シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

なぜか見終ってケンカ・・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

2005-06-13 01:34:37 | Weblog
85年大ヒット作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はロバート・ゼミキス監督作。彼、ヒット作をいっぱい作ってますね~

これはロードショーで映画館で見たんです。もちろん相方といっしょに。
見終った後、彼は「すご~~~い!!面白い~~~!!」と大興奮。なのに、私は「この演技って何?すごい大げさで馴染めません」と言ったため相方君は大憤慨。プンプン怒った彼と銀座からバラバラに帰宅したのを覚えています。若かったな~~

当時結構さりげない演技に見慣れていた私は古典的なコメディの演技を古臭いと感じちゃったんですな~

みんな、ものすごいオーバーアクト!でも、何回か見るうちに、この愛すべき映画の良さを理解できるようになってきました。

ストーリーは今さらって感じだけど、主人公のマーティ(マイケル・Jフォックス)は友人の博士エメット・ブラウン(クリストファー・ロイド)が発明したタイムマシーンで30年前にタイムスリップ。
なんと当時高校生だった自分の母親に恋されてしまう。母親は同じ学校に通う父親に恋をして結婚をしてマーティ含め3人の子供を生む予定だったのに!

このままでは自分たちは生まれない!さ~どうする!どうなる!

この映画、とにかく伏線の張り方が並じゃない。
最初にタイム・マシーンの実験に出てくるモールも、マーティが過去に戻って「あること」をしたせいで、現在に戻ったときには名前が変わっていたりする。

細かいところにすごくこだわる。

エメット役のクリストファー・ロイドは本当に古典的な演技で笑わせる。相方は彼の演技が大好きで同じところで何回でも笑う。

でも、何より笑えるのはジョージ・マクフライという役。マーティの父親で冴えない親父。
このキャラも笑わせてくれます。その後、この俳優さんの活躍が目立たないのが残念。
イメージ、濃すぎたかしら?

マーティとジョージがおそろいの服(色違い)でキャンパスに現われるのも可笑しい。
主題歌を歌ったヒューイ・ルイスが変な髪形でちょいと登場したりして、楽しさ満載。
2はあまり好きになれず、3ではなんとか盛り返したけど、やはりこの1の出来には遠く及ばないと思います。シリーズものの宿命・・ってやつかな?





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (仁左衛門)
2006-01-20 14:41:57
映画館から別々に帰宅という面白エピソードを紹介していただきまして、ありがとうございます。

この映画は夏の早朝か、秋がこれから深まって行くぞという頃の撮影か、ちょっと引き締まった透明な(?)空気感が見てとれるので好きです。

まぁ実際にそういった頃に撮影されたかどうかは分かりませんが、勝手にそう思っています。

f^_^;

また、『インディジョーンズ』3作品もそうですが、こういった【冒険大活劇】がハリウッド映画の一番の楽しみで、日本映画には無い所かもしれません。

そして、それを追究しているのが、宮崎ジブリ映画ではないかと思うのです。
返信する
冒険大活劇! (anupam)
2006-01-20 20:51:20
そう、理屈抜きの「冒険活劇」って素晴しいですよね!あまり静止していると「写真」じゃないんだから~~と思います。



「動き」があるからこその「映画」の楽しさ!これを生かすのはカメラの力が大きいと思います。日本はカメラがね~~あまり「お!」と感じさせてくれる作品がありませんな~
返信する

コメントを投稿