外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

「伝説のプロ野球選手に会いに行く」増補改訂版

2012-11-28 22:25:36 | 大学野球
オフ会仲間から教えてもらった文庫本「伝説のプロ野球選手に会いに行く」(廣済堂出版、714円)を買いました。
一時売り切れとなっていたのですが、増補改訂版となって再び入手可能となったのです。

スポーツライターの高橋安幸さんが、伝説のプロ野球選手たちに行って話を聞いたという力作なのですが、登場する選手の顔ぶれが凄い!

苅田久徳、千葉茂、金田正一、杉下茂、中西太、西本幸雄、小鶴誠、稲尾和久、関根潤三、前川八郎、ウォーリー与那嶺、浅川三郎の12名。

このうち、苅田さんと関根さんが法政、杉下さんが明治、西本さんが立教のご出身というわけで、早慶の出身者が含まれていません。
この時代の早慶の選手たちはスター扱いで紹介記事も多く、伝説とはなりにくかったのではないかと私は解釈しています。

そうは言っても寂しいなあと思っていたら、この本の中にマニアックな解説で登場する大瀧詠一さん(元はっぴいえんどのヴォーカル)が早稲田出身でした
(;^_^A

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政界は、政党の離合集散が続いています。

「元総理の細川さんのような『選挙の顔』が、どこかにいないか」と常々言っていた「政局屋」小沢さんは、ついに嘉田さんという『選挙の顔』を引き当てました。

民主も、自民も頼りない。
維新も、石原慎太郎さんやイマイチの国会議員が合流して、当初の新鮮味が消滅。

嘉田さんの新党も、裏で小沢さんがニラミを利かせる「羊の皮を被った狼」みたいな印象です。

多くの有権者は、戸惑っているというのが実情でしょう。
(><)

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この時点で明らかなこと。
それは、重要な政策について、党内部で十分な擦り合わせをする間もなく、玉虫色の選挙公約をぶちあげて政権についても、いざ予算を組む段階になったら、再び紛糾するのは必定だということです。

こういう時こそ、「政治家は、誰の代表であるべきなのか」という原点に立っていただきたいです。

高度成長期は、引退世代、現役世代、そして将来世代の利害は概ね一致します。
しかし、現在のような状況では、それぞれの世代がお互いに相反してしまうものです。

こんな時代の政治家は、将来世代のことを第一に考えて欲しいのです。

きちんと背景を説明してくれるならば、痛みを伴う政策でも、有権者から必ず支持を得ることができるはずです。

権力を得んがために、大衆に迎合した公約を乱発するような政治家、あるいは領土問題に絡んでナショナリズムを煽るような政治家には、もう騙されないようにいたしましょう。
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