シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ラスト、幸せで満腹

2009-06-04 22:19:48 | Weblog
昨日「グラン・トリノ」をついに劇場鑑賞

ラスト、走り去るグラン・トリノを見ながら
なんとも切ない至福・満足感に満たされたワタクシ

いいね~

いいシーンはいっぱいあったけど
中でも好きなのはイタリア人の床屋のおっさんとイーストウッドの会話
「これが男の会話ってもんだ」

でもさ、このポスター、「パーフェクト・ワールド」に構図そっくりじゃね?
イーストウッドの好みなのかな?



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6 コメント

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僕も見ましたよ (cool-october2007)
2009-06-06 18:59:35
グラン・トリノは飛行機の中で見ていました。いい作品でしたね。
彼が身内に絶望し、コミュニティが機能しているアジア系家族にコミットして行く様子がちょっと複雑でした。それがクリント・イーストウッドの絶望なのかと。

ところでこの作品の結末と言い、最近クリント・イーストウッドの作品って「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」(「ヨハネ伝」第12章24節)的な自己犠牲の思想が強く出ているような気がします。
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床屋のおっさん (samurai-kyousuke)
2009-06-06 21:36:32
床屋のやりとりは爆笑でしたね~。
ラストの歌も良かったです。
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cool-october2007さん (anupam)
2009-06-06 22:24:28
「いい映画」とまっこう言って構わない、恥ずかしくない・・そんな作品だったですね。

イーストウッド作品には常に「死」がありますね。その「死」には確かに自己犠牲の思想が出ているように思えますが、「これでいいのだ」という西部劇のヒーロー像のようにも感じられました。

これで俳優業は終わりだそうで、今後は監督に専念とか・・
もう80歳近いんですが、元気なジイジです。
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samurai-kyousukeさん (anupam)
2009-06-06 22:27:20
床屋のおっさん、マジよかったですよね~
あんな風に話してケンカにならないのが、いいな~

ラストの歌はイーストウッド自身のかすれた歌声がいい味だしてました。

あの犬、デイジーもよかったな~
ああ~いいシーン、いっぱいあったな~
早くDVDでないかな~
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さまざまな (vivajiji)
2009-06-07 09:14:41
さまざまなテーマはちりばめられて
いるけれどanupamさんご指摘のように
彼の作品の底に流れているのは「死」。
そして
今回の締め方のカッコ良さにはもう脱帽。

後半部に行くに従ってダレダレになっていく
最近の映画と正反対にイーストウッドの作品は
ラストに近づくにつれて力強くなってゆく。
で、あの珠玉のエンディング。
観客を知ってるよ。
映画をよ~くわかっている人ね。
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viva jiji 姐さん (anupam)
2009-06-07 22:12:02
確かに「ダレ」なしでしたね。

「ムダ」もありませんでした。

へたれな監督だったら、あの姉弟が現場に到着するまでイーストウッドを死なせず(あら、ネタバレしちゃった、ま、いっか)虫の息の彼と彼らの涙の会話をやっちまったことでしょう。

そんなこと一切なし、
余計なおしゃべりなし。

映画をいっぱい見ている観客の「あ~~そこそこ」ってのをご存知の方なんですね~
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