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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

梅雨の合間の甘夏そしてアロエ酒

2009-06-29 | 果実酢・果実酒・梅仕事
先日、まんがあらいという言葉を教えてくれた
伊豆の農家さんから甘夏とキダチアロエが届いた。
無事に木に登って収穫してきてくださったようです。

キダチアロエは、まるで怪獣のような姿で
元気に生えているのを見たことがあるけれど、
いざ生アロエを手にするのは初めて。
なにか独特のにおいがしますな。

薬効はいろいろあるらしいが、まずはアロエ酒を作ろう。

両脇のトゲトゲをスライサーで落とし、
先端とつけ根を切って適当な幅でザクザクと切る。

中のゼリー部分がきれいだな~。

1つ食べてみた。
う~ん、青臭いのと苦いのとで正直このままで食べるのは微妙。
ゼリー部分はとくに味を感じなかった。

まっ、健康酒としてつくるものだからいいか。
きっと漬けあがったら美味しく変化するのだろう。

キダチアロエ 1kg
氷砂糖  850g
ハチミツ 150g
ホワイトリカー 1.8L
ガラス瓶 4Lサイズ

2ヶ月ほどで飲めるらしい。楽しみだ。
一日におちょこ一杯くらいが適量とのこと。

余ったアロエは細切りにしてザルで干して乾燥アロエにしたり
お風呂にレモンと一緒にいれてみたりするつもり。


こちらが待望の甘夏。

無農薬なので見た目は地味だけれど
甘酸っぱくて美味しくて感謝!




渋田の庄 池喜の南高梅

2009-06-28 | 果実酢・果実酒・梅仕事
ついに真打登場。
和歌山県かつらぎ町から梅干用南高梅がきたよ。

今年は5kgをお願いしたのだけれど
あけてみると大粒の梅がゴロゴロ入っていて
思わずその大きさに頬が緩んだ。

去年はこうめさんが巨大果を記事にしてらして
私もたまたま重さを量ってあった梅があったので
ブログに載せたのを思い出した。

またたびダイアリ:続々と土用干し

昨年のものは77g。
これを量ったのが追熟させる前だったか後だったか
忘れてしまったけれど、もし後だとすると、
追熟中に水分がとんだぶん届いたときより軽くなっていたかも。

見えにくいけれど、この梅が今回の一番だ。

なんと94g!
これはもしかして桃なのではと思うくらい。

これ以外にも80g台がいくつもあった。
池喜さんのところで大事に育てられたのですね。
こう大きいとお菓子にしてみたくなるな~。

さっそく洗ってヘタをとり、ザルに並べて追熟にかかる。

夜は上に手ぬぐいをかぶせて寝かせている。

朝起きて手ぬぐいを外すと少し湿っているので
梅が呼吸しているんだなあと感心するのであった。

小さなボウルを小脇に抱えて、
ザルの中の熟度の進んだ梅を選別し、先に漬けたりするのだけれど
そのときはちょっとした梅狩り気分です。




酒井あんず園から信州大実が到着

2009-06-24 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨年アンズシロップやお酒が美味しくできたので味をしめ、
今年も酒井あんず園さんから生あんずを送ってもらった。

昨年の記事:
あんずでシロップ、サワードリンク、お酒を仕込む
あんずシロップ完成

さっそく洗ってへたをとり(ほとんどはすでに取れている)、
よく乾かして、にぎやか梅酒や日本酒梅酒に数粒ずつ入れた。

出来上がりかけていた梅シロップにも追い漬けしてみた。

氷砂糖もあんずと同量追加してみた。
どんな味になるんだろう。楽しみ。

こちらはあんずのみのシロップ。

昨年、秋ごろまで寝かせたほうが美味しいよと
コメント欄で教えていただいたので
頑張って夏を越させなければ…。
発酵しないといいな。

こちらはあんず酒。

ホワイトリカーに氷砂糖と黒砂糖の2種類を作った。

あんずも漬けてしばらくはガスが出るので
こまめにチェックして空気抜きをする。



昇珠園の十郎梅を梅干にしよう

2009-06-23 | 果実酢・果実酒・梅仕事
21日に届いた梅を、ざっと洗ってへたをとり、追熟させていた。

よく熟した状態で送っていただいたのと
このところの気温の高さであっというまに熟度が進む。

二日目には全てきれいなオレンジ色に変わった。

もう漬けないと傷んでしまう!
二日も置く必要なかったかな。

塩分10%と18%のふたとおりにした。

赤しその手配も考えておかないと…。

*

梅に限らず、農産物、海産物を生産者から
じかに送っていただくのが楽しみのひとつなのだが、
収穫待ちしていた果物の生産者の方が連絡をくれた。

>まんがあらい(田植え後の畑仕事のお休み。
>村が一斉休みのため畑仕事は禁止になる)があり
>その後、このところの梅雨の長雨で収穫にいけませんでした
>お待たせして申し訳ございませんが、天候が回復するまでお待ちください
>木の上に登って収穫するために、木が濡れていますと滑って登れません

「木が濡れていますと滑って登れません」に
ほのぼのとした笑いが浮かんできたけれど、
「まんがあらい」って初めて聞く言葉だなあ。

なんだろう? 安息日みたいなものか。

調べたところ、
「田植えが終わって、馬鍬を洗うから 
 まぐわあらい→まんぐぁあらい→まんがあらい」らしい。

へえ~。
新しい言葉を覚えたぞ! なんだか嬉しくなる。
私がこの言葉を使う機会は…ないかもしれないけれど。




昇珠園の南高梅

2009-06-22 | 果実酢・果実酒・梅仕事
小田原 昇珠園では南高梅も扱っているので
十郎梅と一緒に3kg送ってもらった。

この色合い、たまりませんなー。
甘酸っぱい香りが部屋中に満ちている。

とりあえず洗ってヘタをとり、ヘタ部分を下向きにしてザルに並べ、
一日置いたところだいぶ黄熟したので漬け込みを開始した。



小鉢に焼酎をいれ、梅をそれにくぐらせながら桶に詰めていく。
塩を上になるほど多めにふって、お皿を落としブタ代わりにのせて
ラップをかけ、涼しい部屋に置いた。


今回は塩分15%にして、あとから砂糖を足す予定。
早く梅酢があがってこないかなあ。

*

一日経ったところで梅酢の出具合を確認。

きれいなピンク色にうっとり。
梅干になってしまえば、梅酢の色は関係ないので
シソを入れるまでの間のお楽しみですね。




おむすび権米衛のエコバッグ

2009-06-21 | 果実酢・果実酒・梅仕事
いつものレスト野菜館さんのお野菜のほかに
小田原・昇珠園さんから梅干用十郎梅も届いた。

さっそく洗ってザルにあげて、追熟させるものと
すぐに漬けられそうなものをわける。

今日は夕方から横浜アリーナでMR.BIGのライブなのだ。
開場が16時と早いのであたふたと準備して新横浜に向かった。

横浜アリーナに行くのは初めてだ。
いつのまにかきれいに建て直されていた新横浜の駅ビル内で
迷いつつルートを探すと、おむすび権米衛の店舗を発見。

愛読しているニフティ デイリポータルのサイト内で
以前に紹介されていたエコバッグが展示されている!

風雲!コネタ城:おむすび型のエコバッグが超かわいい

キャー、これ欲しかったんだ。
買いました。1000円ナリ。


おむすび型なので、内側に梅干がデザインされている。

エコバッグで有名なルートートとのコラボ製品だそうで
つくりはしっかりしているものの、
これで1000円はちょっと高いような気がする。
650円くらいならいいのになあ。

底のマチは正方形にとられており、
権米衛のおむすびがぴったり6個入りますとのこと。

500ml缶6本パックをいれてみたらこれまたぴったり。
ちょっとしたおつかいに便利そう。

外側に携帯の入るサイズのチャックつきポケットあり。


おむすびらしく真っ白なので、汚れやすいけれど
可愛くて気に入りました。



古城(ごじろ)、白加賀(しらかが)の青梅でいろいろ

2009-06-04 | 果実酢・果実酒・梅仕事
和歌山の渋田ノ庄 池喜さんから古城が10kg、
小田原の昇珠園さんから白加賀お買い得品5kgが届いた。

ご都合のいい日に送ってくださいとお願いしてあったのだが
偶然にもどちらも同じ日である6月2日に到着。
今年は早い時期から予約していたのと天候の具合もあるのかも。

クロネコのおじさんが梅の入ったダンボールを
台車にのせて運び込んでくれた。

トップ画像が古城梅。
つやつやコロコロとよくしまったきれいな実だ。
池喜さんにお世話になるのは今年で4年目だけれど
いつも安定した品質のよい梅を送ってくださいます。

こちらは白加賀。
昨年からお世話になっている昇珠園さんのもの。

お買い得品ということで、少し枝の当たったあとがあったりするが
大粒で軽く紅を刷いた愛らしい姿で、品質には全く問題なさそう。

さっそく全部の梅を2時間ほど水につけ、あく抜きをする。

上段2つが古城、下段の3つが白加賀。合計15kg。

今までは梅を1粒ずつ、新しいキッチン用スポンジで
丁寧にこすり洗いしていたが、今年はそれをやめて
水を張った桶の中でザーッと洗っておしまい。

梅の産毛がまじる率があがるかもしれないが
完成後に漉せば問題ないだろう。

2時間漬けたあとで、ヘタとりを開始したが
これは水に漬ける前にやっておいたほうがいいのですね。
水を吸ったヘタは取りづらかったわ…。

来年は、届いた梅のヘタをとる→水に2時間漬ける→
竹ザルに広げて乾かす の手順でやろう。

夕方には梅も乾いたので、さっそく漬け込み開始。


千鳥酢で梅酢ドリンク。

古城 2kg 氷砂糖2kg 千鳥酢2升 8L容器
白加賀2kg 氷砂糖2kg 千鳥酢2升 8L容器
古城 1kg 氷砂糖1kg 千鳥酢1升 4L容器

以前はリンゴ酢を使っていたけれど、
千鳥酢でも美味しくできてコストも安くあがるのでよい。


ホワイトリカーで梅酒。

古城 2kg 氷砂糖1kg ホワイトリカー1升 8L容器
白加賀2kg 氷砂糖1kg ホワイトリカー1升 8L容器

例年どおり、にぎやか梅酒として何か追い漬けするつもりだけれど
今回はビワかレモンを試してみようかと悩み中。


梅酒用純米原酒で日本酒梅酒。

(古城 1kg 果糖350g 富久錦 純米原酒1升 4L容器)×2

これは毎年大好評なので欠かせない。
完成までの半年の間に、梅のエキスでお酒(20度)が少し薄まるため、
アルコールの度数が下がって、夏の暑さに日本酒が耐えられずに
変質してしまうと困るので、ずっと冷蔵庫で保存している。

そんなに神経質にならなくても大丈夫なのかもしれないが念のため…。

4L瓶は冷蔵庫内で場所をとるので
1本は漬け込んだあとすぐ友人にプレゼントしている。

昨年のものはことに良い出来だったのだが
これは梅のアク抜き2時間と、温度変化に強いガラス瓶を
使用したためもあるのかもしれない。
以前にプラスチック容器を使ったことがあるのだが、
どういうわけかその年はイマイチの仕上がりだったのだ。

梅酢ドリンクや焼酎ベースの梅酒で
容器による仕上がりの違いを感じたことはなく
あくまで私の感覚的なものなのでアテにはならないけれど
これからはなるべくガラス瓶を使うようにしようと思っている。

この原酒を使って日本酒ベースの杏酒も漬けてみたいのだけれど
冷蔵庫のスペースが問題だわ。



古酒 猫また焼酎(25度)で梅酒。

白加賀1kg 氷砂糖500g ねこまた1升 4L容器

猫または米焼酎なのだ。
商品として猫また梅酒も出ているのだが、自作してみたかった。

ボトルの首に「猫又にたぶらかされてはなりませぬ」とある。

もう、手遅れであります。


梅シロップ

古城 1kg 氷砂糖1kg ホワイトリカー100ml 4L容器
白加賀1kg きび砂糖750g ホワイトリカー100ml 4L容器

できあがったら煮詰めないで冷蔵庫保存する。


梅味噌

古城 1kg 好みの味噌1kg グラニュー糖600g

冷蔵庫に入れ、ときどきかき混ぜる。
梅からエキスが出きったら梅だけひきあげる。
梅味噌はいろいろ使いまわせて便利だ。

さて今年の青梅もこれで仕込みは一段落。
このあと、梅干用に南高梅、十郎梅、
シロップ&酒用にあんずが来る。

迎え撃つ準備はばっちりよ。




しまなみレモンのネーブル、はるみ

2009-01-21 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨年11月に初めて注文してからというもの
レモンもみかんもありがたくリピートしてきたのだが
みかんは年内に売り切れ、私の在庫も尽きたので
今度はレモンとネーブルとはるみをお願いしてみた。

はるみは今までに買ったことないな。
というか食べるのも今回が初めてかも。

11月初旬に送られてきたときは緑色だったレモンも
年が明けてからは、きれいな黄色に変わっていた。

後列:11月に漬けた紅玉酒とレモン酒
前列:はるみ、ネーブル、レモン


はるみはデコポンの兄弟で、清見×ポンカンなのだそうだが
ひときわ群を抜いて大きい。

この大きさって…と思い当たるものがあって
冷蔵庫から出してきて比べてみた。

聘珍楼の肉まん(大)200gとほぼ同じ。

はるみの皮は厚いけれど簡単に手でむけて
中の袋(じょうのう)も柔らかく、口に残らないので
そのままパクパク食べられる。
ほどよい酸味で美味しい!
大きいみかんみたい。

ネーブルは包丁でむいたほうが食べやすかった。
こちらも香りと酸味が爽やかで美味しかった。

みかんが売り切れてさびしかったけれど
これでまたしばらく楽しめて嬉しいな。

みかんの皮は干してお風呂に入れている。

*

レモン酒と紅玉酒も味見してみた。
レモン酒が非常にすっきりさっぱり。
あまり苦味も強くないので飲みやすく、
香りがまた素晴らしかった。

紅玉はやや甘く、こちらもよい香りで美味しいけれど
私としてはレモン酒を追加で漬けておきたい。



しまなみレモンで

2008-11-07 | 果実酢・果実酒・梅仕事
たくあんの仕込み用にみかんの皮も用意しておきたく、
よさそうなのがないかとネットで探していたら
国産レモンが意外に安く手に入ることを知った。

同じ柑橘系だからか、レモンとみかんの両方を作っている農家も多く、
ここは国産レモン発祥の地、尾道市瀬戸田町でお願いしてみようと
あれこれ検討した結果、しまなみレモンさんに決定。

手作り感溢れるサイトをうきうきと眺め、
そろそろみかんも始まるようなので同梱してもらえまいかと
メールで問い合わせをしたところ、2日経っても返信が来ない。

収穫期なのでお忙しいのだろうと思いつつ、
もう一度問い合わせてみようかと迷っていた矢先に
いきなり代引きでドンと箱が届いた。びっくりした。

お孫さんのいらっしゃる方が農業のかたわら、
サイトも頑張って作っておられるようで
メールのやりとりや振込み確認など、
なかなか手が回らないのかもしれない。

生産者とのネットを介してのやりとりは、
ある程度形式のできあがったネットショップか
ヤフーオークションで行なうことが多かったため
いささか面食らったものの、よい意味で勉強になりました。


さっそくみかんの皮をむいてお味見。
新鮮で甘くて美味しい~!
続けて2つも食べてしまった。

さてレモン。
まずは定番、はちみつレモンいってみよう。

洗ったレモンの水気を拭いて薄くスライスし、
間にはちみつを挟みながら漬け込む。

右がはちみつレモン。浮いてくるので重石が欲しい。

左側は、こうめさんの塩漬けレモンを見て
とても気になっていたのでお試しで漬けてみたもの。
薄くスライスしたレモンの間に塩をまぶす。

こうめさんが記事中でリンクなさっている、
もろてんさんのプリザーブドレモンも大変魅力的だったので、
スライスレモンを積み終ったのちに
粒黒コショウ5粒とベイリーフを1枚いれ、
入りきらなかったレモンを絞ってレモン汁をいれた。

どんな味になるのか楽しみ。
どちらの瓶も、ラップをかけて冷蔵庫に入れた。


つやつやと立派。

この時期の青いものを使うのは初めてだ。

皮ごと安心して使えるので、果実酒も作ろう。

レモン酒:レモン500g、砂糖100g、いいちこ900ml
     1玉だけ皮つきでいれた。

りんご酒:姫りんご200g、紅玉200g、
     砂糖100g、いいちこ900ml

レモンの皮は一週間後に取り出す。
レモンの実は、一ヵ月後くらいに取り出そう。
ずっと漬けておくと苦くなるのよね。

むいたレモンの皮はビニールに入れて冷蔵庫に保管した。
ここから少しずつ、洗濯ネットにいれてお風呂に浮かべよう。



2008年度の梅干完成!

2008-08-21 | 果実酢・果実酒・梅仕事
最後の小梅赤しそ漬けも干し終わり…って
もう先週の話だけれど
なんとか今年の梅干も完成した。


さっそく小梅の赤・白を実家からもってきた器に入れる。


ふたつき。


とくにどうという器ではないのだが
こどもの頃からお気に入りだったので
もらってはきたものの、
何をいれるでもなくずっと置いてあった。

これには小梅が似合う! それも紅白でいれようじゃないかと
おもっていたので、ようやく念願かなったり。

*

今年は品種や塩分の度合いなどをいろいろと変えてみた。

小梅

塩分10%・果糖10%


日に当てた梅酢に変な濁りが出たが梅干のほうはまあまあ。
しかし甘さもスッパさもいささか中途半端かな。

干しあげたあとに梅酢をくぐらせたりしていないので
どことなくひなたくささが残るが、
保存しているうちに落ち着くかも。

塩分10%・氷砂糖10%


果糖に比べてねっちりとした甘さ。
コクが出るのでこちらのほうが美味しい。
しかし氷砂糖を追加するときに失敗して
梅の実が縮んでしまったのは今後の課題だ。

塩分15%赤しそ入り

色合い、手触りともに美しい仕上がり。
果肉も柔らかく満足のいく出来となった。
来年、小梅を漬けるならこのパターンでやりたい。


小梅の梅干を本漬けに 0605
小梅の梅干と梅シロップの経過報告 0618
果糖小梅 & 氷砂糖小梅 土用干し完了 0721

*

十郎梅

塩分10%・氷砂糖10%


十郎だけに酸味がきいているが
干してすぐから食べやすい味でよい。
ふんわり柔らかく、万人受けしそう。

塩分15%赤しそ


赤しその染まり具合はピカイチ。
食べてみると種まできれいに真っ赤だった。
おにぎりに丸ごと1個を入れたら
すっぱくはあるが、ほどよい美味しさ。

塩分18%


さすがに18%はしょっぱスッパい。
十郎らしく、皮がふわふわと柔らかく
実のジューシイさといい上品な仕上がりに。
これを熟成させるとどう変わるのか楽しみだ。


十郎梅で梅干を作ろう 0620
十郎梅の塩漬け完了! 0621
十郎梅の梅酢もあがった 0625
続々と土用干し 0724
南高梅&十郎梅の赤しそチーム土用干し中 0807

*

南高梅

塩分10%・ヨーグルト用の顆粒グラニュー糖10%


もともと巨大果だけにあまり縮んではいないように見える。
顆粒糖は便利でいいな。
低塩分で加糖なので、食べやすく、
1粒が大きいのも満足感たかし。

そもそも梅干が好きになったのは、こどもの頃に
お歳暮などで届けられた紀州の白梅干(塩分8%)が
それまでの概念を打ち崩す美味しさだったためであり
これはその記憶に近い味わいだった。

来年はこの割合でもっとたくさん漬けよう。


塩分15%赤しそ


赤しそが足りなかったのか、おもったほど
きれいに色が乗らなかったのは残念。
しかしシソの風味はついているので、
見た目さえ気にしなければ問題なし。


塩分18%(一部赤しそ)


南高梅の塩分18%は初めて梅干を漬けた3年前から
続けているが、今年のできばえもなかなか。
なんといってもこの塩分だと作るのも保存するのも
傷みにくく安心だというのは大きい。

3年前の梅干もまだ残っているので、
まずはそちらから食べていくつもり。


南高梅を塩漬けに 0703
赤しそ発見! 0711
続々と土用干し 0724
南高梅&十郎梅の赤しそチーム土用干し中 0807

*

今年は暑いわりにベランダに日差しが照りつける時間が短く、
やきもきしながら空と天気予報をにらむ日が続いた。

初挑戦の赤しそは満足いく仕上がりになったが
葉を選別して洗って乾かして…が大変だったな~。
赤しそそのものを手に入れるのも苦労したが、
来年はもう少しスムーズにこなしたい。

あれこれと試してみて自分に合った塩梅を見つけるのは楽しい。
小さく愛らしい小梅、デリケートで酸味のきいた十郎梅、
安定していて頼もしい南高梅、どれも個性があって好きだ。

ザルやアミを洗って片付ける。
また来年の梅のシーズンまでさようなら。

赤しその葉は乾かしてゆかりに、
赤梅酢には新ショウガを漬けている。