シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

わからないくせに見たことあり・・アンダーグラウンド映画

2006-03-03 23:13:06 | Weblog
若くてお尻が青かったころ、やたら難しい映画を見たがったりした。

さっぱりわからないんだけど、「え~~な~~」と悦に入ったりして・・

極め付けはアンダーグラウンド系の映画だ。
ジョナス・メカスというアングラの大御所(今は80代なんだって)の「映画日誌」とかいう本を夢中になって読みました。

その中に登場する数々のアングラ映画・・エンパイア・ステートビルを見上げるアングルにカメラを固定、ずっと24時間フィルムをまわした「エンパイア」とか、ケネス・アンガーって作家の作品のことなどがよく登場した。

一度、このケネスさんの作品を見たいもんだと思っていたところに、どっかの小さいホールで上映会ありってのを、ぴあで発見。

「スコルピオ・ライジング」とかいうのを見たと思う。
私はそのころ20歳くらい・・

いや~~~もう何かすごかったってしか覚えてまへん。

もちろんストーリーらしいストーリーは存在せず、ひたすらうっとりと「軽くやばい」描写が続きます。

感覚的にきれい・・っていうシーンももちろんあったのでしょうが、アホな私はひたすら「これは何を意味しているのか?」「このシーンは何のメッセージを表現しているかの?」と頭で考えるばかり・・

若かったからね・・仕方ないか・・

今なら「ただ見る」ってなこともできるんでしょうが・・

画像は危険なリス・・
アングラ映画にも美しいものもありますが、かなり危険なものもあるってことすね








最新の画像もっと見る

コメントを投稿