ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

アオサギとカシラダカ (槻川)

2014-01-28 18:00:03 | 近隣の自然
東秩父村の農産物直売所に行った日曜日の朝のこと。

産直の前の県道11号線に沿って流れる槻川に大きなアオサギが降り立ったのを見た。
すると、すぐ後にもう一羽のアオサギがやってきて、挑発しているのか遊んでいるのか、束の間、コミュニケーション?! らしきやりとり(乱舞)の後、すぐさま東のほうに飛んで行ってしまった。
カメラのピントも合わせられないままで、あっという間だった。
大きく鳴き声も上げていたから縄張り争いだったのかな。しかし翼を広げて舞い上がったアオサギは大きくて迫力があった。







他にも鳥がいるかもしれないと、近くの橋から槻川の河川敷に降りてみた。
のどかな清流だ。岩場を流れるせせらぎの音を聞きながら土手の木々を見ていると、スズメほどの大きさの鳥が視界に入ってきた。裸の木の枝に止まったシルエットは、「カシラダカ」じゃないかな? 

すぐに分かったのには理由がある。前日、都幾川の河川敷でカメラに収めた鳥で、ネット検索したばかりだから名前も形もしっかり頭に入っていた。名前も珍しかったし(頭頂部にある「冠羽」が逆立つことから名前がついたとある)。






ここからは嵐山町の都幾川に掛かる二瀬橋付近で撮ったもの。
河川敷で焚火を楽しんでいた寒い土曜日でした。対岸の高い木に止まっていたのが、多分カシラダカ(頭高)だと思います。十数羽で群れをなしていました。






高い樹上にはシメがいました。「孤高の鳥」の様相!太田金山城史跡を歩いて、シメに遇う(2013-02-12wrote)




荒川のコハクチョウたち

2014-01-21 21:21:02 | 近隣の自然

県道69号線を深谷市に向かって走り、農林公園を越して、さらにまっすぐ北に進むと、荒川に掛かる植松橋が現れます。この橋の上から見える右側のポイントが、荒川河川敷(旧川本町)の白鳥飛来地でした。昨年はここを訪れて写真を撮っています。コハクチョウと鴨(荒川)






今年も同じルートで植松橋を渡っていたら橋の反対側(上流方面)に白鳥の群れが見えたので、河川敷まで下りてみた。








雨が少ない時期だから水量も少い。浅瀬がずっと続いていて、白鳥たちはゆったり泳いだり、川面に立って長い首をぐるりとひねって羽繕いしていたりと、いろいろな姿が見られた。近くで見る白鳥は、思ったよりボリュームがあり、白さが際立って美しかったな。グレーがかった体毛の幼鳥も見られた。きっと家族なんだね。
あ、そういえば一本足で立っている白鳥が多くいたのは、やっぱり寒いからなんだろうと思う。




上空からトンビが大きく羽根を広げて飛んできて、だいぶ先の岸に止まった。ファインダーの中、猛禽類の鋭そうな目つきが想像できた。白鳥の天敵なのかな?




カモなどの水鳥はいなかったけど、耳を澄ますと水辺や樹上でいくつかの鳥の鳴き声や気配は感じた。のんびり待っていたら見られたかもしれない。

帰り際に、単独行動のタヒバリを見た。茶褐色の独特の模様から、多分タヒバリじゃないかなと思うんだけど、、、


タマゴタケを撮る

2013-09-28 16:09:38 | 近隣の自然
山栗が落ちているかな~? ふらふらと偵察がてら散歩に出かけた。

深く静かな山道を行くと、ガサガサッーと栗のイガが落ちる音がする。
音のした場所をめざしていくのが、一番効率がいい。ほらね~、栗のイガが散らばっている中に艶々と茶色に光った栗が見え隠れしている。
栗を拾いながら、栗拾いってなんて楽しいんだろうって思う。
夢中で探している時も楽しいし、見つけた栗の実の豊かな重量を感じるのも嬉しい。…癒されるし、満たされる時間だ。

途中、ばったりバッタに遇った。






ドキッとするほど鮮やかで深い赤色のキノコが、コナラの木の下にいた。



釣鐘形の若いタマゴタケだ。見渡すと、近くに、傘が開いて時間がたった姿のタマゴダケもいた。
柄の下の部分に白いたまごの殻のようなものが見える。タマゴタケはこの白いタマゴの中で育って、
やがて頂部を割って真っ赤な傘が伸び始めるんだね。
まるで卵から生まれるキノコのように。



傘の筋が揃っていて、なんか番傘みたいなフォームだ。



このタマゴタケは、テングタケ科の食用キノコでなかなか美味であるとネット情報で見たが、ちょっと驚きだ。でも、遠目でもかなり目立つ姿は、危険な香りがしてどうも信用できないよん。うーん、ワタシは食べられそうにないな!


山の中は、夏の終わりから秋にかけて、さまざまなキノコの季節だ。
以前、森の中で、ボランティアの活動をされている人に会った時に、
「これは食べられるキノコだよ」って、教えてもらったので採収して持ち帰ったキノコがあった。
家に帰ってから恐るおそる調理して食べたが、あんまり美味しくなかった記憶がある。たった一度の経験だったけど、、、それ以来、売っているキノコ以外は、できれば食べなくてもいいかなと決めています。

なので、キノコはもっぱら撮るだけです。


被地植物 ヒメイワダレソウ

2013-09-13 11:22:21 | 近隣の自然

昨日、仕事で嵐山町の広い庭のあるお宅に伺った際、中州のように地面を覆う緑色の植物の上に、大きなカマキリがいた。 おんなじ緑色だ。しばし観察していると、またまた同色のオンブバッタを発見! 明るくふかふかの緑の茂みの中でなんだか気持ちよさそう。






そういえばこんなに強い直射日光の下でも、シャキッと瑞々くて乾燥に強そうな、この植物はなんだろう?



地被植物(グランドカバープランツ)のヒメイワダレソウだと知った。
ぱらぱらと咲いている小さな白い花をよくみると、さらに小さな小花から成っていてとてもかわいい。
冬には枯れて茶色になり、春に緑が吹き返し、6-9月に花をつける植物。そんなに手間がかからず成長も早そうだ。何よりいきいきした緑が美しいのに魅せられた。
それに地被植物だから土壌の乾燥や土の流失、雑草を防ぐので、適所に植えれば効果もありそうです。
実は、ぜひ使いたいなと考えてるところがあって、、、ふふっ。要チェックですよ!! 






ピンクのハルジオン [春紫苑]

2013-06-01 05:42:19 | 近隣の自然


ピンクのハルジオンが
秩父から群馬県に抜ける峠の脇の林道に咲いていた。
地図によると標高700mほどの高原だ。
なぜかこの花だけ撮っていて、周りの風景のショットはないのは
たぶん平凡な風景だったからだと思う。

それにしても、昔から見慣れた花だ。
春になると至るところで見つけられた、花というよりは雑草。
幼い頃は、その形から「目玉焼き」と呼んで遊んでいたのが懐かしい。
ピンクのハルジオンではちょっと違うけどね。


越辺川で川エビを捕る

2013-05-20 16:03:45 | 近隣の自然



20年くらい前、川魚を捕まえて水槽で飼うのが楽しみだった時期があって
高坂の越辺川にも何度か小魚を捕まえに来ていた。(その頃は朝霞市にいた)
ハヤやオイカワ、ヨシノボリなどの稚魚を捕獲して水槽に入れて飼っていた。
ついでに、水槽のお掃除をしてくれるというスジエビやドジョウなども捕って持ち帰ったものだ。

我が家の水鉢に、川エビを入れよう! と、久しぶりにその越辺川へ行ってみた。
 
越辺川沿いの道路はよく利用するので、川の姿は見ているが、なかなか川のそばまでは下りないので水の水質は分からなかった。しかし昔に比べて、だいぶ汚れているようだ。残念なことにいろんなものが流れ込んでいるんだろうな。

夫が膝までの長靴を履いて、川に入る。植物が生い茂って影を作っている水際に網を差し込み、川底をすくいあげて川エビを探している。
ほんの数回で、あっという間に10匹ゲット。体長2~3cmほどの大きさ、スジが入っているからスジエビかな?
そうそうこんな姿だったよね。短時間で目的達成して、気分良く帰宅。
さっそく鉢に投入しました~もちろん水槽掃除部隊として!!

実は先に入れていた金魚が白点病らしき病気で死んでしまったので、いまはメダカが10匹ほど住んでいる。川エビが大きくなるとメダカなどの小魚を捕獲して食べてしまうことがあるようなので、注意しないとね。




のんびり焚き火

2013-03-25 17:53:53 | 近隣の自然


昨日の日曜日は都幾川の河川敷で焚き火して過ごした。
東京では異常高温が続いたせいで桜が早くも満開とのニュースが流れていたけど、ここ埼玉の嵐山の都幾川の桜街道ではまだまだ微かに色づいているくらい。せいぜい五厘咲きぐらいでしたね。
杉花粉も終息に近づいてきていたし、なによりも昨日は肌寒くて焚き火にはいい日かもと、出て行く気になった。

燃やした薪は、我が家の生垣だったヒバの木だ。
4年ほど前に伐採して薪サイズに切り揃え、軒下に寝かしてあったものだから充分に乾燥している。
大量にあったヒバを燃やし終えるのに3時間強かかった。
煙に燻されながら火を見つめ、川を見つめ、鳥を見つめて過ごした。そろそろ子育ての時期なんでしょうね~いろんな鳥の鳴き声が川面に響いてにぎやかだった。


∵水辺の鳥セグロセキレイは、ほんの4、5メートル先まで近づいても平気。


∵タヒバリも水辺で餌を探していた。一定の距離を保っていれば逃げないけど、それ以上近づくのは難しい。





∵突然強い鳴き声がして、振り向くと雄のセグロセキレイが雌の前で、求愛ダンスを踊っていた! 
鳥の求愛ダンスはTVで見たことがあるけど、実際に見ることができるなんてね。


でもあっけない結果に終わったようである。
雄の引き際が見事です。めげてない様子に見える。ふっ。




釣鐘状の緋色の桜・・・寒緋桜

2013-03-18 16:00:00 | 近隣の自然


このところの大気の状態にはうんざりだけど
年度末なども重なり、出ないわけにはいかない用事も多いからたまらない。
まあ、それなりの対策(用心)をして出ていくのだけど
敵は超微小粒子ときているので完全なる防御などできるはずもなく
ノックアウトされ、涙とくしゃみで惨憺たる症状になる始末だ。

そんなことわかってはいたけど、昨日はお墓参りに出かけた。彼岸の入りだったから。
深谷市にあるお墓に向かう途中も、車外に繰り広げられる風景がどんよりしていて、ぞおっとした。
冬の季節には目が覚めるほど美しい山の稜線が、薄汚れた空の中で見えにくいほどだ。

昼食をはさんで4時間ほどの外出だったが、つらくてぼーっとしながら考えた。
こんなに辛いのはもうたくさん!来年は早めに病院で花粉症対策をしてもらおう!(病院嫌いで薬嫌いなのに、ほんとかな?!)。

そうこうしながらも、桜らしき開花を見て声に出すと、夫は「ソメイヨシノは、まだだと思うよ」と言う。
それで思い出し、深谷市の矢弓神社の寒緋桜は咲いているかしらと、帰りがけに立ち寄ってみた。
ぽつぽつと咲き出しているが、見ごろにはあと一歩かな。
ソメイヨシノより先に咲く緋色の桜・・・寒緋桜の満開の姿を見たかったけど。。。






《三年前の寒緋桜の記事》

コハクチョウと鴨(荒川)

2013-01-29 13:01:16 | 近隣の自然


深谷市川本地区の荒川に掛かる橋を渡っていたら、遠く群馬や栃木の冠雪の山々が見えた。
空気の澄んだ冬だから見晴らしがいい、ぐるっと関東平野を感じることが出来る。広いな~!
あの山に降る雪のせいでこの辺も乾燥した空っ風が吹くんだよ、って夫が話す。
山を越える時に空気中の水蒸気が雨や雪となって山に降るからだって

冬の日差しが射しこんで車の中は暖かいが、外は刺すような冷たい風が吹いているのが分かる。
そうだ~白鳥がいるかな? と、白鳥飛来地方面に寄り道を決めて河川敷に降りてみた。
いたいたっ! 
水量の豊かな立派な川だ。風で起つ青い小波の間にコハクチョウと鴨が悠然と泳いでいた。
忘れ去られたように見物の人もなく、静かな昼下がりだ。








秋の好日

2011-11-24 11:21:40 | 近隣の自然

秋の季節で好ましいことは、すっきりと乾燥した空気だ。
外気の中で過ごすほうが心地よい日が続いてうれしい~空も高く、山の姿もくっきりと美しいしね。
昨日は、お彼岸のお墓参りから時間もたって気になっていたお墓の掃除に行ってきた。

一年中いつ行っても静かでやわらかな時間が流れているお墓です。
ですが3月の東日本大震災では大きな墓石が2~3センチほどもずれてしまい、修復してもらっている。
周辺では灯篭が倒れたなどの被害もあったそうで、実際に目の当たりにしたら恐怖だったと思う。場所は埼玉の北部(深谷市)、地震の影響がしっかりとあったことを書いておこうと思う。






墓石の左右には、真っ赤に染まった満天星(ドウダンツツジ)と、常緑の犬黄楊(イヌツゲ)。
イヌツゲはよく道路沿いなどに植えられていて、四角く整えられていたりするよね。近くで見ると緑の葉の間に黒い実がついていた。




帰路に立ち寄った農産物直売所で見つけた地元のぶどう(カイジ)が、新鮮で香りがあって美味しかった。
いいね!身近においしいものが出来るのを知っているって^^