ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

アリエスの友達

2019-11-10 | 11~12歳
家の周辺や庭には、いろいろな鳥がくる。アリエスはよくカラスを見上げていたっけな。スズメは毎朝にぎやかに屋根におり、ムクドリの家族は事件現場を調べる鑑識班のように、整然と並んで地面をつつく。キジバトの夫婦は庭のヤマモモの木に入居希望の様子で、そこからの眺めや動線を確かめていて、本当にヒトが部屋の内覧でもしているかのようで笑ってしまう。前年はモミジの木でヒナがかえった。コロコロと優しげに喉を鳴らす姿を見せない常連もいれば、トンビが高く滑空して、空が雄大だったことを思い出させる。メジロは庭になる実もの狙いだし、誰かが砂浴びした跡もよくある。

先日は植木鉢でウグイスが寝ていて驚いた。草花に順番に水やりをしていたら、葉っぱじゃないものがいる。緑どうしで隠れてるつもりか…。気づかなくてすぐそばまで手を伸ばしていたのに動かないので、ケガでもしてるんじゃないかと心配になる。困った…鉢のまま動物病院に連れていくかな。と思案していたら、つぶらな瞳がひとまわり大きく開いて、今さらびっくりした顔で慌てて飛んでいった。彼は寝ぼけていたのだな。ともあれ、大事なく何よりだった。腐葉土たっぷりで温かい土だから、ついまどろんだのだろう。またおいで、ということで、鉢の配置もまわりの物も動かさないようにしている。早く来ないと枝が伸びちゃうよ。

アリエスの庭に、快適そうにしてくれる生きものがいることがとても嬉しい。疲れてる命、弱って休みたい命、ここへ連れてきて束の間でも安らげるようにしてあげな、アリエス。



うっかりゲキシャされた寝ぼすけくん

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