シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ダイヤは女の親友?・・「紳士は金髪がお好き」

2006-09-05 22:28:04 | Weblog
53年、男っぽい映画で有名なハワード・ホークス監督作「紳士は金髪がお好き」

金髪のローレライにマリリン・モンロー、黒髪のドロシーにジェーン・ラッセル。
ふたりはショー・ガール。気性は正反対なのに、なぜか親友だ。

モンローはとにかく「金」大好き!ジェーンは「いい男」大好き!
ジェーンは、いい男でも金のないやつに惚れちゃったりするので、親友のモンローは、何とか彼女に金持ちの男を見つけてあげなきゃと思っていたりする。

このふたりが船旅でアメリカからパリに渡る。

そこでダイヤの鉱脈をもっているオヤジ(もちろん妻帯者)と出会い、そのオヤジの奥方がしている超高価なダイヤのティアラにモンローが狙いを定めたから、さあ大変。

モンローは「頭が弱くて、とにかく拝金主義」の女をうまく演じています。
彼女、本心もこんな風なんじゃないの?と思われることを、計算に入れた上で悠々と演じてますね。

一方ジェーンは男っぽい気性で頼りがいのある姉御肌。
この方単体で見れば十分に美しいのですが、隣がモンローなので・・

ミュージカルとしては、あまり曲のシーンに魅力を感じなかったな。

でも画像にもあるパリのキャバレーでのモンローのダンスシーンは最高でした。

「ダイヤは女の親友、女は年をとると醜くなる、男は寄り付かなくなるわ、でもそんなときでもダイヤは裏切らない、ダイヤが女の親友よ!」という歌詞には爆笑した。

あまり宝石に興味がないので、貴金属に血道をあげる気持ちはわからないけど・・。細木○子のように弁当箱のような大きさの石のついた指輪とか、自分がめちゃ金持ちになっても買わないだろなと思います。

本作は物語の展開も少々強引で、ちょっとめちゃくちゃですが、とにかく主演のふたりの圧倒的な魅力で最後まで突っ走ってしまいます。

大富豪の少年(10歳くらい)が登場して危機一髪のモンローを助けるシーンで「君を助ける理由はふたつ、ひとつはボクが子供であなたを助けることが犯罪にならないこと、もうひとつはあなたが抗いがたい魅力をもっていること」とオナマなセリフを吐きますが、モンローは本当、抗いがたい魅力満点!

生きていれば今年80歳!圧倒的に美しいときに人生の幕を閉じたことは彼女にとって幸せ・・だったと言えるかもしれません




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2 コメント

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でかいダイヤは買わないよ! (koukinobaaba)
2006-09-06 17:51:02
anupamさん、こんにちは!

モンロー大好き!ミュージカルではないですが「お熱いのがお好き」と「百万長者と結婚する方法」の記事を書いています。「ならず者」のジェーン・ラッセルが「紳士は金髪がお好き」で歌ったり踊ったりで驚きました。モンローは歌もダンスも天才だと思います。当時で吹き替えなしで全部演じるなんて珍しかったでしょう。とにかく努力家だったそうですよ。

ダイヤモンドのアクセサリーは別に欲しくないですがダイヤの粉で出来た砂時計って綺麗ですね。
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私も買わないよ! (anupam)
2006-09-06 22:24:21
私もでかいダイヤは買わないすっね。

だって重いじゃ~~んと・・



歌を自分で歌っているってすごいですよね、モンローは声も素晴らしくかわいいしね。

最高でしたわ。



ダイヤの粉で出来た砂時計って見たことないな。すごそ!あとで画像検索してみよっと
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