シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

毛がむけるところ・・怖いよ~~「レッド・ドラゴン」

2006-03-31 19:08:41 | Weblog
トマス・ハリス原作、ブレット・ラトナー監督作「レッド・ドラゴン」

人食いレクター博士シリーズでいうと一番最初の話の部分にあたる。

これは劇場で見ました。私は怖いぜ~~と思いましたよ。
「羊たちの沈黙」と比べるのは、いささか気の毒というもの。
これ単独で見れば、十分いけてる作品だと思いました。

エドワート・ノートンは元FBI捜査官役、「羊~」のジョディ・フォスター演じるクラリスの上司、クロフォードをハーヴェイ・カイテルが演じている。「羊~」ではスコット・グレンが演じている役で、これはハーヴェイではあまりピンとこなかったですね。
っていうか、スコット・グレンがはまり過ぎってことだけなんだけど。

殺人鬼をレイフ・ファインズ。彼すごいよね~~~

幼児期に激しい虐待を受けたことで、人格が割れてしまった役。背中にね~~すごいタトゥーが!!タトゥーってものを見て、吐き気を覚えたのは初めてだ。

そのくらい迫力がある。

レイフが想いを寄せる盲目の心優しい女性に、エミリー・ワトソン。彼女はティム・バートンの「コープス・ブライド」で主人公の許婚役の声優をやっています。

このエミリーを自宅に招いたレイフの葛藤がすごい。だって恋している相手なのに「殺しちゃえ!」とも思っているんだもの。それを「頼むから、彼女を殺さないで」って必死にくいとめている半分の自分がいる。

幼児期の虐待っていうのは、こんな残酷なことをもたらすんだね。

もちろんレクター博士、アンソニー・ホプキンスも登場するけど、さほど比重が大きくない。

レイフに殺害されようとする男、目覚めると瞬間接着剤で椅子に皮膚をはりつけられている。逃げようとすると、皮膚が!毛が!ぎょえ~~~

あいたたたた~~~

幽霊も怖いけど、こういう異常犯罪の方がもっと怖いよね。


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