外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

クラス会で驚いたこと

2014-11-09 16:40:52 | 都立青山高校
昨日行われた都立青山高校のクラス会。
高校1年と2年の2年間、同じ教室で過ごした仲間が集まりました。

このクラス会、出席番号1番の「あおちゃん」ことAくんが乾杯の音頭をとるのが恒例なのですが、今回はAくんが欠席。
そこで、出席番号が一番後ろの私が乾杯の音頭をとることになりました。
(^_^)/□☆□\(^_^)

飲み始めると、「ガキ男」ことMくんが話しかけてきました。
「外苑茶房を書いているの、ayだろ?読めば読むほど、お前に違いないと確信したぞ。」と。
ちなみにMくんの出席番号は私の1つ前。
私の1つ前の机に座っていた理科系の彼に、物理や化学の試験の時に もの凄~くお世話になりました。
(^^;;
このブログをMくんも読んでくれていると思うと、嬉しいやら照れ臭いやら……

そのMくんは、早稲田の理工学部を卒業し、大手建設会社に勤めています。
その彼は現在、なんと福島原発第一で放射能封じ込め作業の現場で働いていると言うのです。
写真を見せてもらいましたが、3重のゴム手袋、フルフェイスのマスク等を身につけた宇宙飛行士のような出で立ちで、肌の露出は皆無。
それらを装着している間は水も飲めない状態で、屋外で作業します。
炎天下での作業は、1時間作業するだけでフラフラになる過酷な現場だそうです。

瓦礫の中から、人骨が見つかることもあるとか。
すぐに警察に届け出て、行方不明者のDNAデータベースと照合します。
ただ、データベースで誰の骨かが特定できても、骨が少量にとどまる場合は「死亡」と認定されず、引き続き「行方不明者」として取り扱われるそうです。

彼の勤務先では「満40歳以上、既婚者、既に子供がいて今後は子供をつくる予定はない」等々の詳細な基準を設けて要員を選抜。
Mくんは「定年を目前に控えているし、この仕事を建設マンとしての集大成にする」と決断し、引き受けたそうです。

単身赴任で、いわき市のアパートに住んで働くMくん。
彼のプロ意識に、全く頭の下がる思いです。

福島第一での作業風景は、ニュースで時おり放送されます。
私は文科系ですし、実際の作業現場を具体的にイメージできず、遠い世界の出来事のようにも感じていました。
これからは、そんなニュース映像に接するたびにクラスメイトMくんの顔を真っ先に思い浮かべ、彼の安全と任務達成を祈ることになるでしょう。







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1 Comments

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Unknown (luckii1565)
2014-11-09 22:04:59
いわき市から戻られてクラス会に参加されたんですね。今度はっきりとブログ作者であることが知られたり、Mさんのご活動のことを知ったり・・・・諸々、とても良い時間を持たれたこと、想像します。

今日は、リーがロイヤルホテル東京で東京六大学応援団連盟OB.OGによる「2014六旗会」が早稲田大学当番校で、開催されたとか。藪野健先生による各校校旗挿絵入りの校歌、応援歌パンフレットが参加者にプレゼントされたとか。早稲田色濃厚ですね。
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