外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ラグビー終戦に思う

2017-12-18 16:22:21 | 大学ラグビー
ラグビー東海大学戦のレポートを早スポがアップしてくれました。
東海大に敗れ、初戦敗退。その中で見せた4年生の意地 | 早稲田スポーツ

昨年よりも着実に成長していると感じる戦いぶりではありましたが、残念ながら、それが成績に反映されるところまでには至りませんでした。

かつて競走部が箱根駅伝予選会の常連を余儀なくされていた時代、監督が高校の有力ランナーに声をかけても「私は強くなりたいので駒沢大学に行きます」との反応に愕然とさせられたと。
言い方を変えれば「早稲田に行ったら強くなれない」というのです。
苦しい時代が長く続きました。

トップリーグ、プロ化というラグビーの潮流に乗り損ねた早稲田ラグビーは、高校のトップ選手たちの目に どのように映っているのでしょうか。
低迷期を早く脱しないと、早稲田ラグビーは"古豪" となってしまいます。

数名のスポーツ推薦+付属・系属校強化という奥島総長時代の青写真に基づいて頑張ってきた野球部も、他校の積極的な強化策の後塵を拝して苦しい時期に足を踏み入れてしまいました。

ここが踏ん張りどころです。

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慶応の話題です。
東京六大学:慶大・柳町 内野挑戦へ 大久保監督「2年後はドラフト上位候補」(スポニチ) - 毎日新聞


早稲田でも 同じようなことが過去にありました。

古いところでは、野球部OB組織である稲門倶楽部の現会長 望月博さん(中京商ー早大ー日本石油)

中京商(現 中京大中京)の主将・遊撃手として全国制覇した望月さんは、早稲田では二塁手でレギュラーとなりました。
ところが4年生に上がろうという時、同期の中村勝広さん(成東高ー早大ー阪神タイガース)がプロ入りを視野に二塁手二塁手挑むこととなり、望月さんは一塁にコンバートされました。
この結果、望月さんは打撃に専念できてリーグ戦で首位打者を獲得し、中村さんはプロ入りを果たしました。

このたびの慶応のコンバートでも、正三塁手になるはずだった誰かが"とばっちり"を食らうことになります。

「災い転じて福となす 」となりますかどうか。
慶応の腕前 拝見です。
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