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外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ボストンのタクシー

2010-07-28 00:21:22 | 社会全般
今回の旅行で、ニューヨークとフィラデルフィアでは地下鉄だけで市内を移動しました。
ただ、ボストンでは、時間が限られていることもあって、地下鉄に加えてタクシーを三回利用しました。

三回とも、タクシーの運転手さんはアフリカ出身でした。
アルジェリアが2人、ケニアが1人。

「運転手さんも、レッドソックスが好きですか?」と訊くと、応援しているけれど、サッカーの方が好きだと3人とも同じ答え。
3人のコメントを挙げてみますと
「野球が盛んなのはアメリカなど一部の国だけ。サッカーは世界中で盛んだ」
「俺たちは、1日働いて500ドルを稼ぐという毎日の繰り返し。でもメジャーリーガーの連中は、とんでもない金額を稼ぐ。どこか変だよ」
「野球をやると、子供でも金がかかる」と、なかなか手厳しい意見。

サッカーのワールドカップに話題を振ると
「毎日、テレビにかじりついて観戦した」
「日本は、良い戦いをした」
「ホンダは良い選手だ」
「素晴らしいフリーキックが二回ほどあったね」
「オカダは素晴らしい監督だ」
「オカダの試合後のインタビューが良かった」
日本の試合も、みんな良く観ています。
そして、3人とも、岡田監督のことを、真面目そうで良い監督だと異口同音に誉めていました。
岡田監督は、今や世界的な有名人なんですね。

私が、岡田監督が同じ大学で一年後輩だと話すと、
「それは凄いな」
「専攻が政治経済?スポーツじゃないのか?」
「どんな学生だった?」
「お前も、オカダに頼んで、もっと良い仕事につけるんじゃないか」
と、話が盛り上がるの何の。
(*^_^*)

目的地について精算した後も、サッカーのことを嬉しそうに話し続ける運転手さんもいて、私が車を降りる時には「お前は友人だ。気をつけて旅行してくれ。いつか俺も日本に行きたいよ」とも。

スノービッシュな白人の街とも言えるボストンで、必死に生きるアフリカの人々の素顔を垣間見たひとときでした。

冒頭の写真は、ボストンにあるマサチューセッツ州の庁舎です。
地下鉄のパーク・ステーションを下車して、ボストン・コモンという広大な公園を抜けていくと建っています。

宿泊したホテルの前にあった公園、パブリック・ガーデンにあるワシントンの銅像。カモの銅像もありました。


同じパブリック・ガーデンの夕方の風景。バークレーの学生なのか、ジャズ・ギターを弾く白人男性が道端にいました。
この公園を抜けていくと、チャールズ川に出ます。
そして、ハーバード・ブリッジを渡るとMITがあり、川を渡らずに川沿いを歩いていくとボストン大学があります。
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