外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「大学野球」が届きました

2015-06-25 18:20:47 | 大学野球
発売日が6月20日から24日に変更された「大学野球」春季リーグ戦決算号が届きました。
「『一戦必勝』と『挑戦者』を貫いた涙の王者」というサブタイトルがいいですね。


大学選手権関連記事が多いので、そのあたりが発売が遅れた要因かなあなどと考えながら読みました。

それにしても、掲載された写真の選手たちの表情が素晴らしいのなんの!
心の底から達成感と充実感が湧き上がっていないと、こんな会心の笑顔にはなりません。


同じ笑顔でも、高橋広監督の笑顔は少し異なるように思います。


WASEDAのユニフォームを着ること、それは部員たちが毎日練習する目的です。
ユニフォームを着ることは、いわば日々の鍛練の一つの成果です。

一方、監督は「指名」によりユニフォームを着ます。
いわば、前任者から駅伝のたすきを受けとるようなもの。
いったん受けとると、もう逃げ場はありません。
後任者にたすきを手渡すまで、ブレーキを起こさないように気をつけながら、少しでも順位を上げるよう努めなければなりません。

この写真は、リーグ優勝達成後、中央図書館前の安部磯雄、飛田穂州両先生の胸像に優勝を報告された時のもの。
その心境を駅伝ランナーに例えれば、「入りの5キロは予定より良いラップタイムで走ることができた。さて、次の5キロも同じペースでいけるかどうか」と、顔では笑いながらも、心の中で孤独に自問している、といったところでしょうか。

2週間のオフも もうすぐ終わります。
秋にも選手たちの笑顔を見ることができるよう、私たちファンも応援態勢を整え始めましょう。






Comment (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 和田毅投手に異変!? | TOP | いきなり激突 »
最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-06-26 09:50:25
監督の選手とは違う笑顔。流石はay1881さん、すばらしい記事です。
高橋監督、最初は定年後、私学で高校野球をもう少し続けるつもりで、オファーを待っていました。そんな折り、早稲田の話が来て監督になりましたが、 タイミングがちょっと違えば八木さんの明桜と逆になっていたかもしれませんね。
大学に来ていきなり日本一。しかし、この6ヵ月かなりの苦労をされたようです。ミーティングは短いが含蓄のあるいい話で選手とのコミュニケーションをうまくとられたようです。大変厳しい人が来たぞと三倉兄あたりがかなり脅していたみたいですが、かつての武闘派のイメージはすっかり消えていました。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。