外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

2017 早大野球部 十大ニュース

2017-12-26 16:28:18 | 大学野球
2017年も残り僅か。
今年の早大野球部を振り返ってみました。

[第1位 春秋ともBクラス]
春が4位、秋は5位。
特に秋は東大と同率で70年ぶりの最下位という全く不本意な成績となってしまいました。
これほどショッキングな出来事は、めったにありません。

ちなみに70年前に最下位となった翌シーズンは、見事にリーグ優勝を果たしています。
当時の先輩方の頑張りを見習い、奮起してください。

[第2位 OBコーチ陣の充実]
これまで一人で仕切ってきた高橋広監督でしたが、巻き返しを図るためにOBコーチ3名の就任が決まりました。
佐藤助監督(早実ー早大ーエネオス)
道方ブルペンコーチ(箕面自由学園ー早大ーJFE)
土橋トレーニングコーチ(比叡山ー早大)
ある野球部OBは「学生コーチも頑張っているけれど、良い人材が各学年にいるとは限らない。100名を超える部員に力量に応じた指導をするとなると、OBも加わる形が良い」とおっしゃっていました。

佐藤助監督はグラウンド近くに部屋を借りて、1月からフルタイムで指導することになります。
道方さんは週末中心ですが、これまでも金曜日から安部寮に泊まり込んで選手や学生コーチたちと意思の疎通を図っています。

[第3位 フレッシュリーグ優勝]
新人戦が見直しされて、春は6校総当たりのリーグ戦となりました。
その記念すべき最初のリーグ戦で早稲田が優勝しました。

現在の2年生部員には、特に野手に有望選手が揃っています。
彼らが早稲田復活の原動力となってくれることを期待します。

[第4位 ドラフト指名]
早稲田からは大竹、三倉の2選手が志望届を提出し、大竹くんが福岡ダイエーホークスから育成枠で指名されました。
育成枠というのは本意ではないでしょうが、大竹くんにとって郷里の球団ですから、とても張り切っていますよ。
なお、三倉くんは名門 日立製作所で現役続行します。
卒業に必要な単位取得はすでに完了していて、1月15日に入寮とのことです。

[第5位 全早慶戦開催]
今年は夏に熊本と西条、そして秋に沖縄で全早慶戦が行われました。
全早慶のために地方に赴くとなれば前後三日間ぐらいの練習が疎かになるということも耳にします。
しかし、全早慶戦を観て神宮を目指そうと決めた球児は数えきれません。
これからも各地で企画されるといいなと私は思います。

[第6位 台湾遠征]
3月に台湾遠征が敢行されました。
台湾といえば、戦前に7本塁打のリーグ記録を樹立した名選手 呉 明捷さん(嘉義農林ー早大)のお名前が思い浮かびます。
台湾には大勢の早大出身者がお住まいで、今回の遠征先でも、選手たちを大歓迎してくださいました。

2018年の夏には、慶応も帯同してブラジル遠征が計画されています。

[第7位 新主将に小島投手]
秋季リーグ戦終了後、新しい主将に小島投手が指名されました。
副将には岸本捕手、黒岩外野手が就き、練習で部員たちを鼓舞しています。
彼らの頑張りが 必ずや春に実るものと信じて応援いたしましょう。

[第8位 ベストナイン]
チームが勝ち星に見放されて苦しむ状況にあって、奮闘した選手もいました。
春に加藤くん、秋には宇都口くんがベストナインに選ばれました。

[第9位 首位打者]
加藤外野手が春季リーグ戦で首位打者を獲得しました。
2年生春でのタイトル奪取は立派のひとこと。
当然、他校のマークは厳しくなりますが、それを克服して更に大きく成長して欲しいです。

なお、加藤くんは新チームで再び捕手として練習しています。
彼のポジションがどこに落ち着くのか、これは注目です。

[第10位 OB選手の活躍]
プロ野球でも、社会人野球でも、早稲田OBが活躍しました。
プロ野球では、鳥谷選手が2000本安打を記録し、青木選手はメジャーで活躍。
社会人野球でも、トヨタの佐竹・細山田の早大バッテリーが日本一に貢献しました。

彼らが習得した高い技術と経験を、ぜひ現役部員たちにもフィードバックしてもらいたいと思います。
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