おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

生食・調理用ヤマトイモと加工用ヤマトイモ

2012年12月10日 01時49分34秒 | 農業

写真1 生食・調理用の「めぬま特産 やまと芋」、姿、形は揃っている。


写真2 いただき物の「めぬま特産 やまと芋」(写真1と同じ)、Tさん夫妻に感謝。


写真3 黄色コンテナのビニール袋に入れられたヤマトイモ、姿・形は不揃い。


写真4 加工用ヤマトイモ入りの黄色コンテナが軽4輪トラックに積み込まれている。


写真5 ヤマトイモの掘りとりには機械が使われる。それゆえ、植栽面積の規模拡大が可能。


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1.農産物の生食・調理用と加工用
 農産物には、そのまま食味者や消費者などが購入して食べたり、料理する生食・調理用と、加工業者に出荷される加工用の二つがある。
 生食・調理用の多くは店頭に並べられるので、味とともに見た目が大切。それゆえ、姿、形の統一が流通業者などから求められる。姿、形の不揃い許容幅は狭い。
 一方、加工用は味とともに加工のし易さが大切。姿、形の不揃い許容幅は、生食・調理用にくらべて広い。

2.ヤマトイモに見る生食・調理用と加工用
 生食・調理用と加工用をヤマトイモに見ると次のようである。
 写真1と写真2が生食・調理用のヤマトイモで、埼玉県熊谷市(旧妻沼町)の「めぬま特産 やまと芋」。姿、形が揃い、ダンボール化粧箱に入れられて市場などへ出荷される。
 写真3は栃木県河内郡上三川町で栽培されている加工用のヤマトイモ。姿、形は不揃いのまま、コンテナに入れられて加工業者へ出荷される。
 この時季11月、12月、JR宇都宮線自治医大駅と石橋駅の沿線東側の台地を歩くと、ヤマトイモ掘りとり中の畑や、ヤマトイモが蔓を切られて掘りとりを待つ畑が多い。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年11月23日同月08日同年04年01日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2012年11月30日、写真3~写真5;同月25日 撮影地:写真1・写真2;埼玉県久喜市、写真3~写真5;栃木県河内郡上三川町
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