75年スタンリー・キューブリック監督作「バリー・リンドン」
主演ライアン・オニール。
昨日初めて見ました。相方はロードショー時に鑑賞しているらしいが、何一つ覚えていなかった。まあ、彼は宵越しの記憶は持たない主義なので・・
公開当時、18世紀の室内をロウソクの灯りのみで撮影したことや、その華麗な映像美が話題になったが、私はライアン・オニールにピクリとも食指が動かないので見ず終い。
でもね~~なかなかよかった~~~
186分と尺が長いが、あまり長さを感じさせない。
アイルランド青年ライアン・オニールは様々な運命に翻弄されながら、貴族のリンドン夫人と結婚し、バリー・リンドンとしての栄光をつかむのだが・・
前半は彼がいかにしてバリー・リンドンになったのか・・まで、後半は彼のその後の凋落を描いている。
前半のバリー(ライアン)には朴訥とした人柄の良さがあり、何だか運命にもてあそばれる様が「フォレスト・ガンプ」っぽいな~~と。
この前半の方が好きですね。
後半は自分の身の上、実子の身の上の確保を母親からたきつけられ、貴族の身分を手に入れようとする、何だかいけ好かない男になっている。
奥さんをほうりっぱなしで酒池肉林。
この時代はこんなものだったんだろうね。奥さんはかごの鳥でね。
バリーの実子役の子供がかわいい!萩尾望都の「トーマの心臓」にでも出てきそう!
映画全体は淡々と重厚で、美しい自然を描きながら、冷え冷えともしている。
好きですね~~~
ライアン・オニールの演技してんだが、何だかよくわかんない感じもうまくはまっています。
演技力の卓越していない男優をもってきたのも、さずが!
美術品を鑑賞するような気持ちで見れる一品と言えましょう
主演ライアン・オニール。
昨日初めて見ました。相方はロードショー時に鑑賞しているらしいが、何一つ覚えていなかった。まあ、彼は宵越しの記憶は持たない主義なので・・
公開当時、18世紀の室内をロウソクの灯りのみで撮影したことや、その華麗な映像美が話題になったが、私はライアン・オニールにピクリとも食指が動かないので見ず終い。
でもね~~なかなかよかった~~~
186分と尺が長いが、あまり長さを感じさせない。
アイルランド青年ライアン・オニールは様々な運命に翻弄されながら、貴族のリンドン夫人と結婚し、バリー・リンドンとしての栄光をつかむのだが・・
前半は彼がいかにしてバリー・リンドンになったのか・・まで、後半は彼のその後の凋落を描いている。
前半のバリー(ライアン)には朴訥とした人柄の良さがあり、何だか運命にもてあそばれる様が「フォレスト・ガンプ」っぽいな~~と。
この前半の方が好きですね。
後半は自分の身の上、実子の身の上の確保を母親からたきつけられ、貴族の身分を手に入れようとする、何だかいけ好かない男になっている。
奥さんをほうりっぱなしで酒池肉林。
この時代はこんなものだったんだろうね。奥さんはかごの鳥でね。
バリーの実子役の子供がかわいい!萩尾望都の「トーマの心臓」にでも出てきそう!
映画全体は淡々と重厚で、美しい自然を描きながら、冷え冷えともしている。
好きですね~~~
ライアン・オニールの演技してんだが、何だかよくわかんない感じもうまくはまっています。
演技力の卓越していない男優をもってきたのも、さずが!
美術品を鑑賞するような気持ちで見れる一品と言えましょう
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