外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

明日は早法戦

2010-05-14 22:34:10 | 大学野球
『○○の件なんですけどぉー』
『だからぁー』
『○○なのでぇー』

若い世代を中心にすっかり定着している語尾上げの話し方ですが、正直なところ、私は苦手です。
とても押しつけがましい印象を受けてしまうからです。

昔、高島屋の社員の方から、店内アナウンスで大切なことは、語尾を下げることだと教えていただきました。
文字にすると同じ内容でも、語尾を下げて話すと端正な印象となるのですが、語尾を上げると途端に、相手を論破しようとしているような、あるいは文句をつけているような口調になってしまうので、お客様商売では決して許されない話し方なのだと。

就職活動中の学生さんたちは、接客のプロフェッショナルたちから語尾上げ言葉が歓迎されないことを、心に留めておいていただいて損はないと思います。

さて、このような語尾上げの話し方は、1960年代の後半の学生運動の華やかなりし頃、全共闘世代のアジテーションが起源だという説が有力だというから、面白いです。

『本日のぉー、決起集会にぃー、結集されたぁー、全ての労働者ぁー、学生、そしてぇー、市民の皆さん』
『我々のぉー、本日の戦いはぁー、勝利だったぁー』
『我々はぁー、反革命主義者たちをー、根底的にぃー、粉砕しぃー』

騒然とした雰囲気の中で、ハンド・スピーカーで絶叫する学生運動家たちのアジ演説は、威勢の良さは伝わってくるものの、何を言っているのか、良く聞き取れませんでした。
(;^_^A

このような話し方が、現代の若者たちに広まったということは、例えばザワザワしている教室で会話していたということが原因なのかも知れません。

いずれにしても、きちんと語尾を下げる話し方の方が、周囲に理知的に響くことは間違いありません。

さて、明日から早法戦。
柄にもなく仕事が多忙を極めているのですが、なんとか応援に行くことはできそうです。
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1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日は (MT)
2010-05-15 10:05:53
今日は、午後の講義を自習にして、応援に行きます
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