当時の私がバンド名を全く知らずにラジオで初めて聞いて衝撃を受けた曲が「キラー・クィーン」と「トランプルド・アンダーフット」
その衝撃の1曲「キラー・クィーン」を生んだイギリスのロックバンド、クィーンの伝記的物語、「ボヘミアン・ラプソディ」をimax 2Dにて鑑賞。
何回か劇場で予告編を見て、これは絶対に見なきゃねと言っていた作品。おそらく今年最後の劇場出撃ですね。でも、ポイントがあとちょっとで1本無料ってところ。期限が近いからなにか見るのかな。
まあ、そんな話はどうでもよくて。。。
映画では、意外なくらい、早い段階でスターになった彼らだが、実際はクィーンとして軌道に乗るまで他の仕事をしたりしていたようだ。でも、そうした下積み時代をすっとばしているのは、売れてからの彼らをじっくり描きたかったからだね。
まずは、とにかく容姿の再現性がすごい。
ブライアン・メイが似ている率、一番高かったかも。フレディも良かったけど、どちらかというとミック・ジャガーに似ていなくもない。
「ジュラシック・パーク」のティム少年がこんなに大人になってジョン・ディーコン役をやるなんて・・子役出身としては、本当にうまくいっている方で何よりです。
クィーンが活躍し始めた時代は、レコードセールスがすべてで、そのためにはラジオでかけてもらうことが何より。そのためにはシングルは3分以内で・・が鉄則。でも、「ボヘミアン・ラプソディ」は6分超え。ありえねーと上役に言われるが、彼らは強気。自分たちの音楽は自分たちで決めると言い切る。
家族のように結束の固いクィーンだったが、売れっ子になった段階くらいから、フレディの素行が極端になり、ほかのメンバーがついていけなくなる。
フレディはバイセクシュアルで、大好きな女性もいたが、どうしても男性にも目が行く。
愛する女性はフレディから「自分はバイセクシュアルなんだ」という苦しい告白を受け、離れていく。
孤独の淵に立つフレディは、ますます荒れた生活に・・
それにそんな彼をバンドのメンバーやまっとうなアドバイスをしてくれるマネージャーから孤立させて、とりこもうとする奴もでてくるわけで・・
アルアルな話なんだけど、フレディの孤独には胸がつまる。
だからこそのラストのライブエイド。
この再現性もすごい。
帰宅してからyoutubeで観たが、本当に細部までそっくりなの。
観客のほとんどはおじちゃん、おばちゃん、中にはおばあちゃんも。
みんなクィーンを愛していただね。