に集まりました。
1ケ月前から取り組んでいる水上栽培の様子を観察に来たのです。
ではここはどこでしょう。
なんと名農ではなく、地元の中学校なのです。
昔は小中学校には必ずといっていいほど池がありましたが
近年、管理が面倒、安全性への不安などの問題から
池のある学校が少なくなっています。
名久井農業高校もそのひとつ。
もともと水害を避けて高台に引っ越したこともあり
池は最初からありませんでした。
やっと見つけたのがこの中学校。
サンパチェンスを活用したバイオエンジンの研究の頃からら
ずっとチームのために池を貸してくださっています。
今年はサンパチェンスではなくマメやトウモロコシ。
きれいな花を期待していた中学生には申し訳ありませんが
採れたら食べてもらいたいと考えています。
このように皆さんの協力を頂きながら
チームフローラフォトニクスは研究を進めています。
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