シドニー・ポラック監督作だとは知りませんでした・・「大反撃」
これはテレビ放映で一度見たきりですが、奇妙で強い印象を残す作品でした。
69年製作で、たぶん中学か高校くらいで見ているんじゃないかな~~
バート・ランカスター、ピーター・フォーク、ジャン・ピエール=オーモンといった渋い顔ぶれ。
第二次大戦、フランスの古城にバート・ランカスターとその部下の軍人がたてこもります。彼らのたてこもっていた日常と、それをかぎつけて攻撃をしかけてくるドイツ軍との攻防を描いているのですが、何とも不思議な退廃的なムード・・
普通戦争ものっていうと「コンバット」とかアクション色が強くなるのだけど、この作品はそれよりも「無常だな~~~~~」っていう感じを打ち出しています。
たてこもっている間、結構平和っぽい日常の描写もあり、それだけに最後の戦闘シーンが強いコントラストで・・確かみんな死んでしまったと思います。
シドニー・ポラックは監督としても、もちろんたくさんのヒット作を生んでいる職人系の監督さんだけど、俳優としてもいい味を出している。
「アイズ・ワイド・シャット」では超金持ちのおっさん、クリスマスのパーティーで連れ込んだお姉ちゃんがドラッグの取りすぎで失神、おろおろする様をリアルに演じていました。
しかしさ~~超大きな屋敷とはいえ、同じ屋根の下にたくさんの客、そしてもちろん奥さんもいるのに、よく娼婦のお姉ちゃんと一戦交えようとするな~~。
監督で俳優としても脇役でいい感じなのは、ロブ・ライナーもいますね。
(「めぐり逢えたら」でトム・ハンクスに今いけてる男の条件は「いいケツ」をしていることとティラミスを知っていることと説いた建築現場の棟梁役)
俳優さんに演技指導するわけだし、考えてみれば、役者さんとして成立するのもうなずける話ですよね・・
これはテレビ放映で一度見たきりですが、奇妙で強い印象を残す作品でした。
69年製作で、たぶん中学か高校くらいで見ているんじゃないかな~~
バート・ランカスター、ピーター・フォーク、ジャン・ピエール=オーモンといった渋い顔ぶれ。
第二次大戦、フランスの古城にバート・ランカスターとその部下の軍人がたてこもります。彼らのたてこもっていた日常と、それをかぎつけて攻撃をしかけてくるドイツ軍との攻防を描いているのですが、何とも不思議な退廃的なムード・・
普通戦争ものっていうと「コンバット」とかアクション色が強くなるのだけど、この作品はそれよりも「無常だな~~~~~」っていう感じを打ち出しています。
たてこもっている間、結構平和っぽい日常の描写もあり、それだけに最後の戦闘シーンが強いコントラストで・・確かみんな死んでしまったと思います。
シドニー・ポラックは監督としても、もちろんたくさんのヒット作を生んでいる職人系の監督さんだけど、俳優としてもいい味を出している。
「アイズ・ワイド・シャット」では超金持ちのおっさん、クリスマスのパーティーで連れ込んだお姉ちゃんがドラッグの取りすぎで失神、おろおろする様をリアルに演じていました。
しかしさ~~超大きな屋敷とはいえ、同じ屋根の下にたくさんの客、そしてもちろん奥さんもいるのに、よく娼婦のお姉ちゃんと一戦交えようとするな~~。
監督で俳優としても脇役でいい感じなのは、ロブ・ライナーもいますね。
(「めぐり逢えたら」でトム・ハンクスに今いけてる男の条件は「いいケツ」をしていることとティラミスを知っていることと説いた建築現場の棟梁役)
俳優さんに演技指導するわけだし、考えてみれば、役者さんとして成立するのもうなずける話ですよね・・
私もストーリーはほぼ忘れているんですが、あの物憂い感覚が忘れがたい作品なんですよね~~
ちょっと色合いとしてはリンゼイ・アンダーソン監督の「if・・もしも」とかと似ていたような・・