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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

マイヅルソウ

2018年05月19日 | 学校
ちょっと歩くとこんな花が咲いていました。
これはマイズルソウという山野草。
鶴が羽根を広げて飛んでいるようなので舞鶴草と呼ばれています。
スズランの仲間なのは姿を見るとなんとなくわかります。
この植物はロシア、日本、北朝鮮というアジアの北部、
そしてアメリカ大陸の北西部に自生しています。
今でこそ自生地はバラバラで広範囲ですが
昔はみなこの地域はつながっていたという考え方があります。
もしかしたが昔はみんな一緒に自生していたのかもしれません。
小さな山野草ですが地球のダイナミックな動きが
想像され面白いものです。
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FLORA FINAL

2018年05月18日 | 研究
2018年のチームユニフォーム。
毎年製作していますが、唯一例年と違うところは
この袖についているロゴ。
「TEAM FLORA FINAL」と記されています。
水研究を始め、サクラソウ保全活動など
チームフローラフォトニクスはたくさんの活動をしては
いろいろな場面で表彰されてきました。
しかしこれはすべて継続活動の賜物。
歴代の先輩方が残してくれた研究成果とスピリットのおかげです。
最後のフローラという袖のロゴは
そんな先輩方への敬意をあらわしたものです。
TEAM JAPANとなった最後のFLORA10は
もうたった5名しかいませんが
卒業された何十名もの先輩方の志とともに
有終の美を飾ろうと研究に取り組んでいます。
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最後のデザインはTEAM JAPAN

2018年05月18日 | 研究
チームフローラフォトニクスの活動場所は基本的にガラス温室。
したがって天気の良い日は温室内がすでに30℃近くあがります。
その中で研究するのですから、熱さ対策は欠かせません。
チームは2009年の結成時から毎年、ユニフォームとなる
Tシャツを製作しては半袖で作業しています。
さて先日、2018年版のシャツが完成しました。
メンバーの希望もあって今年はポロシャツ。
したがってバックプリントとなりました。
デザインは見覚えのある水のしずく。
これは2012年、水研究の日本代表として
ストックホルムの国際大会に出場した際に用いたデザインと同じです。
おそらくこれと同じTEAM JAPANのTシャツを持っている
OB、OGが10名はいるはずです。
フローラ最後となる2018年も嬉しいことに日本代表として
再びヨーロッパに向かうことになりました。
そこで懐かしのTEAM JAPANデザインが再登場となりました。
でも2012年のものと違うところがあります。
それはどこでしょう。
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微生物パワー

2018年05月17日 | 研究
そんなガラス温室の中でTEAM FLORA PHOTONICSは
現在、新しい水耕実験を行っています。
その一部をみなさんにご紹介します。
これはトウモロコシ。スィートコーンです。
植えられているのは水槽の上。
そもそもトウモロコシは乾燥に強い作物で
あまり多湿な環境は好みません。
ところがチームの研究では
事前に水中根の発根処理をしているため
ご覧のとおり元気に育っています。
しかし注目するのは左右の生育の違い。
左は普通に育てたものですが
右は鉢底に硝化菌という細菌、
鉢の中には菌根菌という糸状菌が入っています。
硝化菌がどんどんと肥料分をトウモロコシに
供給しているおかげでぐんぐん成長しているというわけです。
面白い実験はまだまだ続きます。
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甍の波!

2018年05月17日 | 環境システム科
環境システム科が使っている大型水耕温室。
5月の青空の下で輝いて見えます。
さて甍(いらか)とは瓦のことで
たくさんの瓦が敷き詰められているところが
波のように見えるため「甍の波」という表現をします。
童謡の「こいのぼり」に出てくるので
忘れた人は歌ってみてください。
さてこの温室は瓦葺きではありませんが
ガラスを止める温室屋根の骨組みが格子なので
これまた新しい波に見えてしまいます。
いったいこれは何の波といえばいいのでしょう。
ところで最新の温室の中には屋根にガラスをはめるのではなく
二重になった透明ビニールを張るという話を耳にしたことがあります。
万が一、地震などでガラスが破損した場合、
当然ながらハウス内に落下してきます。
もし下に人がいたら大惨事になるからだそうです。
しかし残念ながらこの温室を含めほとんどの温室はガラス屋根。
したがって地震がきたら避難する必要がありそうです。
このところ地震が多いのでちょっと気になります。
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