杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

スティーヴン・キング 8つの悪夢 2

2007年11月01日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2006年 アメリカ

スティーブン・キングの、"悪夢"をテーマにした8本の短編ホラー小説を映像化した3枚組DVDの第二巻。
登場人物を通して、心の闇に潜む恐怖を描いている。

第4話「ハワードに何が起こったか」
第5話「ロードウイルスは北に向かう」
第6話「フィフス・クォーター」

ちなみに他の巻に収録された作品は以下の通り
第1話「バトルグラウンド」
第2話「クラウチ・エンド」
第3話「アムニーのラストケース」
第7話「解剖室 4」
第8話「ロックンロール・ヘブン」


「オール・ザ・キングスメン」を借りたつもりで、開けたらこれが入ってました。まーたやっちまったよケースと中身が違うなんて、疑うことないもんな~~(泣)スティーブン・キングは嫌いではないので、ま、いっか~!と観始めたけれど・・これがまた三本組の一本だったなんて・・どうりで、特典のインタビューとか知らない場面が挿入されてるし。

天才的頭脳を持った弟の発見で人類から闘争心を消し去ったら、アルツハイマーという副産物により滅亡の危機に・・という「ハワードに~」、病気の不安を抱えるホラー作家がガレージセールで見つけた絵が、彼を悪夢へと誘う「ロードウィルスは~」、仮出所した男が、刑務所仲間から大金を隠した地図の一部を渡され、一攫千金を夢見て残りの地図を持つ者たちの元へ向かう「フィフス~」

一番わかりにくかったのが「ロード・・」作家の悪夢と現実が入り混じり、どこか「シークレット・ウィンドウ」の匂いもあるけれど、結局どうなったのかは曖昧。

「ハワード~」は結末がわかれば、あぁ、そういうことなんだ!と。どこか星新一のSF小説のオチを思わせるラストです。
この中では「フィフス~」が一番希望があったかな。もちろん、元犯罪者を迎える現実は甘くはないけれど、せめていま少しまともな生活が出来るかもしれないものね。ディズニーのアトラクションの「カリブの海賊」の宝石箱を連想させる隠し場所が個人的にはツボにはまりました。

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