杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

猿ロック THE MOVIE

2010年09月12日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2010年2月27日公開

失踪中の父に代わり、「猿丸カギ店」を切り盛りしている天才カギ師・サルこと猿丸耶太郎(市原隼人)の弱点はずばり女。ある日、マユミ(比嘉愛未)と名乗る美女の依頼で、勤務先だというスポーツクラブの金庫の扉を開ける事に。だがその中にあったのは、数日前に銀行強盗犯が現場から持ち去ったトランク。何も知らずに取り出したサルは何故かヤクザ(光石研)に追われるはめに。マユミを守りたい一心で彼女と逃走したサルは、警察からも指名手配を受けることになる。実は警察とヤクザが血眼になって探すトランクの中には、とんでもない“モノ”が入っていたのだ・・。

週刊「ヤングマガジン」に連載された芹沢直樹の人気コミックが原作で、TVドラマ化されて人気を博した物語の映画化だそうです。

美女にめっぽう弱いサルが夢中になるマユミは、出まかせな嘘で煙に巻く喰わせ者。
そもそも何故このトランクに目をつけたのか、やば系なヤクザ相手に度胸が良いのか楽天的なのかちょっと理解に苦しむけれど、その辺はノリで観ないと着いていけなくなるかも。

トランクの中身は現生と警察の腐敗に関する情報が詰ったUSBメモリ。冒頭で正義のヒロインを演じていた水木署長(小西真奈美)や、警察幹部(西村雅彦・國村隼)が絡んで、きな臭いけど、彼らの会話シーンって思いっきりボリューム絞ってるんで、聞き取りにくかったなぁ

ヤクザの薬漬けな男(和田聰宏)の外見や様相があまりにソレらしくて笑えます。
そもそもスポーツジムで怪しげなサプリを使ってる時点で警察とグルにせよ、マスコミや口コミ考えたらかなりヤバイでしょ。

サルの幼馴染の面々、冷静なリツコ(芦名星)・キテレツな山本(渡部豪太)・刑事の山田(高岡蒼甫)のキャラも面白かったです。TVドラマを観ていなかったけれど、映画だけでも彼らのキャラや仲の良い雰囲気は伝わりました。

原作やドラマのファンには楽しい作品だろうなと思いました。
ま、可もなく不可もなく・・普通~~




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