

写真1 ポリバケツからポリザルに移されたヤマベとコイ

写真2 コイを取り出し、持ち帰り用肥料ポリ袋へ移す。
2012年3月3日、ホーレンソウ畑の近くに建つ住宅の庭、投網を軽トラックのホロ付き荷台に収納する男性と、ポリバケツで魚を洗っている男性がいる。ともに還暦過ぎのよう。
魚は、くだんの投網で獲ったのであろう。投網収納の男性が次のように教えてくださる。
<かごの中の魚は何ですか> ヤマベとコイ
<田川や用水路で獲ったんですか> いや、ここらは汚くて駄目。
<そうですか> もっと宇都宮寄りの方。
<食べるんですか> いや食べない。この人(ポリバケツで魚を洗っている男性)は食べる。
ヤマベはオイカワの当地での呼称。関西、九州などではハヤと呼ぶ。
そうだ、私は小学校時代、近所の小さな川で石を積み堰止めてハヤなどを獲って遊んだ。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月03日 撮影地:栃木県下野市