
今日は3月20日。2025年の春分の日です。
文字通り、暦の上ですが春を分ける日ですが、
現在はこのように雪の華が咲いています。
では春はいつからいつまででしょうか。
それは立春から立夏の前日まで。
2025年の立春は2月3日、立夏は5月5日。
確かめていませんが、立春と立夏のちょうど中間が春分です。
春分の日は彼岸の中日。田舎ではかつて団子をもってお墓に行く日でした。
このお団子、春は牡丹の花が咲くから「ぼた餅」といい
秋は萩の花が咲くので「おはぎ」といいます。
また春はよもぎが採れるので、よもぎ餅を飾る家もあります。
さて毎年、お彼岸にお寺を訪ねますが、最近、団子に変化が出てきました。
ひとつは手作りではなく、お店で購入したものが増えてきたこと。
家で作るのは大変。また教えてくれるおばあさんとは一緒に住んでいないため
購入しているようです。ところが最近、また新たな変化が出てきました。
それは彼岸団子を持参しない家庭が増えていること。
お団子も安くありません。またコロナもあって
風習が途絶えてきた可能性があります。
話を聞けば彼岸はもちろん、お盆にも墓参りをしない高校生が増えています。
どうやら彼岸団子は絶滅危惧種のようです。
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