外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

法政に先勝

2010-05-15 20:35:53 | 大学野球
投げては斎藤-大石の鉄壁の投手リレーで法政打線を一点に抑え、打っては土生くんの値千金の勝ち越し2点適時打により早稲田が法政に先勝しました。

先発の斎藤投手は、球速・制球ともに良い出来でした。
球種は正確には判りませんが、130キロ台の沈む変化球と140キロ半ばの低めに決まる速球のコンビネーションが非常に有効でした。
また、これまでよりも打者の内角を厳しく突く配球も良かったと思います。

今日の試合では、好投を続けて法政・加賀美投手とガップリ四つの状態にあった斎藤投手に代打を出した、八回表の応武監督の思い切った決断が勝利の女神を引き寄せました。
代打・川西くんが四球を選び、次打者の渡辺くんがしぶとく粘って出塁したことで、一気に試合の流れが早稲田に傾いてきました。

その場面で飛び出した土生くんの勝ち越し2点二塁打には、本当にシビレました。
\(^O^)/

八回裏から登板した、二番手の大石くんの投球も素晴らしかったです。
150キロ台の速球が低めと左右両サイドにコントロールされていて、点を奪われるような気が全くしませんでした。

かたや、敗れたとはいえども、法政の加賀美投手も、さすがの投球を見せてくれました。

ただ、今季から主戦投手となったため、完投することを彼は強く意識していました。
クリーンアップを打席に迎えた時、あるいは走者を塁に置いた時には、豪速球を軸にして、隙のない投球で早稲田打線を完璧に抑えていましたが、その一方、下位打線で走者のいない場面では、意識して省エネ投球に徹していました。

そのスキを見逃さずに先制本塁打を放ったのが斎藤投手。
思い切りの良い打撃が見事でした。

斎藤くんは元々バットコントロールが上手くて手首を柔らかく使うことのできるバッターでもあります。
今日はドンピシャのタイミングで加賀美くんの球を捉えて、左翼席前列に弾丸ライナーをぶち込みました。

この勢いを大切にして、明日は一気に連勝を実現してもらいたいと思います。

もう1つの対戦カードでは、見事な逆転で慶応が明治に先勝しました。
試合の終盤にリードされても闘志が途切れない今季の慶応は大したものです。

かくなる上は、早慶が三つ目の勝ち点を獲得して、早慶戦で四つ目の勝ち点を得た方が優勝という状況になってもらいたいと思います。


ところで、今夜は、二年前に卒業した川本くん(瀬戸内高校-早大-東京海上日動)の結婚式です。
野球部の同期が二十名ばかり参加するようで、その中から山口くん(熊本・済々黌-早大-朝日新聞)、あるいは情野くん(米沢興譲館-早大-山形銀行)らが久し振りに神宮に姿を見せて、披露宴までの時間を使って、現役たちの奮闘に声援を送っていました。

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