ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

おでき撃退中

2016-03-24 | 8~9歳


 アリエスは3年前と4年前に、それぞれ左のおしり、左前足の腫瘍性病変を切除しています。組織診断はいずれも血管腫~血管肉腫の中間で、すなわち良性と悪性のグレーゾーンと診断されています。病理医からのコメントでは、血管内皮由来の腫瘍ができやすい体質の可能性があるので、今後とも慎重に観察をとの記載がありました。

 3個目のおできを見つけたのは3か月ほど前のこと。後頸部に、見覚えのある様子の1cmほどの大きさのものが。脂肪腫などとは違って、根が張ったような深さと硬さを持っています。やはり血管関連と思われ、青っぽい。しばらく経過をみましたが、案の定小さくはならず。いずれ生検かなと思っていました。その前にいちど、毎月来てくれるカイロの先生に相談してみることにしました。

 カイロの先生はもともと心臓外科医。現在は一般的な治療はせずカイロプラクティック・鍼・ホリスティック医療に特化した診療によって、一般診療で対応の難しい症例や緩和ケアなどに力を発揮されています。今回は、ハーブのレッドクローバーの内服のアドバイスをもらいました。ネットでオーガニックの製品を選び、飲み方と量の指導を受けて始めてみました。先生を信頼してはいても正直な話、うまくいけばラッキーくらいに考えつつ。

 以来2週間ごとに写真を撮っていましたが、あんまり変わらないので少々気落ちしながら1か月ほど空いてしまいました。いずれにしても即効性があるわけでもなし、まあ春の採血の時に対応を検討しなきゃな、と次のステップを考えていました。

 ところが開始から70日あまり経って、いいかげん撮影しようと調べてみると、感触がずいぶん違ってきてる。浅く、柔らかく、直径も半分ほどに縮小していたのでした。へーーーーやったーっ!!でかしたアリエス!!これからも気を抜かず、よくよく観察していかなくちゃ。アリエスの体はちゃんと努力していたのに、母ちゃんサボっててごめんよ。

 さて、ヒトでも複数の施設で医療を受けて、連絡がうまくいっていなかったり混乱をきたしたりすることがあります。そういったことを避けるため、かかりつけのクリニックの先生にも、細かい経過を含めすべてお話しするようにしています。専門分野や診療方法の違いによる対立ではなく、相互に現状を理解し尊重することでアリエスにとってのベストチョイスを支援して頂いているので、どちらも私達にとって本当にありがたいドクター達です。

 正確に状態をつかみまちがいなく報告する。家族としての希望やスタンスを明確に伝える。専門家の意見を検討して実践する。そのあたりが、アリエスの責任者としてのさしあたりの自分の仕事かな。 

 

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