佐賀北の夏

明日から10日間の旅行。

特別な用事があるわけでもないので、20分足らずで準備も完了し、先月買ったままになっていた標記の『佐賀北の夏』を読み始めました。

佐賀といえば、大隈さんの出身地。
そして野球部でも、私の学生時代には名手・岡村二塁手(佐賀西、現・東京ガス)、最近では松永外野手(神埼、現・三井住友銀行)、内山投手(鳥栖、現・東芝)と、野球と学業をきちんと両立させた面々が思い浮かびます。

そして市丸くん。
上に挙げた同郷の先輩たちの伝統をきちんと継承してくれそうな予感があります。

『大学で初めての試験はどうだった？』と尋ねると『まあまあです。要領よくやってます』と、危なげく乗り切った様子。

上級生の投手たちからの評判も日増しに良くなっています。
夏の練習でじっくり鍛えて、オープン戦での一軍ベンチ入りを狙って欲しいと思います。

佐々木順一朗さん（仙台育英監督）

早稲田出身の監督が率いる四チーム全てが、甲子園の緒戦を勝ち抜きました。

仙台育英を率いる佐々木順一朗監督(東北高校出身)は、1978年に早稲田へ入学。
同期の主将は清水隆一外野手(早実)。
仁村薫(川越商業)、三谷志朗(今治西)、谷田部和彦(早実)、弓田鋭彦(早実)、栗嶋務(早実)らも同期で、多くの早実出身者が主力となった年次でした。

写真は、仁村、三谷に次ぐ投手として期待されて、室内練習場で投げ込む、四年生当時の佐々木さん。

なお、学生時代は佐々木『淳』さんというお名前でした。

高橋広さん（鳴門工業監督）

見事に緒戦を勝ち抜いた鳴門工業の高橋広監督も、早稲田の卒業生(西条高校出身)。

高橋さんは1973年の入学ですから、八木主将、吉澤、松本といった大物選手と同期でした。

添付した一枚は安部球場で撮られたもので、吉澤、八木に挟まれた最前列真ん中の選手が、大学四年生当時の高橋さんです。