シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ラストシーンをよく見ると・・「レモ 第一の挑戦」

2005-05-30 20:37:59 | Weblog
85年、ガイ・ハミルトン監督作「レモ 第一の挑戦」

これは公開時にはまったくヒットもせず、今もうずもれていて知名度ゼロの作品だけど、なかなかどうして面白いの!!!

私たちはレンタルで何回も見ました。

ジャンルはアクションで、警官のレモは瀕死の重傷になったのをきっかけに、整形され新しい人間として生まれ変わらされる。
彼の新しいミッションは政府のエージャントとして007みたいな隠密の使命を果たすこと。

そこで、彼はマスター・チュンについて新しい武術「シナンジュ」を身に着けることに・・

この訓練がすごいおかしい。「スター・ウォーズ」のヨーダとスカイウォーカーの関係のようで、チュンは東洋代表って感じで西洋人であるレモを軽くバカにしながらも大事に育てていく。

西洋人にとっては神秘ってな感じのマスター・チュンを演じているのは実は西洋人のジュエル・グレイ(キャバレーなどに出演)。でも違和感なく見えるのはすごいです!

ピストルの弾をよける方法を教えたりして「マトリックス」よりもすすんでいるぞ!

タイトルが「第一の挑戦」だったので、きっと第二の挑戦もありだろうと思っていたけど、これっきりになっちまいました。なんせ、全然ヒットしなかったからな~

もしもレンタルで見る方がいたら、ラスト近くマスター・チュンが「さらばじゃ!」って感じで湖の上を走って去っていくシーンにご注目。
レモはマスターの神業に呆然としているが、私たちはマスター・チュンの足元を見て呆然・・
だって、湖の表面に板が丸見えなんだもの・・チュンはその板の上を走っているわけよ。もちろん水で隠しているけど、板の形が見えちゃうの。昔はCGもないしね。

本当ご愛嬌の愛すべき映画です!

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