2010年に国際宇宙ステーションに搭乗していた宇宙飛行士達は初めて遠くにそれを見た。間もなく暗いシルエットになり大きくなった。更に近くなった時、シルエットは宇宙船として見えた。最終的に、そのオブジェクトは、間もなく地球軌道を周っている宇宙ステーションとドッキングする、スペースシャトル・エンデバーそのものであることが明らかになった。ここには接近するエンデバーが地平線の近くに撮られており、そこには地球の大気圏のいくつかの層が見えている。シャトルの直接背後には青く見える中間圏(mesosphere)が、白く見える大気の層は成層圏(stratosphere)であり、オレンジの層は地球の対流圏(Troposphere)である。総合的に地球の半径の2パーセント未満に及ぶこれらの空気の薄い層は、呼吸における酸素の提供や宇宙からの危険な放射線に対するバリアなどを含めて、様々な点で我々の全てを支えている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<ひとこと>:
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<火星探査>
今日のテーマ: 最後の自画像 (インサイト)
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