花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

TEAM AQUA PHOTONICS 誕生!!

2016年04月21日 | 研究
やっと2年生男子3名が新しい実験装置を組み立てました!
内側がシルバーのグロウボックスの中に設置されたのは
チームが売るほど持っている水槽。
今回は60cmではなく45cm水槽を使っています。
2年生が春休みから取り組んでいたのはこの水槽の環境維持装置の取り付け。
露地栽培や温室内のプランター栽培と違って
小さな水槽に取り付けられたのは水をきれいに保つ大型外付けフィルター、
さらに水温が高くなりすぎないようにする冷却クーラー、
その他にエアレーションや照明、
これらを制御するタイマーなどいろいろなものが必要です。
悪戦苦闘した結果、先日、このように完成し、試験運転にも成功しました。
この栽培システムは今年の2年生の一人が行う水生植物の研究に使うもの。
このシステムさえあれば大概の淡水の水生植物なら栽培できるはずです。
これだけの本格的なシステムを自ら組み上げた彼は
とても感動しており、モチベーションも最高潮。
今回のテーマ植物もまもなく運び込まれる予定なので
おそらく積極的に研究に取り組んでくれるでしょう。
さて偶然ですが今年の2年生の研究テーマに
水と関わる研究がなぜか3件もあります。
ラニーニャで猛暑になるかもしれない今年は
水遊びできるこんな研究が楽しいかもしれません。
陸上から水中へ。
TEAM AQUA PHOTONICS の誕生です。



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ものづくり

2016年04月21日 | 環境システム科
春休み、真っ黒い衣装ケースのような植物栽培棚
「グロウボックス」を組み立てたチームの2年生。
今度は中に取り付ける装置を組み立てています!
今まで見たことのな装置ばかりなので、戸惑ってしまいそうですが
そこは工業も学んでいる環境システム科のメンバー。
何の迷いもなく楽しみながら組み立てていきます。
今までの女子だけのメンバーならこう簡単には行かなかったと思います。
工業の魅力であるものづくりと農業の醍醐味である生命の育成。
これをふたつも味わえる研究は名久井農業高校ならではの魅力です。
新学科を立ち上げる際、いろいろイメージしてみましたが
農と工は想像以上の化学反応をおこしているようです。
さていったい何ができると思いますか?

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